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新任警視(上) (新潮文庫 ふ 52-55)

感想・レビュー
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てつ
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ネタバレ東大法学部卒業、25歳で地方警察署の課長となったエリート司馬。警察の階級社会、世間に公表できない事件の処理、隠蔽等、リアルに描かれ、実際にもありそうな感じがした。警察庁と地方警察署の関係、若くても階級優先、言葉遣いにも注意必要等、いつの時代なのか?とも感じた。前課長が警察署内で殺害、真相を追っていくストーリー。宗教組織による犯罪と組織撲滅を図る計画。下巻の展開に期待。
0255文字
smelly
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ネタバレ再読。ついに今の所の最新作にして最後の新任シリーズ、警視です。これはさすがに何となく覚えてるわ。シリーズぜんぶそうやけど、上巻は軽いイントロと、執拗なお仕事紹介ぞな、もし。それはもう鮮やかな紹介。めっちゃ細かい。ちと疲れちった🥱けど、MNまだその端緒も兆も掴めてないし、さぁいよいよ下巻ぞな、もし。木庭大作さん、久しぶり!笑笑
0255文字
鍵ちゃん
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1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うぱかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト集団「MN亅の本拠地だ。果たしてくる大晦日までに、教団本部を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを風圧できるか。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。というか警視以上の人や部下との関わりに苦労するかと思いきや、飄々した感じがした司馬が面白い。ただ、不倫が心配だ。頑張れ司馬!下巻に続く。
0255文字
tai65
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星4つ
0255文字
shi-
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なかなか面白い。 まだまだ事件に進展はないけど、新任の警視司馬のキャラがいい。 感想は下巻読了後に
0255文字
さちこ
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ネタバレ警察の仕組みの説明が長くて少々難儀しました。宮岡次長のリーダーたる者はどうあるべきか、担ぐ神輿が担ぎたいと思う物で無ければならない。正しくです!それにしても司馬さんは動機の友人や上司から愛されキャラですね。ベテランからすると25歳すれてない素直で純粋で優秀な若者だからが、育てたいって思わせるのかな。愛予県、鹿児島?って思ってたら、夏目漱石に坊ちゃんの地だったんですね、もし。MNの根絶、前課長の事件解決。個性的な登場人物のあり、どう解決していくのか下巻が楽しみです。案外、ダメダメな先輩が必殺の忍者なのかも。
0255文字
orat
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東大法学部卒の25歳の新任警視の司馬は、いきなり年齢も経験も遥かに上の67人の部下を束ねる愛予県県警の公安課長として、愛予県を本拠とする日本最大の武装カルト教団MNの攻略を命じられる。そして司馬の着任前に前任課長がMN教団に毒殺されてしまう。上巻は主に、自信の持てない司馬が着任した県警で信頼される課長としてあるべき姿を部下に諭されながら、挨拶回り、引継ぎから根回しや儀式までの警察の階級社会やキャリアの難しさをリアルに描くのに終始。上巻は助走といった感じで、命題の前任課長毒殺の解明とMN教団の攻略は下巻へ。
0255文字
smelly
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ネタバレ新任シリーズ!巡査→刑事ときて、いよいよ警視です。前作がどちらもめっちゃ面白くてツボにグッサリ刺さったから、今作は大事に大事に積んであって、さぁ9月やし!ということでワクワクしながら読み始めたんやけど、、、あ、アレ?説明が長ったらしくて全然進まん!警視が大変で、警察は階級社会なのは充分に分かったけど、なんか無駄に長いだけやった、、、。上巻ではほとんど進展せーへんかったら、下巻に期待しょーわい、もし。笑笑
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しんいち
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ネタバレ登場人物を紹介していくような感じの上巻。 ちょっと時間かかった感じはあるけど、今までの作品からも、最後の終わり方からも、きっとここから展開が加速していくんだろうな。 長い助走を読み終えた感じかな。
0255文字
海燕
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「新任巡査」「新任刑事」と読み進めてきたが、本作は最高傑作といえそう。著者独特の文章は健在で、警察の組織等々について、あることを説明するのに複数の表現を用いて畳みかけるようにする。クセがあるので好みは別れるところ。上巻で個人的に盛り上がった場面。地方の県警に公安課長として赴任した遠慮がちな25歳・キャリア官僚の主人公が、父親ほどの年齢の部下に諭される。「部下に敬語を使うのは金輪際おやめください」「私ら、みすぼらしい御輿を担ぐ気はありませんけん」‥年齢関係なく、腹を括って立場を演じれば、立場が人を作る、と。
0255文字
かずぺん
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ストーリーは面白いのだが。下巻に入ります。
0255文字
geshi
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警察のお仕事小説+本格ミステリの、初めて部下を持つ新任幹部の物語。著者ならではの細かさと執拗さが存分に振るわれ、任地先が決まってからの挨拶回りに始まり、引継ぎ手続き、必要な書類揃え、身支度から儀式に至るまで、徹底したリアルを余すことなく描いている。辞令が交付されて実際の仕事が始まるまで上巻の7割を要する、その水も漏らさぬ徹底は慣れていないと辟易してしまうかも。警察という巨大な組織を動かすのは人だから、人間関係やネゴシエーションが大事になってくる、お仕事小説としての本道をきっちりやってくれている。
0255文字
ゆりのき
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ネタバレ2020年5月新潮社より単行本を2023年4月上下巻分冊し新潮文庫①警察庁キャリア・司馬達警視(25)は「警察大学校初任幹部研究課程」を卒業「愛予県警察本部警備部公安課長」へ。警察庁【八十七番地】からの特命、愛予に総本山のあるカルト《まもなくかなた略称MN》の教皇庁攻略と《中華鍋を探せ》。着任直前、前任者の宇喜多和宏のMNによる毒殺、極秘FDの強奪(警察庁は交通事故死と隠蔽)。新任キャリア公安課長は信頼する公安課員67名と共に、宇喜多の仇討ちとMN教皇庁の討ち入りを目指す。妻子ある司馬と不倫関係の→
ゆりのき

