読書メーター KADOKAWA Group

薔薇村へようこそ (2) (ビッグコミックス)

感想・レビュー
4

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
sayuri
新着
柴門さんが描く令和の家族の形。2巻では11歳の井出マイちゃんと多加木ファミリー、二つのケースが収録されている。マイの母親・井出志保理は恋多き女性。結婚と離婚を繰り返しながら4人の子どもを育てるシングルマザー。薔薇村に移住して来ても彼女の恋愛依存は変わらない。子どもへの愛情はある。けれど恋愛を最優先するあまり、長女で小学生のマイがヤングケアラーの状況に陥ってしまう事に苛立ちを覚えた。多加木ファミリーは一見上手く回っているのかと思いきや、元カノとの焼けぼっくいに火を期待する夫に嫌悪感。家族って本当に悩ましい。
0255文字
さるぞう
新着
地方のリゾート地で暮らす人々の群像劇2巻。表紙にもあるシングルマザーと4人の子供の話と昔イケイケだった銀行員一家の話を収録。大家族の長男長女はヤングケアラーになりがち。昔よりも格差が生まれ豊かになった分他人との比較に苦しむ人も増えた。初めはバツ3という恋多き女の母に目を向かせるも、発達障害気味の弟やモテなかった新パパの個性が尊重され、最後は大人の解決を見せる。その選択を取れるのも特権ではある。相手を変えることは出来ない。受け入れられなきゃ自分が離れる。全否定ではないのが優しさなのかもしれない。面白いよ。
0255文字
あっしゅ
新着
恋が全てみたいな女いるし母がそれはつらい……
0255文字
かなっち
新着
薔薇村という架空の保養地で、懸命に生きる人たちの物語…第2巻です。今巻は移住してきた、バツ3のシングルマザーと4人の子供たちの物語でした。あらすじの『令和に問いかける、家族をテーマにしたオムニバスドラマ』の一文通り、最後まで色々と考えさせられたのです。なぜならこの母親、恋愛依存症で、未だに『本当の王子様』を探してるんですから。一応子供たちは可愛がってますが、自分の機嫌で振り回し、女を全面に出す毒親でした。自宅に来る業者に色目を使い、子供の真実(発達障害の息子や心を病みだした娘)を見ようともせず、男に走る→
かなっち

→姿に心からイライラしました。救いだったのは、ただ一人の娘が母親と離れ、将来のために歩き出せたことです。次に登場した、一見幸せそうに見える家族にも問題がありそうで…。次巻が怖いような楽しみなような、複雑な心境ですね。

06/07 14:08
0255文字
全4件中 1-4 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

積読中の読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

読みたい本に登録した読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません
薔薇村へようこそ (2) (ビッグコミックス)評価100感想・レビュー4