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女たちのベラルーシ: 革命、勇気、自由の希求

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takeapple
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春秋社でアルバイトをしていた娘から、「お父が好きそうな本だよ」と紹介された。とっても興味深く読んだが、書かれているベラルーシの実態には恐怖さえ覚える。もし自分の妻や娘たちがこんな目に遭ったらとても生きた心地がしないだろう。ルカシェンコに対してとても強い憎悪を感じて立ち上がるだろう。一刻も早く全ての政治犯が釈放され、ベラルーシが自由で民主的な国になることを望む。
0255文字
TATA
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以前にリトアニアのビリニュスに行った時に、隣国はベラルーシかと思ったことが記憶にある。サーシャ・フィリペンコの「理不尽ゲーム」を読んで、そして本作も読み改めて今のベラルーシを思う。ルカシェンコ政権に立ち向かう3人の女性。ポーランドやリトアニアに逃げる人、そして自ら国外追放を拒否し投獄される人。もはや彼の地への旅行などできるわけもなく、こういった体制の国の人達の想いに触れられる書籍というのはいかに貴重かと。
0255文字
futomi
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1994年からルカシェンコが大統領に座るベラルーシ。2020年大統領選挙の候補予定者が拘束。変わってその妻が対立する。結末を知ってを読み続けるつらさ。権力者を守る特別警察の酷さに戦慄する。 日本もその道を進み始めていないか
0255文字
aki
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ネタバレ政治はあらゆるものに関わっていて、〈私には関係ない〉ではすまされない。沈黙していてば、この体制を支持していることになってしまう。」-120頁
0255文字
chuji
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久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。訳下ろし。欧州最後の独裁者『ルカシェンコ大統領』vs.三人の女たち『スヴェトラーナ・チハノフスカヤ』『ヴェロニカ・ツェブカロ』『マリア・コレスニコヴァ』の譚。読んでいてやるせないなぁ、ルカシェンコが狡猾過ぎるのでしょうか?
0255文字
お抹茶
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戦わずして自由は得られないが,必ずしも成功しないという厳しい現実を突きつけられる。2020年の選挙でルカシェンコに立ち向かった,大統領候補の主婦のスヴェトラーナ・チハノフスカヤをはじめ,女達の戦いを記す。パンデミックの発生まで政治への関心は低く,ルカシェンコを支持する女性も多かったが,人命軽視の政権に我慢できなくなった。抗議運動は平和的だが,逮捕され,刑務所では残忍な仕打ちが待つ。彼女達による愛や思いやりや一体感はルカシェンコによる攻撃的で威圧的な父権的権威主義とは対極。看過していた内容だけに読後は重い。
0255文字
Dwight
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「政治はあらゆるものに関わっていて、<私には関係ない>ではすまされない。沈黙していれば、この体制を支持していることになってしまう。」
0255文字
zoe
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2023年(オリジナル2021年)。年初からキツイ内容。社会的経済的平穏と自由を同時に満たす方法を探究す。2020年代においても警察官による暴力が市民を死に至らしめる事例がある(ローマン・ボンダレンコ)。暴力制裁は常に一定の基準があるわけではないため、個人個人が民権活動範囲に不安を持ち続けてしまう状況。決して女性たちだけの活動ではないが、あえてタイトルに女性を入れたのかなという読後感。様々な理由でベラルーシを後にする人も少なくない。50%程度のベラルーシの方々は、ベラルーシ語を話せなくなっているという。
zoe

政治犯という言い方がありますが、なぜ犯を使用するようになったんでしょう? 歴史の教科書的に学ぶ現状の政治犯の定義があるのは仕方ないとして、今ある世界の課題についての使い方は注意しないとと思いました。読む方はニュアンスが引っ張られるし、ごちゃごちゃしてくる感があります。

01/05 12:36
0255文字
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