→愛予大学憲法学講師・本栖充香。赴任直前、前任者・宇喜多公安課長の急逝。MNによる殺人の疑い。読み返してみると随所に著者の奸計。下巻へ。

05/23 10:30
0255文字
coldsurgeon
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地方警察のキャリア公安課長として出向する若き警視のお仕事小説。公安警察の仕事内容を知るためには良い小説だが、警察仕事の説明が多いためか、物語そのものがなかなか進行しない。伏線はあちらこちらにあるのだが、上官だけでは、事件の端緒が見えてこない。警察小説としてのサスペンスミステリーは後半に期待統べかもしれない。
0255文字
きよかつ
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感想は下巻読了後に。
0255文字
TAMA
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2023年15冊目。
0255文字
エイキチ
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ネタバレ文庫の新刊 古野さん4作目は新任シリーズの3作目 上下巻の上巻 東大卒のキャリア3年目の司馬達警視 新任警視の教育終了後に愛予県警の公安課長に配属される 一県警の公安課長が 警察庁幹部からも期待されてて というのもポストオウムで日本最大のカルト教団 MNの本部が愛予県にあるから 司馬の前任者がMNに殺された疑いが ぜひともカルト教団を制圧したい 作者の警察内部の描写は実に細かいのだが 新課長の着任でこんなにも儀式があるなんて驚くわ 25歳でいきなり70人の部下を抱える 宮岡次長のアドバイスがありがたい
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しゅー
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★★★うげらぼあ!久しぶりの古野まほろ。『天帝のはしたなき果実』は愛読書のひとつ。しかし続編とその周辺作品は浮世離れ度合いや饒舌さのバランスが私の趣味とどうも合わない。最近は警察官僚としてのキャリアを生かした新書が増えたなと思っていたところで平積みの本書を発見。この題材でこの著者ならいけるかもと数日悩むうちに、売れ行きの良さを視認して購入を決意。とにかく描写の細かさが半端ない。例えば主人公が公安課長として着任する初日なんて、朝の身支度に始まり、細々としたダンドリに筆を費やす。これが下巻でどう回収されるか。
0255文字
あつし@
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ネタバレ初めて読む著者。上巻を読んだ後いつも書店で着けてもらうカバーを外して改めて略歴を読んでみた。著者自身が東大卒の警察エリートであった!恐れ入った。(なんでまた?)しかし、このところ読書ペースが上がらず、お気に入り作家の文庫にも恵まれず、思わず見た目買いした上・下巻。(麻生幾さんの「やばいな、これ」という帯の紹介文。読み応えありそうな厚さ。)読み始めは、つまらない感じで公安のキャリアが不倫という設定もあり得ないし、違う意味で「やばいな」と思う程度だったが。。。その後は、一気読み。読ませる理由、面白さがあった。
0255文字
はち
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@75
0255文字
shonborism
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なかなか一般人には縁のないポジションだけに、最初の方は「小説で分かる警視のお仕事」的な説明部分も多いが、だんだんストーリーは深化していく。このまま下巻へ。
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ドットジェピー
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面白かったです
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騎士
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2.0
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新任警視(上) (新潮文庫 ふ 52-55)評価64感想・レビュー23