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基礎から学べる現代アート

感想・レビュー
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ともりん
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2023年。「現代アートを基礎から学べるチャンネル」を立ち上げた著者による、対話形式の現代アート入門書。印象派・キュビズム→第一次世界大戦→ダダイズム(壊す)→現代アートの父・デュシャン登場。大量生産の既製品を芸術作品に転用。1917年男性用トイレにサインを書き、泉とネーミング。コンセプトを作ることを重要視。シュルレアリスム(壊すだけじゃダメ)→戦争終結→抽象表現主義(アートは売れる:動のポロック・静のロスコ・金になびかない:ハプニングアート)。モダニズム・ポストモダン・ネオダダ・ポップアートと続く。
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triplealpha
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二人の漫画調の高校生(を想定したキャラクター)の対話形式で、現代アートの流れを学ぼう、というコンセプトの本。かなり砕けた口調で進行し好みが分かれるところだと思われるが、内容面では、中公新書で『現代美術史』を出している山本浩貴が監修に入っており、信頼できると思われる。なお、 実は、YouTubeの『現代アートを基礎から学べるチャンネル』と連動しているようで、基本的にはそのスクリプトとなっているので、そちらを聴くのもありかもしれない。間口の広さへの貢献という点で存在意義があると思った。
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takao
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ふむ
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sheepseeker
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現代アートの基本が分かった気になる本。絵画だけではない、身の回りのものすべてがアートになっているのが現代か。本当にそれっとアートって言えるの、というのが本書を読みながらずっと思っていたこと。万人にとってのアートというわけではなく、アートと思える人にとってのアートなのか。おそらくそうで、権威づけされたもの、高値がつくものがアートというわけではなく、それを見てアートじゃないと思ったらアートではないのだろう。現代アートが何なのか、分かったようで分からない。
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ろべると
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現代アートの流れについて、ふたりの若者の会話形式でわかりやすく解説している。デュシャンの便器にはじまり、ロスコの抽象画、ウォーホルのポップアートやタレルのインスタレーションあたりまではついていけるが、パフォーミングアート、それも凱旋門を包むとかではなく、バッタイを調理するとか、美術史の講座を開講するとか言われると、それってアートなの?と言いたくなる。きっと”art”の広い意味で、人間の手技によって生み出されたものをアートと呼ぶのだろう。紹介されている作品の写真をもっと載せてもらえると理解が進んだと思う。
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バンル
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デュシャンからの現代アートの流れについて解説されている本。現代アート見るのは前から好きだったけど、この本を読む前は現代アートを見た時に「なんかよくわかんなくてすげ~」とか「なんでこんなの創ろうと思ったんだろう?」くらいの感想しか出てこなかった。しかしこの本で美術作品の歴史を少し知ったので、過去のアートと比較した感想を持てるようになった気がする。新しい現代アートは過去の否定とテクノロジーの進化によってできるんだなと感じた。
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アキ
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ルネサンスから印象派までの絵画の歴史はヨーロッパが中心であったが、デュシャンから現在に至る歴史はなかなか理解し難い部分が多い。本書は、簡潔にフォービズムから最先端の現代アートに至る大まかな流れを、コンセプトを中心に若いふたりの会話でわかりやすく解説してくれている。日本にある現代アートの紹介も多く、軽井沢にあるセゾン現代美術館や福島の諸橋近代美術館など足を運んでみたくなる。ジェームズ・タレル「光の館」はやっぱり泊まりに行かなきゃ。現代アートはアメリカが中心だが、YBAでロンドンから動きが出てきたのは面白い。
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