形式:文庫
出版社:徳間書店
形式:Kindle版
出版社:徳間書店(Chara)
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これは本心からで術のせいでないと言い張るシュルツだけど、本来の性格から考えられそうな状態よりは明らかに術の副作用に引っ張られてる気がするし、国を捨てる覚悟まで見せたけどもし術が解かれたらどれくらい戻るんだろうか…。実直な性格なだけに、一度誓ったことは取り消せないとしそうな気もするけど…。エドワードの麗しいお姿が見れて嬉しい。この2人に守られる皇子…眼福すぎんか…✨エドワードが騎士の忠誠を誓ったのにびっくり。ほんと戻ったらどうするんだか…😳やっぱりこうなってたベルナールをどうやって働かせるのかも楽しみ😂
(前略)アンティブル王国にいた頃、リドリーを偽善者と罵る者もいたが、しない善よりする偽善と思っているので、蚊に刺されたほどにも感じなかった。(p69)
そして冷静に物事を捉える判断力がずば抜けている彼が、敵国サーレント帝国の内政もろもろを掻き乱していく様がとっても面白かったです。頭がキレる主人公はストレスフリーで最高。今巻も不正を働く貴族の粛清を始め、自身に降りかかった毒盛り事件やアンティブル王国王子との婚姻大作戦に真っ向から取り掛かるリドリー。側室や王女達との頭脳戦や軽くあしらったりや楽しかったです。いよいよ母国へ!ついに入れ替わった皇子と対面。自分の体に入っているベルナール皇子と対面で、すっかり肥満体になっている事に激怒するリドリー。皇子さまも、
それなりに気の毒な身の上で処世術として引きこもってた部分もあるんだなってわかってちょっと同情…。暴君である皇帝に、とんでもない強大な「加護」があることが判明し、ラスボスの皇帝をどう報復するのか期待大です。最後に国王からドラゴン退治を命じられ、次巻はドラゴンと戦うことになるリドリー。今回も恋愛要素は少なめですが、その中でもシュルツの執着と嫉妬深さが微笑ましくて、応援したくなりました。また帝国内にリドリーを支援する頼もしい人たちも増えてきて、次巻が待ち遠しい。
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