形式:新書
出版社:小学館
形式:Kindle版
文脈全体の中でしか叙述出来ないことが問題で、そういった配慮をしなければ記述出来ないデリケートな社会だと筆者は考えているのだろうか?その方が問題だと思う。付け加えるとしたら、10代へ向けてまず連環計を用いたらいいという提案もどうかと感じる。これは諸刃の剣で、いくら上手く使ったとしても自分自身の倫理観にダメージを与えるし、筆者がそのことを知らないとは思えない。
またいくつかの例えは、『レディファースト』や『陰徳陽報』など歴史的背景、歴史的資料がある思想に個人的な見方で感想書いて結論を出していること。これを子どもに読んでもらうとしたら、例に出すなら知っていることを書いた方がいいかと。知らないフリしてワザと書いたのでしょうか。全体としては頷ける内容だが、読んだ側が忖度してしまうことがチョコチョコ入っていて気になる。筆者の他の本を読んでいた時には感じなかった違和感を感じました。
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