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尖閣1945

感想・レビュー
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電子書籍よりも紙書籍
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ネタバレ歴史的にも日本固有の領土である尖閣諸島を嘘八百を並び立て自国の領土と言い張る中〇の話かとおもいきや・・・・ その予想は大きく裏切られ、戦争末期石垣島から台湾に疎開する民間人が米軍の攻撃を受け命からがら尖閣諸島の魚釣島にたどり着き、そこから奇跡の生還をはかるノンフィクションであった 久々にページを繰る手が止まらず一気に読破した 沈みそうな船で溺れかけた女性を助けるシーンがあるのだが、その女性が後々数奇な出会い・ご縁を生むシーンには胸が熱くなった。
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hidemas
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尖閣諸島にこんな物語があるとは。門田先生の取材力と構成力はいつ読んでも素晴らしい。最後まで一気に読める。後半で語られる奇跡は本当に鳥肌もの。こんなことが本当に起こるなんて、現実は小説より奇なりとはよく言ったものだ。 支那が如何に無茶苦茶な主張をしているかについても解説されている。日本人ならぜひ読んでいただきたい。
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わからないな
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沈没する船から人々を救い出し、銃撃で壊れたエンジンを直し、魚釣島に人々を上陸させ、そして決死隊となって、ついに石垣島への助けを呼ぶことに成功した男ーーその金城珍吉が息子に伝えていたのは、「人のことはいくらでもしなさい」という素朴でシンプルな言葉にほかならなかった。
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まりこ
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ネタバレ尖閣遭難事件。疎開するにも米軍機から機銃掃射を受け、命からがら逃げ伸びた尖閣諸島(魚釣島)では飢餓に見舞われる。毎日人が亡くなり、葬る側も骨と皮。1か月あまり。その状況の中、このままでは全員死ぬと難破船からイカダを作り出し、決死隊が石垣島へ救援要請に行く。意識が飛びながらイカダを漕ぐ。最後は気力のみ。遭難にあいながらも一家全員助かった人達は神の島と言われる島のノロ家系の人であったとか。
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。 2023年11月初版。書き下ろし。尖閣戦時遭難事件譚。尖閣諸島は歴史的に日本の領土でした。
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shigetton
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先日の男女群島への領空侵犯然り。かっての中国は尖閣諸島は日本領土と認めている。大正8年の遭難事故で、中国政府は国として、石垣島島民へ感謝状を送っている。果たして尖閣に石油資源は眠っているのか?もしも大村湾に油田が噴き出たら?深読みせずにいられない。
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たつ
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石垣島から台湾に疎開する住民が、米軍機に銃撃され、難破 エンジンをなんとか修復して尖閣に辿り着く 食糧が尽き、手作りの船で決死隊が150キロを漕ぎ、石垣に戻る その生還者100数十名の実話 尖閣は日本である
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Admiral2009
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今は日中紛争地帯となった尖閣諸島魚釣島は、大正時代には中国人を、戦時には日本人を救い命を繋いだ島です。結末の偶然は神の御導きとしか説明出来ません。中国への怒りを抑えながらの文章にも、読み手には中国の蛮国ぶり伝わりました。
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老眼爺
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領有権の問題から興味を持ち読み始めましたが、ちょうど沖縄問題(日本人の境界)についても並行して読んでいたので、余計に複雑だなと思わされました。中国の思惑はわかりますが、日本側もセクショナリズムを含めて国内的な問題もあるように思います。 ドキュメンタリーとしては大変興味深く、戦争に翻弄された自身の両親の世代の苦悩を知る事が出来ました。
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TheWho
