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名作映画で読み解く世界史

感想・レビュー
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ティーク
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21の映画とその時代背景が非常に分かりやすく述べられている。すでに見たことがあり、いまいち面白みが感じられなかった映画も、筆者の考察を読み、そういう見方ができたのかと、とても面白く感じた。 まったく聞いたこともなかった映画もあったが、本書を読んで観たくなった。
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大泉
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『ベンハー』や『グラディエーター』など著者の専門とする古代ローマを舞台にした作品から、『七人の侍』、『幕末太陽傳』などの日本映画の名作、『アラビアのロレンス』などの歴史映画などなどを扱い、それにかかわる歴史的背景などを語るエッセイ。史実と映画の描写の違いも指摘するが、あくまで映画は映画として楽しむ姿勢に好感。教養云々はともかく、趣味人としての著者の好みが滲む、楽しい読書でした。
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Kei
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最近世界史に興味を持つようになってきたところ、図書館で目に入り借りてみた。やばい、見たい映画が一気に増えた!スティング、ドクトル・ジバゴ、わが命つきるとも、幕末太陽伝、活きる・・・歴史的背景を知ると、映画がさらに楽しく見られると思う。Amazon Primeの会員特典では見られないものばかりなので、レンタルしないだけど😅。読みたい本もいっぱいあるので、ちょうど良いかも知れない。気長に楽しもう
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おわか
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「ベン・ハー」パンとサーカス。戦車競走の派手なスペクタクル。馬の数を増やしている。「グラディエーター」ローマに忠誠を誓った証の入れ墨を削り落とす。「薔薇の名前」古代ギリシア・ローマの叡智、キリスト教は書物を多く破壊したがイスラム世界に生き延び十字軍によっていわば再輸入された文献を修道院で研究写本する。正統と異端。「アラビアのロレンス」イギリスの三枚舌外交によって撒かれた火種は未だくすぶり続け争いが。「ニュー・シネマ・パラダイス」神父による検閲、老アルフレードとトト少年の友情には泣いてしまう…
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numainu
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評価B
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tulip
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ベン・ハー、風と共に去りぬ、アラビアのロレンス、カサブランカ、ライフ・イズ・ビューティフル、ニュー・シネマ・パラダイス等の名作映画の背景となっている歴史をわかりやすく映画への愛情と共に語ってくれている。イタリアの歴史を知らず「山猫」をかつてただ退屈だと思って観ていた自分が恥ずかしい。あとがきで、著者は1980年代以降に生まれた若い世代にも、本としての古典ばかりでなく、映画としての古典もあってもいいのでは、と名作映画をおすすめしている。映像は古めかしくとも「スティング」の楽しさを若者にも味わってもらいたい。
tulip

Majorさん、名作は何度観ても味わい深いですよね!アラビアのロレンスは、これから観る予定です。スティングは、若い頃に日本橋三越劇場でリバイバル上映を観ました。クラシックな雰囲気の劇場で初めて古い映画を観て楽しかった事を思い出します。ロバート・レッドフォードもポール・ニューマンも粋な大人で素敵でしたね!

