形式:文庫
出版社:新潮社
山に登ることとは、何かを表現すること――。田中澄江は高尾の花に亡き父を重ね、串田孫一は闇夜の谷で思索に遊ぶ。深田久弥が死の間際に見せた無念の光景、8000メートルの頂を望み続けた長谷川恒男の熱情と山野井泰史の生還を支えた不屈の原点、そして夭逝したクライマーが書き残した自問の日々……。静かな山旅から、命を削る凍てついたヒマラヤの大岩壁まで、「山と溪谷」元編集長が登山史に刻まれる名著、名文を厳選して探る、それでも人が山に登る理由。
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