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水面の花火と君の嘘 (ことのは文庫)

感想・レビュー
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木立花音
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直接罪はないけれど、自分の行動が引き金になって大きな後悔を抱えてしまった主人公が、「とっておきの秘密」で過去にいって、現在を改変していこうとするタイムリープもの。 瑞希、夏帆、千尋とメイン三人の関係性が瑞々しく、夏らしい爽やかさと情緒が感じられる作品でした。 瑞希をずっと支え続け、要所要所で助けてくれる池田先生のキャラが良かった。
0255文字
シャトーブリアン
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夏×花火×青春!そして、タイムスリップ── 今読むのがベストオブベストなタイミング!! どんよりとした曇り空のような雰囲気の作品でしたが、最後は雲ひとつなくスッキリとした快晴のような読了感でした!! 誰もが経験したことある過去の失敗。それが取り返しのないことになってしまったら… きっと瑞希のようになってしまうでしょう。それでも瑞希は諦めずに自分が不幸になるかもしれないのに過去に立ち向かうカッコイイ男でした! 王道展開なのに読者を惹き付けるキャラの心情描写!流石、さら先生!!
0255文字
マロ
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表紙のイラストと本文の雰囲気がとても合っていて、読んでいて懐かしい気持ちにさせられた。ライトノベルとジュブナイルの中間くらいというか。必要な情報のみで構成されているので非常に読みやすい。ただタイムリープがやや唐突感があり、改変したことによるリスクもあまりなかったため、最終的に主人公に都合のいい物語に感じられてしまった。
0255文字
砥鹿遙
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たまにある、ライトでラブなやつを読みたい衝動。でもってジャケ買い。小っ恥ずかしくなりながらも、ついつい先を急いでしまうという意味で、期待どおりでした。人との遣り取りに、「その続き」や「また今度」が在るとは限らないのだから、いつでも、できるだけ素直でいよう。ソーダアイス食べなきゃ。
0255文字
XVR1113
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ネタバレ春夏秋冬コンプ! 冒頭の時はちょっと混乱してたけど 結構面白い こういうずっと晴れない雰囲気すき 内容は多いとは言えないけど、水瀬先生の作品どれは読みやすいので 一時間でめっちゃ進む 四割ぐらい通過してようやく本題に入るって感じ SFでもありかもだけど、オカルトと言えばオカルト 池田先生マジで重要すぎる 文芸作品はだいぶ一対一の流れが多いが、池田先生みたいな重要サブキャラの割と好き でも水瀬先生は作品と言えば、やっぱ一番好きなのはこれ 「残酷な世界の果てで、君と明日も恋をする」
0255文字
まる子
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過去は変えられない。その過去に苦しむ瑞希、夏帆、周りの人たち。自分が違った行動をしていたら何かが変わっていたかも知れない。そんな事は人生に普通に起こる事だろう。タラレバの話をしたらキリがないけれど、中学生が背負うには重すぎる。水泳部顧問の池田先生に「とっておきの秘密」を教えてもらった瑞希は決行し、そして…。実際にはありえない話ではあるけれど、物語の中で体験するのは面白かった。水瀬さらのボーイミーツガール✨
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半熟タマゴ
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久しぶりに故郷へ帰ってきた瑞希には後悔していることがあった。それはもう二度と果たすことのできない幼馴染の夏帆と兄の千尋と交わした約束。今もずっと後悔し続けてる過去を変えるために4年前の夏へと飛び込んで…。夏帆への想いや千尋に待ち受ける未来にもがきながら、大切な人たちの笑顔を取り戻すため、瑞希が掴み取った結末に爽やかな気持になるひと夏の物語でした。
0255文字
どんぐり@京都の何処かで
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ネタバレ青春✕タイプスリップ✕夏・花火、ほろ苦くも最後は爽快感で満たされる秀作。読後の気持ち良さは、傑作アニメ時をかける少女に近い。大学生の瑞希は夏に帰郷し、幼馴染の夏帆と再会。お日様のような笑顔の似合っていた夏帆は、4年前に亡くした瑞希の兄の死を境に笑顔を失くし。大切な三人の約束を守るため、瑞希は中学の先生に教えてもらった「とっておきの秘密」で過去へ。大切な人の笑顔を取り戻すため瑞希のそして池田先生の想いがひと夏をかける。池田先生にはずーっとやられました。大人かと思えば、静かな想いを心に秘めて。ホント良作!
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色素薄い系
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タイムスリップする手段があまり違和感なく出てきたのですんなり受け入れられた気がします。戻った先で結構危ない橋渡っていたのにあんまり未来に影響が無かったのでもう少し事件を入れてくれても良かったかなとは思う。でも捻らない王道展開はそれで楽しめる部分もあるのでこれで良かったのかなと。夏帆が4年後の瑞希に渡す為にストラップをずっと持っていたシーンが好き。でも一番の主役は池田先生だと思う。
0255文字
合縁奇縁
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ネタバレ『「今年も三人で花火大会行こうよ」それは他愛もない約束だった――。感動の名手、水瀬さらの贈るひと夏のタイムリープ・ストーリー。』「今年も3人で花火大会行こうよ」 大学1年生の瑞希は、幼馴染の夏帆、大好きだった兄・千尋と交わし、果たされなかった約束を守るため、4年前へとタイムスリップする-。あの日、自分が素直であれば、と悔やみ続ける瑞希は中学生の頃に池田先生から聞かされた『とっておきの秘密』を思い出す。かけがえのない存在ともう一度出会う為に、自分の大切なものと引き換えに一世一代の賭けに出る。
合縁奇縁