08/24 11:49
Major

なんか、映画の方でもtulipさんと好みが合いそうに思います^_^

08/24 18:19
6件のコメントを全て見る
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doremi
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ネタバレ(24/03/24-07/09) 映画と絡めて当時の歴史的背景や「劇中ではこうだったが、史実では…」という内容。鑑賞経験のある箇所を中心に読んだけど、世界が広がった 2024年 C0020 \1900. 2023
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abcdisco
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世界史を映画の時代背景から読み取く本。七人の侍(領主と農民の関係 / 自分を捉えた海賊を返り討ちにするカエサル)とニューシネマパラダイス(イタリア南北戦争 / フィルムの火災)の話が気になった。自分が観た映画について違う角度から考察する本はやっぱり面白い。
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トミー
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歴史学者がおすすめの映画から世界史を解説してくれる。当時の史実と照らし合わせて、一般的なレビューとは一味違う、視点がとっても面白かったです。
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ソニックゆうすけ
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ほぼ、映画の中でも古典と言われているような作品を取り上げている。見たものの記憶が薄れているものも多く、また鑑賞したい作品ばかりだった。ベン・ハー、スティングとか。ただ、世界史を俯瞰して見れるような本ではなく、あくまで作品ごとのピンポイント。読メを見ると類似本も多いようなので色々な視点が気になります。
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DEN2RO
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古代から現代まで、21作の名画を順に取り上げ、その内容の紹介かたがた著者の学識と個人的な経験の蘊蓄が語られます。17作は観たことのある作品でしたが、どれももう一度観てみたくなりました。見直すことで、史実に忠実な点も映画としての虚構の面白さも確かめられそう。
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Nunca Me Rindo
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名画の背景にある歴史を知ると、より深堀りして楽しむことができる。この本が教えてくれたこと。 古今東西の21本の名画を、歴史的背景を加えて解説。 個人的には、ヴィスコンティの山猫の章が好き。リソルジメントの過程をもっと知りたい。欲を言えば、現代史としてアメリカン・ニューシネマ(タクシードライバーとか)も紹介してほしかった。
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yyrn
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名作といわれる映画の名作たる所以は、筋を追いかけるだけでも面白かったり、感動的であったりすることに加えて、その時代背景にまで思い至ると監督や原作の意図が分かり、さらに感動が深まる、ということか。製作された時代を端的に表したり、時代を先取りするような映画が名作と言われる場合もあるだろうが、つまりは様々な蘊蓄を語ることのできる映画が名作ということではないかと思うが、本書では取り上げられなかった「サウンド・オブ・ミュージック」や「ゴットファーザー」「タイタニック」「ひまわり」でも歴史は十分語られるのではないか⇒
yyrn

と思いつつ、ただ本書の手法だと「猿の惑星」や「2001年宇宙の旅」などのSFは選ばれないだろうなw。▼紹介された21作品。古代:ベンハー/グラディエーター/レッドクリフ/アレクサンドリア/中世:ブレイブハート/薔薇の名前/近世:わが命つきるとも/エリザベス ゴールデン・エイジ/七人の侍/アマデウス/近代:天井桟敷の人々/風と共に去りぬ/山猫/幕末太陽傳/アラビアのロレンス/ドクトル・ジバゴ/スティング/カサブランカ/ライフ・イズ・ビューティフル/現代:活きる(中国映画)/ニュー・シネマ・パラダイス

02/25 13:43
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ta_chanko
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実際に観た映画は『グラディエーター』と『レッドクリフ』のみ。観ていなくても、時代背景の部分を読むだけで世界史の勉強になる。また本書を読むことで、実際に他の名作映画を観たくなる。時代背景を知っていれば、より深く名作映画を楽しめるだろう。
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ふかわ
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取り上げられている名作映画の中で見たことのある作品は、「グラディエーター」「レッドクリフ」「アレクサンドリア」「ブレイブハート」「七人の侍」「風と共に去りぬ」「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」「カサブランカ」「ライフ・イズ・ビューティフル」「ニュー・シネマ・パラダイス」の計十一本。映画の見方というよりも、あくまで映画を題材にして歴史、特にその当時の人々の暮らし方に焦点を当てた解説をしていて、とても参考になった。
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ふみあき
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本書で紹介されている名画21作品のうち、私が観てるのは約半分。「アマデウス」が「神の愛」の謂だというのは初めて知った。やはりモーツァルトのミドルネームだと勘違いしていた。『七人の侍』とヴィスコンティの『山猫』は録画してあるので、いつか鑑賞したい。『ライフ・イズ・ビューティフル』の章での著者の言葉、「人はどんなに過酷な環境の中でも、どんなに悲しい状況であっても、生きるということに関しては、絶望ではなく希望を見出さなければならないし、少なくとも親は子供に対してそうしなくてはいけない」は、本書で一番胸に迫った。
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trazom
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映画に対して知識も関心も全くない私だが、本村先生の本だからと手にする。こりゃ面白い。「ベンハー」「天井桟敷の人々」「風と共に去りぬ」「カサブランカ」等21本が紹介されるが、名作映画がこんなに深く社会的背景を投影しているのかと感動するとともに、それを見事に読み取ることのできる先生の慧眼に畏れ入る。いつも本村先生の世界史は生き生きとしていて胸躍るが、映画を題材にして一層輝きを増している。「作り手が作品を通じて伝えたいものを虚実織り交ぜて表現できるのが映画の醍醐味」として映画を愛する歴史学者の心の広さにも感激。
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名作映画で読み解く世界史評価89感想・レビュー17