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親に知ってもらいたい 国語の新常識

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agasa-maru
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ネタバレ良書。以下、覚書。国語には暗黙のルールが沢山ある。例えば「設問の指示は絶対」。問題文が「どういうことか」なら「抽象的かつ一般的に答えよ」の意味で「どのようなことか」とあれば「具体例を入れて書いてもいい」という意味。初耳・・・。要約の肝は「換言/言い換え」と「補足/付け足し」。つまり語彙力ないと要約できない。合理的な評論に慣れ過ぎると、エッセイは書くのが難しくなる。育った文化(ローカル)あってのグローバル。P151図13教育目標の分類学(ブルーム・タキソノミー)◎。P159、八つの問いの類型、意識したい。
agasa-maru

最近子供のシラバスを読む機会があった。本書既読後は、学校全体で、教科横断かつ長いスパンで国語力を伸ばそうと練られたものだとわかる。漢字が難しいとか、長文多すぎない?と思っていて、すみませんでした。

03/18 08:47
0255文字
siomin
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灘校の国語教師がまとめた国語教育の現状と国語上達法を記した一冊。新しい評価基準が定められているが、教師がそれに対応したくても時間に追われる現状ではきちんと評価するのは難しいようです。国語が上達する方法もあり、家庭内で問いかけを行うのが良いらしいが、それを実践するのは難しそう。こどもの「国語力」を上げるには一朝一夕にはいかないし、それ以上に親の「国語力」を上げるのも難しそうだ。
0255文字
ぴいちゃん
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ネタバレタイトルに「親に知ってもらいたい」とあるとつい読んでしまいます。現代の国語の学習・評価方法がどう変化しているのか分かりやすく解説してくれています。私は保護者側なので先生側の難しいシステムや評価基準などは少し分からなかったのですが、保護者目線で読んで参考になった部分→子ども達の「問い」をどうやって学校の授業や家庭で拾っていくのかがとても大切、「問いを立てる力」を育む。最近教育本で「親子の関わり、語り合う」「体験を大切に」ってよく目にする。先生や親御さん達大人側が忙しくて時間がないんだなぁと実感。
0255文字
しんえい
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これ、かなり良かった。国語科の授業における暗黙の前提とか問のたて方とかが簡潔にまとめられている。特に8つの問の類型(言葉の意味・文章の表現・思想や概念・具体化or抽象化を促す・内容や展開・議論を促す・批判的思考を引き出す・本質的)は勉強になった。また、「答えのない問」に対する井上先生のお考えも、納得。キャリアの浅い国語教師の我々は読んだ方が良いかも。ただ、タイトルには「親に知ってもらいたい」とあるが、保護者向けでは無いような気がする。あと、加藤さんとの対話はなくても良かったかな。
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