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昭和天皇物語 (14) (ビッグコミックス)

感想・レビュー
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田中峰和
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満州国建設の立役者だった石原莞爾だが、日中戦争の泥沼化には反対しており、将来、日本を破滅に追い込む東條英機を毛嫌いしていた。米国との対立を避けたがっていた海軍は現実主義者で、陸軍は精神主義者。ノモンハンでソ連との兵力格差から撤退せざるを得なかった井置中佐を自殺に追い込んでしまう。この陸軍の精神主義は後の特攻隊をうみ、多くの若者を無駄死にさせてしまう。戦況報告を聞く、昭和天皇は無力で平和を求めても、陸軍の暴走を止められない。近衛文麿は一度、首相を降りるが再度就任。風見鶏の態度は天皇の苛立たさせる。
0255文字
うぃ
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1.0 軍部いらいらする。
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ぶんちょう
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ノモンハン事件はつくづくしなくていい戦さだったな…。そしてどんどん時代が変な方向へ流れて行く。アメリカと戦争しても勝てないってすでに分かってたの?!
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りらこ
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三国同盟への道。反対しても、陸軍の暴走を止められない人たち。分析力の優れた上官は、根性論の前に自殺。いやだいやだ。そして今の日本は大丈夫なのか?もう政治がダメになっているのに皆諦めていない?時代や色々なことは違っても、共通しているところがあるようだ。日米開戦は避けなければ、というところから、変わらざるを得ないところに追い込まれる山本五十六。続きも読みます。
0255文字
Nori
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無能ぶりを露呈することになる限界の地位まで昇進させられることにより、組織全体に無能な人間があふれてしまうことを、ピーターの法則というらしい。日本だけの話ではないのだろうけど、この物語を読むにつけ戦前の軍部・政府中枢は、この法則の典型例なのではないかと感じている。データ(情報)をもとに、冷静に我彼の現状を把握して最適解を導き選択・行動することができなかった大日本帝国。今もさほど変わらないのかもしれない。人間が人間を統治することが本当に望ましいのか、昨今のAIの進展を鑑みると、うーんと唸らざるを得ない。
0255文字
アキ
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昭和13年近衛文麿は、昭和天皇の望む支那との和平のため、不拡大派の板垣陸相を任命しナンバー2に統制派東條英機を据えた。昭和14年満州関東司令部では辻政信がノモンハンで天皇の裁可なく越境爆撃を行い、ソ連に全滅に近い大打撃を受けた。満蒙国境フイ高地で撤退を決意した井置隊長はピストルで自決した。8月ドイツは独ソ不可侵条約を結び、平沼騏一郎内閣は欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢と発言して総辞職した。陸軍大臣阿部信行が内閣を組閣し、その2日後ドイツのポーランド侵攻で第二次世界大戦が勃発した。そして三国同盟が結ばれる。
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詩音
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ネタバレ積読消化週間。13巻を読んでいないような気もするけど、どこにあるか探しきれない。 軍部の暴走、天皇の頭ごなしにいろんなものが根回し済みで決まっていて、天皇がどんなに平和を希求しても陸軍の力が強すぎてどうしようもない。ノモンハン事件。半分近くを失って、残り半分を守って帰ってきたにも関わらず詰腹を切らされる…。海軍がもっと強ければとは思うけど、暴動クーデターお得意の陸軍相手では……。
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ホリエンテス
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ノモンハン事件。 本当に陸軍の統制が効かなくなって追い込まれる感じが身につまされる。ドイツの快進撃に影響を受けた過信としか言いようが無いな。どこに向かっているのか現在進行形で判るはずもないのに「バスに乗り遅れるな」の言葉こそ怖いものはない。
0255文字
芭茶
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92
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イカカイガカ
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関東軍によるノモンハンでの越境爆撃、独伊との三国同盟締結。米英との開戦に現実味がおびてくる。昭和天皇・裕仁の思いとは反対の方向に進んでいく情勢。その勢いは止まらずに加速していく。そして短命の内閣が続く中、元老・西園寺公望が反対する近衛文麿の再度の首相就任。
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愛理ちゃん88
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軍隊というものは本来、自国の住民を守るものではない、軍隊は軍隊そのものを守る。
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ぷるっちょ
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ネタバレノモンハン事件勃発。日本の戦車はソ連の戦車に歯が立たず(安彦良和の漫画「虹色のトロッキー」でも描かれてた)。「欧州の天地は複雑怪奇なり!」(By平沼騏一郎)戦後から振り返れば「ドイツ=ポーランドへ侵攻したいがソ連軍を刺激して仏ソ2正面作戦をしたくない。ソ連=英仏への不信感。防共同盟。対ソ連を封じ込めを警戒」と分析できるが、当時の人々にとっては全く意味不明だったろう。そして、独軍のポーランド侵攻と日独伊同盟締結。対英米開戦まったなし。満州事変が起きた辺りから日本の避けられぬ破滅が迫ってきていて読んでて辛い。
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北白川にゃんこ
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イタリアー!また戦争する時組もうぜ〜!ドイツ抜きでな!