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先の大戦末期に石垣島から台湾への疎開船が米軍の狙撃に晒され、奇しくも尖閣諸島の魚釣島に辿りつきながらも凄惨な経験をする「尖閣戦時遭難事件」を詳細に表したノンフイクション。昭和20年6月には絶望的な沖縄本島の実情を鑑み、石垣島住民約200名の台湾疎開が敢行されるが、途中米軍機の機銃掃射に晒され多数の死傷者出しながら生存者は、魚釣島へと辿りつきながら飢餓地獄に晒される。そして生還迄のドラマは、涙失くしては読み進められない。著者の魂の叫びとも云える1冊です。
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Kolon
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涙なしには読めないノンフィクションは珍しいが本書はそう言う本だ。 終戦直前の石垣島から台湾への船を使った疎開の際に、アメリカ軍に偵察機の攻撃を受けて、尖閣諸島の魚釣島に緊急避難をした住民達に起きた事故にまつわる話だ。 同時に重要なのは点は、日本国沖縄県民は、長い間、尖閣諸島を利用しながら生活をしていた歴史を持っていると言う事実だ。 日本史の教科書に書き込みたい程の事案だが、門田氏が本書を出すまでは我々の知るところではなかった。
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パット
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終戦間際に石垣島から台湾に疎開しようとして途中遭難し、真水のある魚釣島に上陸したことでなんとか生還した人々。彼らの奮闘ぶりには胸を打たれるし、それが今では再訪することもかなわない島で起きていたというのが実に感慨深い。 ただ、本書はこの出来事についてノンフィクションの物語仕立てで情感込めて紹介するかたわら、折々で「尖閣は日本の領土」という主張を強調しており、構成としてどっちつかずの感が否めない。
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ムカルナス
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太平洋戦争末期、石垣島から台湾に疎開する途中に米軍機に爆撃され船は血の海、溺死者も出る中で尖閣に避難した島民の物語。やっとたどり着いた船はもう使えず餓死者も出てくる中で救助を求めるための小型船を造り数名が決死の覚悟で石垣へ向かう。距離にして170km 今の日本人の大半は辺境の島として場所も知らないが 明治期に古賀辰四郎がアホウドリの羽毛での商売を志して魚釣島を開拓、真水を引き込んで港を整備したからこそ避難でき命をつなぐことが出来た。歴史のある日本の島である。日本人必読の書。
ムカルナス

一方、北方領土は江戸期に兵庫の商人・高田屋嘉兵衛が航路を開拓、交易した島だと司馬遼太郎の「菜の花の沖」で知った。こういう歴史を知らないと自分と関係のない辺境の地、としか思えないのではないだろうか?映画やドラマの題材にして日本の領土だともっと知らしめる必要があるのではないかと思う。

04/20 09:33
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99trough99
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門田さんには、「死の淵を見た男」に泣かされた。しかしその後、そこまで言って委員会を拝聴し、「う~ん」→読んでいませんでした。今回、台湾侵攻に大変関心を持っているため手に取りましたが、~委員会でのご発言はともかく、門田さん、執筆力はさすがですね。感動しましたし、尖閣は日本の領土、という主張も、不自然さを全く感じなかった。それにしても、この、「尖閣諸島戦時遭難事件」が全く知られていないのは不思議ですね。対馬丸は記念館まであるのに...。
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小野
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かなり売れてる本のイメージだったので、読書メーターでは読了数が少ないのが意外。史実としてすごく読み応えがあった。こんな凄惨な時代がわりと最近の出来事であること、尖閣の歴史が日本とよりそっていること、生き抜いた人達のこと、知れて良かったと思う。
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くまさん
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ネタバレ「人のことはいくらでもしなさい」      --------------------------------  犠牲者の遺骨が仮埋葬のまま今もご遺族の訪問を待っているのに、なぜ日本は、自国の領土である尖閣への墓参を許可しないのか。長い間、私はその素朴な疑問を持ちつづけ、この事実を世に問いたいと思っていた。  尖閣戦時遭難事件は、それだけで尖閣列島が「日本である」ことを示すものである。④
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Ukyoaki
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この話は知らなかった.非常に重要な事実で,尖閣は何としても守り抜かなくてはならない領土であると再認識できた.加えて,著者は勿論,産経新聞出版の瀬尾友子編集長は凄い人だ.
