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母がゼロになるまで: 介護ではなく手助けをした2年間のはなし

感想・レビュー
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まろにしも
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すごい話だった。結局、人というものは、各々が思うようにしか生きれないということなのだと思う。周囲から見て、すごく非常識で非効率的であっても、その人の生き方を変えることは殆ど無理なのかも知れない。もちろん犯罪はダメなのだけれど。最後の店長の一言に救いがあった。
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まったりペース
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恐々ひと息に読んだ。ええええっ、こんな母親がいるのか!それでも作者は見捨てない。自分の母親89歳なんて認知もないし、金銭の要求もない、自立して1人で暮らしている。、、なのに、面倒くさいと思ってしまう自分はなんなのだ!泣けた泣けた。作者のお母さん、きっと天国に行けたと思う。笑いながら苦しまずに天国に召されたと思う。
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もひょきち
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発達障害?知的障害?そして認知症?の母を福祉サービスを駆使して見守った?話 というとあっさりしてるけど、正直こんなだらしない母親いたら縁切りたい でも決して見離さないリーがえらい 病院やソーシャルワーカーなど介護福祉の実態は今ひとつ 本当に寄り添ってくれたのは個人 それにしても…信じられない人っているんだ…そこらのホラーより怖かった
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プリン大魔神
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うわあ大変だ…という感想で読み応えはある。似たような状況になった時にどうしたら良いのかの参考にはあまりならない、社会に解決策が無いということかもしれないが
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lakia
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母と父は所詮他人。だけど母と子は切っても切れない。どんな母であっても。それも発達障害で自覚がない母。それに寄り添うリー。社会福祉に頼ろうにも、そんな人は世の中にごまんといて、それに対応する社会福祉士さん達は限られていて、全然話が通じない。それが現実。
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千穂
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金銭管理能力なし。名前を知っている程度の人から借金を繰り返す。何ヶ月も入浴しない。家はゴミ屋敷。これは大人の発達障害では済ませられないな。とても1人で生活は無理。家族だけで面倒みるのも難しい。そんな母を手助けした2年間の記録。なかなか壮絶。
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hydrangea
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金銭管理ができずに借金しまくる、すぐゴミ屋敷になる、風呂に入らない、排泄が自立していない、薬カレンダーを用意しても全く飲まない、とあれば、軽く大人の発達障害で片付けている場合じゃないと思うが。れっきとした精神障害者であり、後見人をつけて精神障害者向けのグループホームに入ってもらうのが最善では?地域の福祉関係者も病院のソーシャルワーカーもちゃんと仕事してくれよ〜と、焦ったくなった。
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ゆうき
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大人の発達障害と診断されたが、認知症や精神疾患などミックス障がいだった方なんだろうか?ゴミ屋敷に住み、お風呂にも入らず、名前だけ知ってる様な知人にまで借金を繰り返す。親子だから、たった1人の母だからと懸命に福祉や医療と繋げようと踠くが上手くいかないもどかしさ。。とにかくしんどい本だった。娘として何とか母親を支えようと過ごした日々はお母さんにとって幸せな時間だったと信じたい。
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ごろごろ
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ネタバレ私自身が親の介護中なので、他の人の介護がどういうものなのか知りたくて読んでみました。 手助けとありますが、そんな生易しいものではないと思いました。 お母さん自身は、苦しい思いをされてたのかな。リーさんは最後までよく世話をされていたと感心するのですが、読んでいて、こちらまで辛い気持ちに押し潰されそうになり、言い方は失礼ですが、亡くなられた時には少しホッとしてしまう私がいました。 でもやはり親子の絆は、そんな簡単な気持ちでは表せないものがあるなと亡くなられたあとのリーさんの感情に心打たれました。
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ともこ
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ネタバレいつかなる親の姿なのかな。あのしゃきしゃきしてる母がこうなっていく?、、いやだなぁ。私は父が突然のガンになり、5年前の家族の写真とは全然違い、元に戻らないことも分かってきた。今、後悔しないように、、って思うんだろうけど、実際身内が一日とじっとしてない人ならイライラしちゃうんだろうな…。福祉サービス、しっかり受けなきゃねー
