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だからタイはおもしろい (光文社新書 1284)

感想・レビュー
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Aka
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題名に反してタイの暗い部分ばかりつらつらと紹介している。格差社会であり、タイ人の微笑みが一部表面上であることも確かだろう。だが、印象としては9割がマイナスの表現で、いくら「タイの悪いところから目を背けず本当のタイを好きになってほしい」という想いが筆者にあったとしても、本書からは読者がタイを好きになれる要素がほとんど読み取れない。個人的には、こういう事実が存在するんだな程度の認識に留め、自分がタイに行った時の印象を大事にしたいと思った。
Aka

タイに住むことを考えたら、この本に書かれている内容は知っておくといいだろう。

03/09 16:08
0255文字
sugu
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タイの内容を掘り下げて書いている。面白い。が、なぜだろうか。タイ語を操り、タイに精通している人ほどタイを無条件で褒めることはしない。よくよく読んでいくと、なるほど理解ができた。日本は税金がどうの言われているが、成り上がるチャンスもあるので良い国なのでは?とも思った。
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さりー
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ネタバレ良書。20年以上の在タイ目線から書いた本。 タイ人には本音と建前がある/生まれつきの階級を覆すのは難しい/タイ王国空軍博物館にある日本製飛行機/長期滞在者に冷たい。 クーデターの話がわかりやすく書いてある。
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優しい親子丼
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タイ人に生まれてこなければいけないとしたら、富裕層に生まれたいですね。もうただそれだけです。本書を読んでタイが素晴らしいとは思えなかったが、仕事とプライベートはきっちり区別するという考え方があるのは良いです。
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めぐちゃん
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☆☆☆ これまでのタイやタイ人に対するイメージが覆った。でも、それでよかったと思う。筆者の言う通り、悪いところから目をそらさず、マイナス面をひっくるめてタイやタイ人を好きだと言えたら、真の好きということだ。筆者はタイのマイナス面を語っているけど、それは嫌な感情からではなく、根底に愛情があるからだと感じられる。タイのディープな面を知ってちょっとテンションが下がったけど、そんな筆者の想いが救い。
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Carlos
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長年タイに住んでタイ人社会にも入り込んでるから書けることかな。タイは微笑みの国だけではない。
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makimakimasa
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来週の5年振りタイ旅行を前に。他著書が夜遊び系なのと、ネットで見た風貌が柄悪そうで購入を迷ったが、読書メーター書評が軒並み高評価で、結果的に期待通りだった。微笑みは通りすがりの会釈と同じで特に意味は無い、悪い事しても寺に参拝すればチャラになると思ってる節がある、キレると見境がつかなくなる、悪意無く外国人を見下しがち、見えない階級社会(平均所得以下世帯は9割、貧困層を人間扱いしない富裕層は既得権益を持つ保守派=反タクシン派で、その頂点が王室)。2006年クーデター当日はTVが映らず静かな一日だったらしい。
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Takahiro
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タイは微笑みの国と言われるが実はそうではなく、本書を通してタイの実態がよく分かった。タイは多民族国家、格差社会で富裕層に生まれないと富裕層には決してなれず、富裕層が国を牛耳っている。タイ人は自国を愛し、タイ人であることを誇りに思っている。タイは王国で支配者層と被支配者層に分かれる。宗教は上座部仏教で、来世のために徳を積む。タイ人は家族を大切にし、基本的に仕事に人生を捧げることはない。アルバイトが存在せず、正社員という概念もない。目上を大切にする文化で、子供は親を大切にする。
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skunk_c
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25年ほどタイに暮らすライターによる等身大のタイ論。歴史や政治の展開などについても触れられているが、中心におかれているのはタイの人たちの生態。大きな貧富の差、「微笑み」のうしろにあるものなど、現地で暮らすものならではの内容。ただし著者の立場で書かれていることは留意すべき。日本では遅刻すると校門を閉められて罰せられるなどと書いているが、そうでない学校もある(というか自分はそういう経験は60年に及ぶ学校生活で一度もない)。その点著者はしばしば「ボク」という主語を用い、その主観性を宣言しているのは好感が持てた。
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はとむぎ
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サバーイ。幸せな感じだけど、怒ってる人が多いって複雑な感じ。
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凜
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タイに上手く溶け込めた日本人、というのが著者に対しての印象。まあどの国でもそうだが、文化や歴史の違いもあって合う合わないがあると思う。旅行するにはいいのだが、住むとなるとまた違ってくるわけだし。個人的にタイは好きな国なのだけど、私の目線は旅行者の域を超えない。なので、なるほどと思うところと、そこまで言わんでも、ということの繰り返しの本だと思うが、「タイに住み着くことのできた日本人の目から見たタイ論」だと興味深く読ませてもらった。
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玉媛
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タイのドラマや映画を見るうえで解像度があがる良書。WEB連載の時から楽しみに読んでいました。 生まれたときから覆せない圧倒的格差社会、中国ルーツを持ちながらアイデンティティはタイ人という中華系移民の存在、子どもが親に尽くしすぎる(ように日本人からは見える)文化。国王を君主とするピーノーン文化。面白い国です。
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シナチク
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ぐちみたいなこともたくさん書いてあるけど、すべてを飲み込んでタイが好きなんだなっていうのが分かる本だった。
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やまかわ
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数あるタイ本の中でここまでタイ人について深堀して書いた本はない。15年タイに住んでいたが、頷くことばかり。意外に舐められがちな日本人への警句も多いので、タイに駐在予定の人には特に読んでもらいたい。
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BluePlanet
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★4.0(3.13)2023年11月発行。2002年から21年タイに在住し、妻もタイ人の著者による本当のタイとタイ人の姿を解説。なるほど、ちょっと旅行したくらいではわからないタイのことが詳しく書かれてますね。僕自身、タイには5、6回行ったことがあり、タイ人と旅行したり友人も多くいたが、なるほど住んで働かないとわからないことも沢山ありますね。微笑みの国で熱心な仏教徒というイメージだったが、色々と裏があるようですね。
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吉田よしこ
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★★★★☆
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NAGISAN
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著者は2002年からタイに居住(タイ人妻)。仏教・微笑み・親切・親日のイメージしかもたない日本人にとって、意外なタイ人感。確かに、ロータス(CP財閥)のタイ人はしたたかであった。不正確な要約だが、自己及び親族のみが信じられる(中国人にもある)国民性と、国王とスーパー富裕層による統治の妙味によるとする著者の見立ては正しいように思える。東南アジアで唯一植民地を免れたのも、したかたさ故。タクシン派・反タクシン派の都市と地方の覇権争いはあるが、中流層以下は自己の生活に生き、スーパー富裕層に対抗する意識はない。
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曲月斎
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帯にある「微笑みの裏にはいろいろあるけど、したたかに、サバーイ(気楽に)生きる」という言葉が全て。本邦では親日国というレッテルを貼っているが、現地で暮らす身となれば、超富裕層と中間層以下の隔絶や、身上がりすることのない階級社会、王制を採っているが故の社会主義的立憲君主制など、視点が違う。就中、タクシン派と反タクシン派、第3勢力としての軍と2000年代初頭から続く政争と、在位70年を超えた前国王の存在の見立てや、WWⅡに際して枢軸国から連合国への転身など、国内では接する機会の少ない見方、情報が多い1冊。
曲月斎

かなり主観的な筆捌き。でも、居住者ならでは、かなと。

11/23 08:45
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だからタイはおもしろい (光文社新書 1284)評価73感想・レビュー18