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参謀
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辻正信による陛下を無視したノモンハン事件。(部隊の撤退で責任と取らされた井置隊長…無念)突然の独ソ不可侵条約の締結。ドイツがポーランド侵攻し、英仏の宣戦布告。第二次世界大戦勃発である。三国同盟に反対していた米内内閣(山本五十六を連合艦隊司令官に)は短命に終わり、陛下が不安視し、西園寺公望が断固反対した近衛が再び首相になり、陸相に東條英機。(石原莞爾と対立していたのか…)日独伊三国同盟締結。どうにも止めらなかった陛下の御心はいかばかりか…
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絢
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電子書籍。第二次世界大戦の始まり。
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くさてる
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史実が史実なだけに、ひたすら重苦しく、苦い巻だった。それでも能條先生の描線は丹念に精緻に、かのひとの肖像を描く。そのたたずまいは苦悩のうちにあっても、特別な存在であることはあきらか。その特別な存在でも身動きが取れないまま時代の波に乗りこまれていく。この先はもっとつらい話になるだろう。それでも読みたいです。
0255文字
KOBAYASHI Masahide
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14までいっきに。立体的な涙は少し
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ブックラバー
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ネタバレ戦争へと突き進む様子が描かれています。誰か止められなかったのか?戦争は怖い・・・
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ふじ
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支那に対して和平といいながら、日本が優位じゃないと、とか、軍人のメンツ、とか、戦争に負けたら腹を切る覚悟、とか…それで人の命が失われてもどうでもいいんだろうね、と読みながらかなり腹立たしい。陸軍強行派め…
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kazu2i
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佐藤ゅ
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彼の人の懊悩が続く…。読むのが辛い…。
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多読多量連投が日課だった
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やっと読むことが出来ました
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ReiOdaira
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苦しいのう。昭和天皇は指導力を発揮しなかったのか出来なかったのか。
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笠
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3.5 ノモンハン事件から三国同盟の締結へ。大日本帝国憲法下における天皇は、国家元首であり陸海空軍の統帥権をもつなどとされてはいるが、この物語を読む限りでは陸軍、特に関東軍は天皇を奉じているどころかナメているとしか思えない。もちろん、だからといって昭和天皇の責任が免ぜられるものではなく、反戦なのであれば強権を発動してでもきっちり国の舵取りをしてほしかった。とはいえ、現実的にそんなことができる体制ではなかったんだろうな…
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どら
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ネタバレ内閣と陸軍の関係を考えると、非常に不格好な制度だと思うシビリアンコントロールの意味や意義が見えてくる。
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かすみ
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昭和13年〜15年頃の出来事。中国との関係が、悪化!昭和天皇は、日独伊三国同盟を結ぶことには、反対だったが(米英との戦争回避のため)、結局同盟は、結ばれてしまう。戦争になったら、日本の兵力では、かなわないと分かっている人達もいたが、益々戦争に向かってしまう。
0255文字
じゅう
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言っちゃなんだけれども、昭和天皇が靖国神社参拝をやめた理由ってのはここら辺だろう。A級戦犯とされた判決を昭和天皇が全て認めたというわけではないだろうが、それでも無謀な戦争へと突入した道筋を上から見ることができる立場にあった唯一の方だ。
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たぁ~ぼう(多忙なturbo)
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【Kindle】史実に基づいてマンガを描いていくとこうなるのだと思うが、ここ数巻、基本的には同じ事の繰り返しに見えてしまう。天皇がなんとか日本を良い方向に持って行こうと孤軍奮闘するが、ますます情勢が悪くなっていく。 決定権が無いのに責任だけ重くなっていく。 繰り返してはいけない歴史を見ていくことだけで、かなりつらく感じる。 この国の行く末を考える、まともな民間人は居ないものか。
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seki
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【購入】教科書には載っていないような人名がいっぱい出てくるけど、私が覚えていないだけでしょーか??様々な人の思惑が交差してこの国の運命が太平洋戦争へと忍び寄る。勝てる思って始めた戦争だったのかなぁ・・・。
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緑虫@漫画
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★★★☆ 昭和天皇物語と題してる以上、この辺の時代の話を描くとどうしても政治的無力感が前面に出てしまうな。脚色はあるにしても陸軍の暴走を止められなかったのは本当だし。
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akaesaki
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朕に「総辞職」はない(T_T)
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ぐうぐう
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石原莞爾を従え、満州にある関東軍司令部に到着する秩父宮雍仁を迎える東條英機。近衛首相から手紙が届き、近く帰国する旨を伝える東條に雍仁は「…ン⁉︎ それは大臣…⁉︎」と訊く。「滅相もございません。陸軍…次官でございます」と訂正する東條に、すかさず石原が「…次官⁉︎ くぁーっ、世も末だ‼︎」と口走るのが痛快だ。そう、まだこの時期、正常な人間も多くいる。しかし、陸軍の妄想が日本を飲み込んでいくのだ。遠くを見ることが多くなった裕仁。彼の人はそこに、何を見るのか。
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ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
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ネタバレあぁ〜あ
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オレンジメイツ
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ネタバレ進みたくないと、思う方向へ進んでいってしまっている。せめて歴史に学び、同じ過ちが起きないような世の中にしなきゃ。
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あ
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きな臭くなってからは、出て来るオヤジ共の顔ばかり凝視してしまう。この巻では能面じみたのと狂躁に取り憑かれたのが目を引く。もう戻れないところまで辿り着いたからなのか。
0255文字
shonborism
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陸軍の暴走が既に止まらなくなっている時期。日中戦争は膠着化し、世界は第2次世界大戦へ。
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二人娘の父
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三国同盟へ…ノモンハンの描写が切ない。
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FGN.G
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出たよ辻政信が。左遷のチャンスがあったのか…。
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よし
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陸軍の暴走が止まらず、繰り返される内閣総辞職。三国同盟の流れが進む中、海軍の宝、山本五十六が登場。近衛文麿の印象が悪くなった巻でした。
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ryunico
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ノモンハン事件発生から三国同盟締結まで。いよいよ第二次世界大戦に突入した。陸と海の衝突が、明らかに米英を敵に回すことになる三国同盟の締結へ道筋をつけてしまうわけだけど、こうして歴史を振り返り俯瞰で見ると、首脳部があまりに近視眼的で頭が痛くなる…。
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