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takao
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ふむ
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超
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ネタバレ壮絶な母に対する手助け。しんどかっただろうな。私も少し覚悟する。 メモ オルタナティブ介護
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りょう
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まともな社会生活を送れないゴミ屋敷の住民の母親を東京に引き取って2年間、予想をはるかを上回るとんでもないことが連日起こります。それでも、娘ならなんとかしなきゃならないのでしょうか?仕事しながらそんなことできない、勝手に作った借金や損害を肩代わりすることだって、できやしない。これって娘としてどうしたらいいのか!?あんまりな展開に白状なあたしは、愕然とします。ほんとにどうしたらいいんだろう。
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Shoko
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壮絶
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young
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現場ではよく出会う。ゴミ屋敷に住んでいる人。本人の行動にむちゃくちゃ困っているその家族。その一部分しか見ていなくて判断することや偉そうに指導することがしばしばだ。当事者にならないとわからないことがあまりにもある。自分も人生のステージを進むと少しずつ経験し、そして悩むのだろう。それがわからないうちはこうして他者の経験や悩みに共感しようとしていくしかないだろう。その日に備える上でもとても学びになった。日経新聞の書評から。ゴミ屋敷に住む母親をめぐる子のお話。
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ひかげ
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まだ10代の自分としては、親の介護(手助け)という話題は身に迫ったものとして感じられず、前半部はただただ辛くホラー小説のように思え何度も読むことをやめてしまおうと思った。しかしながら、同じ日本語で言葉は通じているのにまるで話が通じない、噛み合っていないという感覚になることがある身内がおり、何度風呂に入るよう説得してもお金の無心をしないよう言い聞かせてもまるで聞いていない著者の母と重なり中断することなく読了。 言い方は悪いがあれほど辛い思いをしてなおやはり亡くなってしまうと悲しいのだなと感じた。
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skr-shower
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他地区図書館本。うーん、上手く福祉につながれない葛藤?臭いが感じられるような文章。
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もってぃ
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タイトルの「ゼロになる」には色んな意味が込められていた。そのままの気持ちが書いてあってリアルだった。公的な福祉サービスはその場しのぎで、根本的な解決にはならないこと。行政がそこまで手が回らない現状と、身内の苦労。そのようななかでは、自分ごとのように喜び、悲しみ、怒り合う場が大切。その気持ちが福祉の原点のように感じた。
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あっちゃん
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文字の臭いに噎せ返る。「強烈だね」それ以上の言葉が見つからず、発達障害の一言では片付けられない。お金への執着以外は動物以下、羞恥心を無くした生き様には怖じけてしまう。彼女(母)は何がしたかったのか…紐解いてみたいけど、理解出来そうにない。懸命に奔走するリーのパートナーが消えた…一人で背負うのには重すぎるのに。改めて 福祉の在り方を考えさせられた。
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honmamire
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母親の発達障害について、著者が医師からどんな説明を受けたのかが気になった。とても大変だったと思う。本能のままに食べ、排泄し、お金を求め続ける母。
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eremail
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良く頑張った。こんな母がいるんだ、と、驚愕だけれども、ある部分は身に詰まされるし、自分もこうならないとも限らない…という恐怖も感じた一冊。とにかく、お疲れ様、ご苦労様と、言ってあげたい。
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ヨンデル
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母がゼロになるまで。リー・アンダーツが母と暮らした2年間の苦難をつづっています。彼女は子供のころから母との暮らしに違和感を持っていたが、子供だったため理由がわからず思春期を迎える。さすが思春期となると家庭環境に我慢ならずに独立する。その後普通の人生を過ごしていたが、母が年老いたのを機会に同居することになった。それからの2年間である。同居して初めて母の異常さの原因は発達障害だと分かる。
ヨンデル

