形式:新書
出版社:筑摩書房
形式:Kindle版
「がある」と「である」の話で出てくるコタツの中の猫の話が例えとして終わっている上、「がある」がニュートリノであるというさらに難解な例えが出てくるので、それ以降がすべて死んでしまっているのが悲しい。部分部分は理解できるのだが、本人以外には全体を通して意味をなしているとは言えないのでは……。大学生は単位がほしいからふんふん頷いてくれてたかもしれないけど……。
〈外界の刺激を受け取って、それをクオリアに変換して鏡のように映し出しているのではなく、もともと自分の中から生まれてくる夢を、外界の刺激に連動するように改良したもの、それが私たちの意識であるように思われます。〉(134)
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