図書館で借りました。新刊一般書棚にて原題“Do Not Erase”米2021年刊徳田功(いさお)立命館大教授訳。米・仏・伯等109人の数学者達のエッセイ&黒板写真集…何かと頭で考えるフリをし書かずに済ませようとする息子に特に数学は書いてこそと知らしめたくw効果の程は不明だが楽しんで読んでいた。ウェッとなる懐かしい代数記号やら摩訶不思議な図形やら勿論内容は解らぬが、綺麗に水拭きされた黒板より指で消した跡もある汚れ捲った板書の方が格好良く見えるね。羽衣チョークってそんな凄かった(2015年廃業との事)のか。
数学エッセイ×黒板写真集。数学者たちが自身の研究について語っていて、それぞれの黒板の写真が掲載されている。数式、図、日本製チョーク、「DO NOT ERASE」、黒板消し。「黒板に書くことは、共同研究者や学生と話すときに渡しが用いる、ある種の特別な言語だ」「新型コロナウイルス感染症が世界的に流行している今、多くの人が共有できる物理的な黒板が何より必要だということに気づかされた」