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楽屋の蟹: 中村雅楽と日常の謎 (河出文庫)

感想・レビュー
13

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so-horse
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歌舞伎見ないからわかるようなわからないような
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ごへいもち
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ネタバレイマイチ。第一話:團十郎の死後、瑠璃五郎が伝兵衛に謝りに来たって書いてあるけれど…?
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一五
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こういうのが再文庫化されるって嬉しい。読んでないのがあるかもと手に取った。ほぼ覚えてなく、初読も同然というありさま。古めのだし、時代がかってる所もあるが、名優雅楽さんの粋な様は、今読んでも良い。「むかしの弟子」雅楽さんらしいな。全編 堪能したけどね
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takao
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ふむ
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チタカアオイ
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【図書館】
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キートン
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ネタバレ戸板康二の生んだ名探偵にして歌舞伎の名優・仲村雅楽。初期の頃は『團十郎切腹事件』をはじめとした殺人などといった物騒な事件を解決していたが、後半は『グリーン車の子供』など、殺人事件の起きない『日常の謎』的な謎を解決するが、本作はそんな雅楽の解決した日常の謎を中心に収録した1冊。 雅楽シリーズは結構有名な割に、あまり本をみかけないので、こういう形で読めるのはちょっと嬉しい。 おまけに、最終回といって過言でも無い『むかしの弟子』が読めたのが嬉しかった。
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SOLVEIG
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「中村雅楽と日常の謎」。「日常の」というだけあって、殺人みたいな重大な事件は起こらない。けれど、傍目には大したことじゃなさそうでも務める舞台にも支障が出るほど精神的に参っちゃう問題だったり、何かの拍子に表面に表れた長く引き摺ってきた過去の出来事に起因する心の奥の思いだったり……と言った、警察沙汰にはならないけれど当事者にとっては結構深刻な悩みを雅楽が解きほぐしていく……といった感じの物語たちでした。やっぱりラストの「むかしの弟子」が好いな。他の雅楽シリーズも気になるけれど、この二冊で止めとくのもいいかな?
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てんつく
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「むかしの弟子」にウルッとしてしまった。雅楽さんと竹野さんのやり取りに和みつつ、素敵な謎解きを堪能。
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だるま
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歌舞伎界の名優・中村雅楽が名探偵さながらの推理で謎を解く11編の短編集。この本は「日常の謎」という括りになっていて、著者の初期の代表作である『團十郎切腹事件』と『グリーン車の子供』の両方が収められている。この2作が同時収録された本は初めてだとの事。両方再読だったが、やはり『グリーン車の子供』は名作だと認識した。シリーズの終焉を告げる『むかしの弟子』が巻末にあるのも素晴らしい。全体的には、歌舞伎界の事が詳しい説明も無く出てくるので若干の読み難さを感じる。それでも、僅かな手掛かりからの雅楽の推理は堪能出来た。
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つきみ
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直木賞受賞作「團十郎切腹事件」は読みごたえがあった。八代目團十郎が自死する前のエピソードは史実ではないのはもちろんわかっているけれど情景が目に浮かんでくる。老齢を迎えた歌舞伎俳優が周囲から尊敬されている様子から豊かな人間性を感じるし、穏やかな人柄と鋭い考察力を兼ね備えた雅楽の虜になった。歌舞伎にも俄然興味が湧いてきた!
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ワタシ空想生命体
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「グリーン車の子供」が良かった。どこが謎なのかわからない話が得心がいく解決になる心地よさ。
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eckhart88
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B:こっちの方が好きだなあ
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geshi
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日常の謎にシフトし、謎の中にある人間味とりわけ中村雅楽という人物へのフォーカスを明確にした編集がされている。『團十郎切腹事件』『時の娘』をオマージュしトリックは分かりやすくはあるがそこで終わらせないのがニクい。『グリーン車の子供』雅楽が子供の面倒を嬉々としてみているのが目に浮かぶよう。『楽屋の蟹』雅楽にも合わない人がいたのかという可笑しみと蟹嫌いの可笑しみ。『元天才少女』の元弟子へのはたらきかけが『芸養子』という布石を経て『むかしの弟子』で回収される有終の美。花道を去る老優への拍手を送りたくなる。
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