形式:新書
出版社:文藝春秋
形式:Kindle版
て給餌を待つような受け身の姿勢は問題外で、自らの利害にこのくらい積極的にコミットするようでなければ生存は覚束ないと感じる。個人的には我が陸海軍の酒保の実態や、五箇山地域で数百年続いた小便を用いる煙硝製造のお話が印象深い。また、先の大戦を見るまでも無く資源小国の我が国では芋の糖分を発酵で燃料に用いようと試みた施策など昔の笑い話にせず、子供だましではない確実かつ高効率の新エネルギーの開発と併せて独立自存への複数の選択肢として研究と実用化は続けるべきでは、なんて思ったり。非戦は心構えとして否定はしないがやはり戦
争とは切り離せないだろうとも思う。発酵が用いられるのは人間の活動でありその選択肢に戦争が残り続ける限りは。
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