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社会秩序無価値説の構想

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sayan
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良い意味で期待を裏切られた。刺激的なタイトルは、個人の自由尊重から連帯を促す思潮=アナキズム解説を推測。秩序問題はホッブズが最初に定式化した、パーソンの議論は、個人間の紛争は国家の領域となる。そんな社会秩序は無価値だ、という議論と思いきや刑法における議論。ここで、無価値はマイナスの価値を意味する。浅学を恥じた。全て単語を調べ読通、著者が「その時その場所」を軸に行為・結果無価値説を議論。そして、社会秩序の実現にいかなる価値的な帰結=適法か否か議論構造輪郭が明確になる。唐突に映画「さようならCP」を思い出す。
0255文字
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