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食王(祥伝社文庫に7-5) (祥伝社文庫 に 7-5)

感想・レビュー
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soccer atsushi
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大変な傑作だ。麻布、金沢、岩手の3ヶ所でそれぞれ熱い想いを抱えた老若男女が思わぬ偶然と運命に導かれてコラボレーションによって斬新なビジネスモデルを立ち上げる🌠
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ドアラ
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爽快なビジネス小説。外食チェックチェーン社長がかつての恩に報いるために購入した、問題ある中古ビルを巡る話。被災地の復興、地方の人材不足、老舗の後継者問題など、現実問題を新ビジネス創成に繋ぐストーリーがとても楽しい。地道にプランをまとめつつも、自分の功績にしない、店舗管理部品質管理担当の石倉さん49歳に好感が持てる。
0255文字
タケ
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この方の小説はいつも素晴らしい。小説を書くにあたっての下調べ、情報量、そして発想の素晴らしさには毎度舌を巻く程に感心しながら、次の展開をワクワクしながら読ませていただいている。
0255文字
たつや
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⭐️⭐️⭐️⭐️
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bondo
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ナイス不要。色々考えさせられる。過疎問題は、若者に魅力ある街作りと分かっていながらなかなかできないです。 ある意味この小説は、問題提起かも。 興味のある方はどうぞ(☆)
0255文字
かずぺん
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理想の形ですね。地方再生をしないとこの国は滅びます。能登半島地震は地方離れを加速します。国の舵取りが見えません。
0255文字
ハッピー
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久しぶりの楡周平さんのビジネス小説.全国に百十を超える店舗を展開する外食チェーン,『株式会社築地うめもり』のオーナー社長の七十一歳の梅森大介.麻布のコンパス通りにあるビルを恩のある桶増から買い取った.飲食業にとって鬼門中の鬼門のビルにどんな事業を行うかのコンペを全社員に公募したが,反応がない.桶増の次男で金沢の料亭『万石』で働く順平や『寿司処うめもり』六本木店で働く女子大生バイトの由佳などと絡みながら新事業に乗り出す.楡周平さんのビジネス小説はサクサク読める!
ハッピー

2023/196/14

12/28 20:17
0255文字
ken
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お寿司と居酒屋チェーンを展開する社長が新規授業を模索するビジネス小説です。この会社の他に地方の老舗懐石料理屋、震災で苦労した海産物卸なども登場し、最終的には素晴らしいハッピーエンドが待っています。この中にいろいろなビジネスエッセンスが含まれていて、勉強になりました。地方の活性化に繋がるといいな。
0255文字
スプリント
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展開が熱い。 複数の登場人物がそれぞれの悩みを解決するため 最後は融合して成果を上げていく。 繰り返し読みたくなる。
0255文字
Kasuke Fujita
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窮地を救ってくれた人の恩義に報いるため、使い勝手が悪いと知りながら一等地のビルを購入する老齢な経営者が主人公。本書は観光業、事業継承、地方の人口減少を取り上げながら、現在の日本の課題を解決する一策を提示している。このようにお堅い経済小説のように思えるが、真髄は”情けは人の為ならず”である。無償の愛情や徳は必ずや自分に巡ってくる。なぜなら、恩を感じた人はその恩に報いようと全力で行動し、終生その恩を忘れないが故に、他者へも繋げていくからである。この”無償”という感情が粋だと思う。ただ、題名はそぐわないかな?
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本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
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☆ serial number 372(2023) ☆ 著者はデビュー時とは大きく変わり経済小説路線の作品を書くようになって久しい。近作の数点に共通するものは「この国の現状」に対する苛立ちだ。『ショートセール』で描かれた出口優先(後は知らん)の「プロ経営者」にせよ本作で描かれた「死ぬまで街金紳士」にせよバブル崩壊(と思い込んでいるがその本質はパラダイムシフトという「金融(産業/起業)兵器の変化」)に祖法遵守(という名の楽勝主義)で立ち向かい弾が尽きた後のこの国の状況が招き寄せた人種である(②へ続く)。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)

②(承前)☆ 著者はエンタテインメントノベルの何が求められているかは熟知しているから,問題意識の織り込み方も上手で小出しに並行するストーリーが環を描き完結する「開放系」のストーリーの骨格(背骨)に「善意と信頼」並びに「恩返し(のあり方)」を置く。『ショートセール』が伝統的復讐譚に重きを置くので,たとえ「裏切り(かけた)者」であっても断罪の代わりに再起の機会を与えるという描き分けは(世の中が「倍返し」の小気味良さに塗れているので)著者なりの意思表明であると見た。すごく簡単に言えば「論語と算盤」なのである。

11/27 18:09
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ざちょう
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都内で寿司、海鮮系の外食チェーン店の社長を務める梅森。 彼は経営する会社が苦境の最中にいたとき、救ってくれた恩人の頼みで、氏が所有していたビル一棟を購入することに。 しかし、そのビルは業界内では客足に縁がないとされる物件。元々、その評判を知りつつ所有することにした梅森でも、飲食に絡めたビルの活用に活路を見いだせず。 果たして、起死回生の一手は出るか 好きな作家さんなので期待値は高くなりがちですが、今回も読みごたえはバッチリ!逆境に打ち克つ話なので、途中ハラハラしつつも読後はすっきり。良作でした!
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K2
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子供のいないオーナー経営者が直面するよくある話。 イマイチ(-.-)y-~
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カノープス
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どちらがどちらに似たのかわからないが、読み味は池井戸潤風である。いい人はずっといい人に描かれ、いかにも怪しい人はそのように描かれる。そして、すべてがうまく収まるように出来ているのだ。読みやすく、豆知識も豊富で社会の実相を伺い知れたような気持ちになれる。だからといって、読んだ事を事細かに覚えているかと言われたら、多分一年後には内容のほとんどを忘れているだろう。それがエンタメと言えばその通り。綺麗な世界、というのか前に向い進もうとする人達の健全さに満ちている。
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