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こじりん
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尖閣諸島の歴史を知り、完全に日本の領土であると認識できた。
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パーポくん。
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これは日本人として知っておくべき事件。埋もれている史実の発掘は門田隆将の真骨頂。オススメ★★★★
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pandog55
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『日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』と同じ著者。テンポよく、毎度引き込まれる。 当事者の恐怖と苦悩は筆舌に尽くし難い。 エルトゥールル号遭難事件同様、尖閣戦時遭難事件も日本人として知っておかなければならないし、語りつがなければならない。
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ライディーン
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著者の取材力がまずもってすごい。 尖閣は日本の領土であると、様々な証拠があるにもかかわらず、相手は素知らぬ顔。 事実を曲げてまで手に入れようとする、盗人猛々しいとはこの事かと思います。 恥ずかしながら、この遭難事件については全く知らずでした。 とても感動しましたし、勉強になりました。 是非読んで欲しいです。
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公平進
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素晴らしい 明治生まれの日本人は素晴らしい
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mametoume
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家族が買って読み終えたというので、回ってきた本です。台湾への疎開が思わぬ遭難になり九死に一生を得た人、生きて帰ったのに子供を栄養失調で亡くした人。助けた女の人の娘を親に突撃でもらいに行こうとした話は受けます。
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 Coochie Bill Game
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こんなドラマがあったとは,,, 日本人としてこういうことこそ道徳の時間に教えるべきでは?と思った。
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クー
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史実を丁寧に追って創作を交えず、力のある作品です。珍吉さんが命を救ってあげた娘さんが息子さんと偶然結婚する話は凄くいい。それだけで感動的なドラマになる。どなたか、映像化しないかな。
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えーちゃん
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本書を通じて、尖閣諸島は、揺るぎない我が国固有の領土であること認識することができた。
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同志社のケンシロウ
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真実ここにあり。歴史、地理の教科書として掲載すべき内容。本当のことを国内、国外の人たちが知り、知らせることが、大事。解釈は多いに結構、事実は1つ。
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それいゆ
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この本の内容を中国語訳にして中国政府要人に読ませたいものです。「台湾を早く中国に統合したい」と勝手な主張を垂れ流す姿勢にはいいかげんうんざりしています。最近の話ですが、沖縄県知事、中国訪問して尖閣のことを何も言わずに帰国するのか!と言いたいですね。
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TI
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政治系の本と思ったが疎開する船が攻撃され尖閣にたどり着きというノンフィクションもの。面白い。 しかしこれほどの証拠がありながら何をしているのか。
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depo
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図書館本。2024年初読書。門田さんは、いつも全く知らなかったことを教えてくれる。今回もそうだった。図書館にある本なので、他の人も読んでくれればと切に思う。。
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tomo
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☆☆☆☆☆ こんな写真(コメント1)も、遭難した福建省の中国人漁民を救助し中華民国からの「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島…」の感謝状(同2)まであるのに、中華人民共和国の“確信的利益”に対して「遺憾砲」しか撃たない日本。やはりあの国は一見国家の形をした、反社組織だな。そこを讃美、応援している日本企業も😪。明治時代には多数働いていた鰹節工場もあったのに、有効な発信をしない日本…先人達に申し訳ない。
