形式:単行本
出版社:白揚社
ナチスや共産主義を頂点とする欧州にも見られた数々の全体主義、権威主義体制はどう説明できるのでしょう?また、昨今北米発のポストコロニアリズムやフェミニズムなどを基礎にして「社会正義」を振りかざし自ら「異論」と認定した意見やその表出者をキャンセルする、中世でも見られなかったように思える不寛容で相手を封殺する風潮は、本書の知見からは如何位置付けられるのでしょうか。とは言えこのようなことも考えさせてくれる刺激的な本であったことは間違いありません。おススメ。(7/7)
言及した本の感想 『善と悪のパラドックス』 https://bookmeter.com/reviews/100936127 『キツネを飼いならす』 https://bookmeter.com/reviews/119740816
【詳細】 https://atsuo-relax-log.com/?p=225
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