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冬芽の人 (文春文庫 お 32-14)

感想・レビュー
14

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おとなし
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☆☆☆
0255文字
ひまわり*
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初読み作家さん。ある殺人事件の捜査中、同僚が捜査の過程で命を落とす。複雑な胸中を抱えて職を辞した元刑事の牧しずり。息を潜めて静かに生活していたが、亡くなった同僚の息子に出会ったことで、終わったはずの事件が新たな顔を見せ始める。正直、前半半分はノロノロしすぎて飽きもきてもっとコンパクトにできなかったのだろうか、という感想。後半、事件に隠れていたものが見え始めてからはそれまで全く予期してない方向へ展開していき、どう着地するのかと読ませられた。トータルとして面白かったが、長くだらだらした感は否めないかな。
Vanc

ひまわりさん、覚悟してください。きっと主人公の鮫島刑事に惚れますよ!(笑)

03/17 22:41
ひまわり*

Vancさん>おお!それは期待(*^^*)楽しみが増えました♪

03/18 16:31
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0255文字
killeerqueen3
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大沢作品によくある特殊設定の女性刑事ものではなく、オーソドックスな女性主人公のハードボイルド。元刑事の牧しずりが退職する切っ掛けとなった6年前のある事件に再び身を投じていく。派手さはないけれど過去の事件と自分自身に向き合うことになるしずりをきっちりと描いているし、明らかになっていく事件の真相も読んでいてちゃんと楽しませてくれる。しずりと岬人の恋愛展開はいるかなと思ったけど、概ね満足。
0255文字
オスカー
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表紙とタイトル買い。新潮文庫もあったけれどこちらの方がスキ。ドラマにもなっていたようだが、確かにドラマ向きかも。ラストはアッサリしてるなと思ったけど、火サスの白井貴子さんが歌う♪名前のない愛でもいい〜が脳内に流れる映像が浮かんできた😆 田舎の孤立集落の濃密で支配された生活、出作り(はじめて知った)など後半でかなり話が動いた。田舎には同じような名字が確かに多い。主人公の名前は「しずり」雪国をイメージしたのかな、やっぱり。 https://www.tv-tokyo.co.jp/touga/intro/
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KJ
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捜査中の事故で同僚を亡くした主人公の牧しずり。江口のりこさんで実写してもらいたいな。新宿鮫とは異なるもっとエンタメよりの大味なミステリ。牧さんのしぶとさは鮫の旦那とベクトルは同じ方向かな。地味に過ごしたいと思いながらも、過去が自分を離さない。それは誰よりも過去にこだわってるのが牧さん自身ということに気がついているのか、いないのか。元刑事、退職したから無関係とはいかないのが公務員の辛いところか。オチが思わぬ方向で、ほぇ?っと変な声がでたけれど、一辺倒じゃないところが大沢印かも。
0255文字
ぱふぱふ
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おそらくこの作家さん初読み。ハードボイルドは苦手なので避けてきた。でもこれは女性が主人公らしいし…たしか前にドラマで観たことあるし…などと考えて読むことに。主人公は元刑事の,牧しずり。今では会社員としてひっそりと暮らしている彼女だが,前職をやめるきっかけとなったのが,先輩刑事の職務中の怪我とその後の死だった。お墓参りに行った先で,しずりは先輩刑事の息子とばったり会う。そこから過去の事件を追うことになり…。たしかに女性版ハードボイルドだったが,主人公が優柔不断でやきもきさせられる。そのせいで死人も!
0255文字
Naoko Fukumi Fujita
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大好きな作家の文庫本、巻末によると2015年3月に新潮文庫として刊行とある。その他は解説に詳細があり備忘録として「小説新潮」2010年3月号から2012年2月号にかけて連載、単行本は2013年1月に刊行、2017年にテレビ東京系列でドラマ化。2016年11月東京で雪が降った日、山梨県立図書館で大沢在昌の講演会が開催され参加の機会に恵まれた。その後のサイン会にて別の作品のドラマ化を切望している私に、こちらの撮影の話をしてくださった。女性が主人公の作品はほかにもあれど、「佐伯」姓もお好きなのだなあと感じた。
0255文字
雪野
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ネタバレ2012年上梓出版社をかえての文庫化本。大沢作品はほぼよんでいるはず・・とは思いこみで未読であった。解説にも「ハードボイルド女性版」と書かれているようにストイックな主人公だが行動力ばつぐん。35歳主人公と20歳大学生との恋に悩むあたりは正直、ウジウジとめんどくさい感じでストーリが進まずちょっとイラつく。後半のダイナミックな展開に引きずりこまれた。
雪野

奥平・・どこかできいたことあるなー 現在危険な状況にあるガザ地区(パレスティナORイスラエル どちらが正しい?)のニュース。某TV局で某女性テロリストの娘がコメンテータで炎上とか  ああー 奥平って日本赤軍の幹部じゃん(ググって判明)本作品とは別に気になった点

10/16 14:27
0255文字
キヨ
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元刑事牧しずりを主人公としたサスペンス小説。6年前の事件に隠された真実に挑む。
0255文字
柴犬のそら
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ネタバレ初めての作家さん。とても読みやすくてグイグイ引き込まれた。6年前の捜査中の事件がキッカケで上司を死なせてしまったしずりは刑事を辞める。そして上司の墓場で偶然出会った上司の息子から、気になる話を聞く事で再び6年前の事件に深く関わっていく。少し、恋愛感情もあるが、それはいらなかったかなぁ。それだけが残念。
0255文字
ゆりのき
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ネタバレ2013年1月新潮社単行本を2015年3月新潮文庫、2023年7月文春文庫①捜1第4強行犯刑事・牧しずり。奥平正強盗殺人事件を捜査中、同僚刑事・前田光介と共に村内康男宅へ聞込み。捜査中の事故で前田は重傷、後に死亡。逃亡の村内は君津政一運転のトラックに轢かれ死亡。牧は一般OLへ転職②前田の墓前で息子・仲本岬人と出会い、前田死亡に関する疑義、密かに仲本と再調査。君津は偽装練炭自殺で他殺③前田の前妻・前田えりも強盗殺人の被害者④事件関係者が高畑田村の出身者という謎。ダムの補償金。前田光介の正体。→
ゆりのき

→以外な展開に翻弄され、一気読み。後半は畳みかけるような速度で進むので、メモを取りながら読了。

08/22 10:49
0255文字
蝸牛
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久々の大沢作品。 女性主人公物は初めて読みました。はじめはウジウジ過去を引きずって感情はぐるぐるしてるし、面倒な主人公だなぁと思ってたのですが、強い人でしたね実は。 同じく女性主人公の魔女のシリーズも読んでみようと思いました。
0255文字
atmosphere
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ネタバレ主人公が元刑事で退官後は線を引いた様な植物の様な生き方を望んでいるので、覚悟も真実を追う目的もたゆたっていてやきもきした。沖縄から帰ってきて、あの状態で、はいもう知らんぷり〜は犯人側には通じないんじゃ無いの?1番は、岬人より断然中崎さんの方が好みだったので私的に刺さらなかった。まあ匂いって本能で好きになるっていうからしずりには効いたんだろう。若者の匂いかー
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khi
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新装版の出版を機に手に取った。ストーリーとしてはいつもの大沢作品だが、女性が主人公且つ恋愛要素も取り入れている点は珍しい。他の作品と比較して目立って面白いとまではいかないが、一定以上のクオリティは担保されている。著者の作品では、狩人シリーズが個人的にベスト。それらを超える物語を読んでみたい。
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