好きな子の笑顔を守る為、大切な家族の為に勇気を出してタイムパラドックスで起こるかもしれない危険も顧みずにタイムリープをして過去を変えようと必死に努力する瑞希の姿に、胸が熱くなりました。大切な人々の笑顔を取り戻したいと願う瑞希の気持ちが切実に伝わり、ずっと自分と兄を比べながら生きてきた中で、瑞希が偶然聞いた『瑞希は瑞希のままでいい』に胸が熱くなりました。過去に戻った先で、瑞希は優秀な兄に劣等感を抱いていたものの、友達や母親から当時の自分がどんな風に思われていたのか知っていく中で、もうこれ以上後悔しない為に、

11/05 18:44
合縁奇縁

悲しい思いをさせない為に代償を恐れず奔走して、懸命に手繰り寄せて運命を変えてみせた結末はなかなか素敵な物語でした。ちょっと呆れることはあっても、決して怒ることなく、瑞希に協力してくれる池田先生が良い味出してます。何気ない日常が愛おしくなる丁寧な描写が素晴らしく、過去への後悔を抱える登場人物たちの思いが見事に昇華されるラストシーンには感動が止まりませんでした。

11/05 18:44
0255文字
美紀ちゃん
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過去を変えたい瑞希。池田先生がグッジョブ。先生は一度タイムスリップを経験していて過去を変えることは代償が大きいと警告。過去は変えたらいかん。プールに飛び込む→過去に行ける。同級生の夏帆のことが好きな瑞希は兄の千尋と3人で花火へ行くことにモヤモヤしていた。兄の死により母親が悲しみから逃れるため瑞希のことをいつも千尋と呼ぶ。そのことにもモヤモヤしていた。喜怒哀楽がハッキリしている主人公に共感。応援したくなる。兄に接触しそうになった時にはハラハラした。池田先生には幸せになってもらいたい。ハッピーエンド最高。
まる子

ことのは文庫ですね👀私、このレーベルが好きです❤️

09/30 22:02
美紀ちゃん

まる子さん✨そうなのですね💓ことのは文庫を注目してみます😊

10/01 06:09
0255文字
りねん
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内容:88点。今をどう考えて行動するかによって、未来が大きく変わる。 また、自分の努力は、見方次第で素晴らしいものになる。なので、卑下するものではない。自分を褒めてあげよう。 ハッピーエンドの終わりは、非常に良かった。
0255文字
夢追人009
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青春の光と影を感じさせてくれるタイムリープSF青春恋愛小説の秀作です。いつも三人で行っていた故郷の町での花火大会。当時は高校生だった主人公の瑞希(みずき)は幼馴染みの同級生・夏帆と大学生の兄・千尋と一緒に行く筈だったが直前で意地を張り止めた事で大きな不幸な事件が起きてしまう。川に落ちた夏帆を助けようとした兄・千尋の死とショックで心を病んだ母。後悔を胸に抱えて久々に帰郷した大学生の瑞希は昔高校の先生から聞いたタイムリープの話を思い出し悲しい過去を変えようと決意する。過去界での希望に満ちた物語が良かったです。
夢追人009

もう一度過去を生きる事で得られた気付きで主人公も人として大きく成長して行くのですね。残念ながら、詳しいストーリーはこれ以上は書けませんね。この結末には賛否両論あろうかと思いますが、私は大満足でしたよ。心に素直に届く青春ストーリーの一読を、ぜひお奨めしますね!#NetGalleyJP