人は苦難の最中には憎しみ、恨みが増幅していてもそれがきれいさっぱり無くなると、時間とともに憎しみ苦しみは薄れていき、楽しかった思い出などが未来の希望へとつながる心の動きに変化してくる。そうであるから生命が途絶えることなく進歩し続けるのだと私は考えている。でなく憎しみ、苦しみが去った後もその事で心が晴れないのならばそれは病気である。戦争とか、天災の後遺症で苦しんでいる人たちのことを考えると分かると思う。

02/18 15:05
ヨンデル

また、苦しい経験があれば心も成長するので、なるべく逃げず、取り込まれないようにする技術を身につけたいものだ。

02/18 15:05
4件のコメントを全て見る
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chamcham
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もしも自分の家族にこういう人がいたら、と想像すると、、、な内容でした。筆者はきっと持ち前の強さがあったから乗り越えられたように思います。このような形でも、母との絆も強く、家族ってすごいな、偉大な存在なんだな、と実感した1冊でした。
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がみまぐ
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家族だから巻き込まれちゃう。家族だから引き受けちゃう。しんどいなー。
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はる
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発達障害でも、体裁を整えるために適当な嘘を付いたり、携帯の契約に行ったりはできるんだ。金の無心に親戚から、知り合いまでに罪悪感なくする。それで縁が切れても何も思わなくて、今までどう生きて来たんだろう。 そんな背景の人も福祉は平等にあるんだけど、やっぱり日本の福祉は家族がないと成り立たない。子がなかったらどうなるんだろう?家族だからできること、家族だからできないこと。これから福祉を仕事とする人は減っていく、サービスを受ける人は増えるのに。日本の未来は明るくない。
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ひいろ
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★★★
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hakoneko
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一気読みしてしまった。こんな状況で次どうなる?と、とにかく先が知りたくて。 あまりにも想像を絶するものであり、これが現実とは信じられない気持ちだった。 借金、ゴミ、福祉、介護、親子、家族、ご近所、… 人間は1人では生きられず何かと他人との関わりの中で暮らしていかなければならない。だから、普通は迷惑をかけずうまくやろうとする。でも、それがどうしてもできない人がいるんだ!という現実を突きつけられた。怖すぎる。それをどう受け止めたらいいのか。社会、制度、人と人との繋がりについて考えさせられた。凄まじかった。
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ぽけっとももんが
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これはホラーだ。この母親はいったいどうやって日々を過ごしていたのか。料理も掃除もせず風呂にも入らず、請求書は踏み倒しありとあらゆる知人に無心する。年金を著者が管理するようになるまでどうやって生活していたのだろう。著者は1人で抱え込まず親戚や知人に話し、福祉を頼り相談できる、そこがすごいのだと思う。思うような支援が受けられないにしても。ところでわたしはこれ、翻訳本だと思ってました。裏表紙に梅干しののったお弁当と箸のイラストがあったのであれれ?と思ったら冒頭から「わたしは大阪に生まれ」だったよ。
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セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
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ネタバレ母というひとは、認知症なのか、若いうちから何らかの発達障害か。著者の幼少期も普通でない。でも、物語として、そもそも母というひとはどんな生まれでどう育って、結婚して著者のひとが生まれて。聞けない?知ることが出来ない?書けない?読むこちらも全然掴めないまま、母、は亡くなった、と話は進む。不思議に援助してくれる親戚のひと。そちらへの詳しい話の聞き取りとかも、して欲しかった。
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ちーこ
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ちょっとしどい話ではあった。親子といえど、別の人間。他人ならほっておけることも、身内のことは世間から、真っ先に連絡がくる。本人の人権と、介護する人の人権と、本人の希望と、世間の常識と。いい塩梅を計るのが、ものすごーく難しい。後悔のない介護なんてないように思う。
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ブロッコリー
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図書館。 著者のように 発達障害の母親を ここまで 献身的な介護が私にできるだろうか…。 文末表現があまり好きではなかったけれども 、 興味深く読んだ 介護の話、
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マキロン
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地域包括支援センターで働いているとかなりの確率で遭遇しそうなリー氏とお母さんの状況。お母さんの最期について、描写が見事だと思った。著者は今、福祉関係のお仕事をされているそうで相当な経験をしたのだと想像できる。
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びかごん
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様々な問題を抱える母親と娘。切っても切れない関係だけど、振り回されるのはたまらない。 母が亡くなって何年たっても寂しくてたまらないが、今、好き勝手に遊んで歩ける自由を貰ったと思って感謝している。
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コトラー
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読む前から想像がつく内容で、読み進めるのがつらかった。読み終われば、絶望的な話でもなく、あきらめに似たさわやな読後感を得た。今の時代のシステムに馴染まない人は存在するだろう。家族だけでも、行政だけでも、その人たちを支えるには無理がある。馴染んでるように見える人だって精いっぱいなところもあるだろう。だから、「小さな喫茶店」のようなゆるいつながりは不可欠だと思う。向かいの奥さんや、宅配弁当のバンさんの気遣いに救われる思いがした。
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マサキ
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またしく自分の母もそうである。少し違うのは、子供の頃は、片付けは割とできていたが、そのうちできない人になってしまったこと。どこでどうなってこうなったかはわからないが、何かの病気のように思える。 読んでいて、辛くなっていくのだが、文中に母の死が近いことを読書に伝えていたため、ページが捲りやすくなっていた。 老いた親の死はとても寂しいが、どこかでホッとする自分もいる。 介護で苦しむ人が少しでもなくなり、精神的に少しでも支えになれる本になってくれると思う。
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江藤 はるは
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満たされていったんだ。
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