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ともぞう
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「尖閣戦時遭難事件」ノンフィクション。 奇跡の生還、壮絶で胸が痛い。 この史実を読み解いていくことにより、尖閣は日本の領土であることに間違いないと理解できる。
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速読おやじ
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知らないことだらけだったが、もっと尖閣の歴史を知るべきではないかと。敗戦時に尖閣からの脱出で生還を果たした人もいれば、幼い子供も含む多くの人々が亡くなっている。帯はセンセーショナルに書かれてはいるが、当時の中華民国が漂流した自国民を助けてもらったことに対して、日本の領地である尖閣といった言葉を含むお礼状の存在があるから、中国も尖閣は日本だと認めていたのだと著者は主張したいのだろう。でもそんな事よりも敗戦時に史実として人の記憶に残らない悲しい出来事がたくさんあったことに目を向けたい。
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木漏れ日
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戦前、魚釣島には鰹節工場があり、そこで働く人々が暮らしていたことは知っていたけれど、戦時中の石垣島住民の台湾疎開、その最終の疎開船に乗る人々に起こった「尖閣戦時遭難事件」の事は全く知らなかった。沖縄以外ではまったく、沖縄ですら知っている人がほとんどいなくなっているらしい。生死をかけた壮絶な出来事、内容は本著を読んでもらいたいが、この時に亡くなった方のご遺骨がいまだに魚釣島に残されているのに、引き取ることも、手を合わせに行くことすら出来ないなんて。尖閣は日本固有の領土なのに。
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神在月
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尖閣の話を書いたこともあるので人より多少、尖閣には興味がある。だがこの尖閣戦時遭難事件は全く知らなかった。作者にはこのノンフィクションを書いてくれてありがとうと言いたい。疎開船の過酷な運命と乗り合わせた人々の数奇な人生に涙する。このノンフィクションを知った後に毎日のように尖閣にやってくる中国公船、そしていまだに撤去されることのない中国のブイのニュースを聞く度にきっとあなたの中で何かがかわっているだろう。もっと我々は自国の領土というものに関心を持たなければいけないのではないか。
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0717
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尖閣諸島戦時遭難事件、本書を読むまで知りませんでした。大東亜戦争末期の昭和20年7月、石垣島から台湾へ疎開中の小型船2隻が、米軍機の攻撃を受け、当時無人だった尖閣諸島、魚釣島に漂着した事件。食料の無い島で次々と餓死者が出る中、難破船の廃材を使って手漕ぎの舟を造り、決死隊が救助を求めて荒波に漕ぎ出す...。第六章「尖閣はなぜ日本の領土なのか」は熟読したい。「尖閣周辺に中国船、年間最多に並ぶ」と今日の産経は報じる。
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Masa
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週刊新潮出身の硬派なジャーナリスト門田氏最新刊ノンフィクション。尖閣戦時遭難事件、恥ずかしながら知らなかったです。戦局危ぶまれる昭和20年の沖縄。老人、女、子供を乗せた三艘の疎開船は石垣島を出港し台湾を目指す。途中米軍航空隊による攻撃により多くの死傷者を出し、何とか一艘の船だけがエンジンが破壊されるも奇跡的に尖閣諸島魚釣島に漂着。飢餓の島、食糧も尽き弱いものから命尽きる。船はもう無い、連絡手段も無い。彼ら彼女らの運命は如何に。民間輸送船の金城珍吉機関長26歳、スゴい男だ。リアル走れメロス。
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後藤良平
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ネタバレ大戦末期、石垣島から台湾に疎開の為の船が出航したが、漁船のようなそれらの船を米軍が執拗に攻撃し、1隻は撃沈。残った船もエンジン故障で漂流したが、何とか尖閣諸島に辿り着き、かつて日本人が整備した工場跡地の水タンクの水で何とか1ヶ月暮らす。一度着いた時の船で脱出を試みるがエンジン故障、船は放棄。その後海辺で見つけた廃材でサバニを作り、170kmをほぼ手漕ぎで石垣島へ救援を求めに出航。米軍の攻撃を何とかかわし3日後に奇跡的に到着。120人は終戦後に尖閣諸島から救出された。凄い話だ。年間No.115Kindle
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メグヒイ
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待望の門田氏の新作。 詳細をあまり調べず発売と同時に購入して読了。 通常は一気読みする門田氏の本も今回ばかりは一気読みは無理だった。 というのも、前半の過酷な遭難事件の描写が映像を見ているかのように鮮明すぎて、自分の身に置き換えると辛過ぎて読み進められなくなったからだ。 結果、2日ほど空けて読了。 後半は生存者の親族の話が多いため気持ち的に読みやすい。 この本は尖閣諸島が日本の領土である事を証明する本であると同時に、これから起こるとされる有事に向けても我々に諦めない勇気を与えてくれる本だ。
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