09/16 00:02
0255文字
東里胡
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ネタバレ夏の暑さ、照りつける太陽、プールの青さ、水面に映りこむ花火。 大切な友人、大切な幼なじみ、大切な家族。色や匂い、心理描写も鮮やかに描かれるのは、水瀬さらさんならではのタッチ。 変えられないはずの過去に手を出す、タイムリープタブーに手をつけ、まとめあげたのは圧巻でした。 しんどいくらいの苦しい現在、この先どうなってしまうのか、と読み手を心配させるのめり込ませる中盤。 最後、一瞬考え込みますが、意味をじわじわと噛みしめてから、ほうっと一つ大きく息をつく。 このため息の意味は、本作をご覧下さい!
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なみ
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久しぶりに地元に戻った大学生の瑞希が、抱え続けた後悔を晴らすため、タイムスリップをする話。 瑞希は優秀な兄に劣等感を抱いていたものの、友人たちはしっかり自分のことを見てくれていたのだと知る。 過去に戻って成長した瑞希の姿に、読んでいて胸が温かくなりました。 読後感も爽やかです。 子どもたちの味方になってくれる池田先生がとても素敵でした!
0255文字
なにがし
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ネタバレ瑞希の故郷の様子がとても懐かしく、自分の生まれ育った場所を思い出させた。瑞々しい青春物語。どうなってしまうのかとハラハラさせられたけど、未来が明るいもので良かった。瑞希の抱えた問題。お母さんの心の傷とそれに対して謝るお父さんの様子に泣いた。ハッピーエンドは素晴らしいけど、変えられなかった場合の世界観ならどうなっていたのかと想像せずにはいられない。そして全てを見透かしたような売店のおばあさんは一体何者だったのだろうか。絶対に夏帆は瑞希が好きだったよね。焦れったいそれぞれの関係に微笑んでしまう描写も多々有り。
0255文字
Young
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そう! これこそが青春小説だと思う。私は青春小説よりミステリーの方がもっと好きなんだけど、時々高校生とか、大学生が出てくる日常のミステリーを読んでいるとこのみずみずしさが良い。この作品も同じでみずみずしさも良いけどそれとSF的な要素、つまりタイムスリップを適当に使ったことも良かった。あまり重い話もないし、複雑な話でもない。気軽に読める作品だと思う。夏によく似合う物語だった。 水瀬さら著『水面の花火と君の嘘』にレビューを書きました。#水面の花火と君の嘘 #NetGalleyJP
0255文字
よっち
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久しぶりに実家に帰郷した大学1年生の早瀬瑞希。4年間抱いていた後悔から目を背けていた彼が、大切な人たちの笑顔を懸けたやり直しに挑むタイムスリップ青春小説。幼馴染の夏帆、大好きだった兄・千尋と三人で交わし、果たされなかったある約束。失われた大切な存在、変わり果てた家族、笑顔をなくした幼馴染の姿を目の当たりにして、中学生の頃に先生から聞かされた『とっておきの秘密』を思い出す瑞希。当時の自分が知らなかった状況を知ってゆく中で、後悔を取り戻すために代償を恐れず奔走して引き寄せたその結末がなかなか素敵な物語でした。
0255文字
グレートウォール
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青春とタイムリープの掛け合わせは昔からあるけれど、この掛け合わせ作品が永遠に生み出されるのは、それだけ普遍性があるからだろう。 変えられない過去を変えられるかもしれないと頑張る姿は青春と重なり、ノスタルジックになる。 過去は変えられたり変えられなかったりするのでそこが作品として工夫できる部分なわけで、結末を誰もが知りたくなり、読まれていくんだろうな。仲良しの女の子と男2人という構図も普遍性があるんだよなぁ。 爽やかなライトノベルで、中高生が読んで夏に思いを馳せるにはもってこいだった。
0255文字
punyon
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ライトノベルと知りながら、タイムリープという大好きな魔法のキーワードに引き付けられて読んだ。瑞希を死んでしまった出来のいい兄千尋と取り違える母。心を病んでいるとわかっていても、自分の存在を母の中から消し去られたみたいで、キツイよなぁこれは。ドヨンと重たい空気で始まった物語。が、「みんなの笑顔を取り戻したい」その一念で闇雲に過去に突入していく瑞希の無鉄砲な優しさに、上手く伝わらない夏帆の幼い恋心に、私の気持ちも彼らと同じ年頃にタイムリープし、シンクロする。新たな未来が見せる光景に目頭熱くし、フフ面白かったよ
punyon

がらくたどんさん、8/9までNetGalleyでダウンロード可能 よろしければどうぞ(^O^)

08/04 20:49
がらくたどん

punyonさん、ありがとうございます!今、サイトを見て来たのですが・・。私、まだNetGalleyで「リクエスト」して読ませて頂く作品にチャレンジしたことがないのですよ"(-""-)"出版社さんからの諸条件を拝見し、とても皆さんのように「読みたい」に繋がる感想が書ける気もせず、気後れの嵐(笑)もう少し修行を積んでから、いつか挑戦しますね♪書店か図書館で出会ったら、私も「フフフ」ってしてみたいです(*^。^*)

08/05 10:44
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