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大学生がレイシズムに向き合って考えてみた――差別の「いま」を読み解くための入門書

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hirokoshi
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人種差別撤廃条約に日本は1995年に加入しているのだけど、その取り組みの不十分さを国連から再三指摘される(そして消極的な姿勢を続けている)とは知らなかった。メモ【人種差別撤廃条約 総括所見】 知らなければ無自覚のうちに加害者になってしまうことはありうるという指摘、ほんとにその通りで、「自分は〇〇は気にしないから差別心はない」と公言している人が悪気なくデリカシーのない発言をしているのをたびたび見かける。他人事ではない。
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こだっく
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差別をなくすには、問題を認識することから始まるのかなと思った。自分とほぼ同年代の人とは思えないほど緻密に研究されて、かつわかりやすい文章で書かれており、すごいなと思いつつ悔しかった。
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U-Tchallenge
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大学生がレイシズムについて考えたことが書かれた一冊。なるべく平易な文章で書かれている印象であった。また、レイシズムについて広く考えることができるよう、さまざまなトピックが散りばめられていた。日本だとレイシズムなんて関係のないことではないか、と思っている者にこそ手に取ってみてほしい一冊であった。
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演算子
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ネタバレ一橋大学の学生・院生が、学生向け・一般向けに書いたレイシズム関連本。対象読者により近い人が書いているから、とても身近で分かりやすかった。大交易時代以降に何の目的で「人種」という概念ができたのか(優秀な「白人」がそれ以外の有色人種を支配するため)という話が面白かった。『科学革命の構造』を思い出す。どのパラダイムに移行するかは科学的に正しいかだけでなく社会や政治も関わってくる…。人類学…それに限らず調査・分析する学問てとても差別的な概念と紙一重なのかもしれない。意識して気をつけたい。
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あんこ
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ネタバレ直接的な差別用語を含む訳では無く、一見差別とは分かりづらいバイアス/ステレオタイプ、「マイクロアグレッション」。 外国人に対する「日本語上手ですね」といった一言もそれに当たると当書に書かれていて、ハッとした。 多様性の認められない社会はマジョリティ(社会的強者)、マイノリティ(社会的弱者)関係なく、誰にとっても生きづらいものだよなぁ。
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ネタバレ2023年の本。
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