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弟よ おやこ相談屋雑記帳 (集英社文庫)

弟よ おやこ相談屋雑記帳 (集英社文庫)

形式：文庫

出版社：集英社

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50登録
ページ数
272ページ

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感想・レビュー
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藤枝梅安
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藤枝梅安
ネタバレ今回も４話構成。「名前代百両」は故事から落語に転用された話をもとにした蘊蓄話。「上には上が」は相談やを訪れた玉藻という女性と対面した波乃の驚きと喜び。「十二支騒動」は、将棋会所の常連・夕七が見た不思議な夢についての話。「弟よ」は年末恒例の将棋大会の準備や運営に忙しい信吾のもとに弟の正吾が訪れ、両親に持ち込まれている縁談があると話が、信吾と波乃には正吾が心に決めた人がいるようだと察し、将棋大会が終わるのを見計らって両親が信吾と波乃を宮戸屋に招き正吾の縁談を披露する。知らないふりの信吾と波乃の芝居が面白い。
コメント(0)2024/11/16
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暴れん坊将軍
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暴れん坊将軍
信吾が営む将棋会所「駒形」、年末の将棋大会も3回目で恒例行事になりつつある。 今年の優勝者は? 天才少女ハツの順位は? 大会準備で慌ただしい師走のある日、実家の料理屋を継ぐ弟の正吾が、折り入って話があると言ってきた。 彼の店も忙しい時期に、時間をとって話したい、ということは!? シリーズを通してもほぼ初めて正吾をじっくり描いた表題作ほか、今回も期待を裏切らない全4編。
コメント(0)2024/11/05
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ミド
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ミド
落語の話も嫁姑問題の相談もおもしろい。十二支騒動はよく分からない。夕七が本当に夢に見たのならすごいけど、創作なのではという疑惑が残るのがなあ。戯作者に任せずに自分で書けばいいのに。波乃が19歳というのにも改めて驚いたけれど、結婚が決まった弟も若いなあ。商家では跡取りを作ることも仕事のうちだからこんなものか。そしていつになったら子供は産まれて本当の意味でおやこ相談屋になるのだろう。
コメント(0)2024/07/12
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明日のかぜ
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明日のかぜ
ネタバレ４つの短編の中で「上には上が」が一番良かった。玉藻と名乗る婦人が波乃に相談に訪れる。相談客とは常に対等に接しなければならないと常日頃から思っている波乃だったが、掴みどころのない相談に翻弄される。一人息子が選んだ嫁といかにすればうまくやっていけるか？知恵を絞った玉藻は一計を案じる。賢く知恵を絞り見事に難題を解決に導いたのは流石だ。適度な距離を保って常に全体を見失わぬようにすればこれまで以上に相談客の悩みを解決できるのだろう。表題作は真吾の弟である正吾の婚姻を巡る騒動。弟の幸せを願う真吾の想いが伝わってきた。
コメント(0)2024/06/04
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れいあ
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れいあ
ネタバレ相談屋シリーズ17、〈おやこ〉では2作目。〈おやこ〉になったのにまだ子が出てこないな。夕七の十二支の話が脈絡がなくて如何にも夢っぽくてよかった。標題作は久しぶりに登場の正吾がメイン。宮戸川の他の家族のアクが強すぎて今まで目立たなかったからな。今回は動物との会話が出てこなかったな。あの謎設定好きなのに。
コメント(0)2024/05/20
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アニータ
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アニータ
ネタバレ「おやこ」になって２作目。時々登場する夕七さんの十二支騒動の”面白さ”はいまいちわからなかったのですが（前の７にふりまわされる話も）、信吾の弟、正吾が伴侶となる人をご両親に紹介する表題作「弟よ」はよかった。
コメント(0)2024/05/16
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hampm
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hampm
十二支騒動はピンとこなかったが、これは落語がベースになっているのだろう。やはり表題作の「弟よ」が一番よかった。仲の良い親兄弟であること。とにかくめでたい。
コメント(0)2024/05/07
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相馬
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相馬
シリーズ第17作目。相談事とか謎解き風の話が少なく、ほとんど市井物。「十二支騒動」とかはピンとこなかったが、「弟よ」はなかなか良い雰囲気。
コメント(0)2024/03/12
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goodchoice
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goodchoice
よろず、めおと、そしておやこと続く相談屋シリーズだが、それぞれに主題が微妙に変化していて、野口さんの秀逸な創作力が発揮されている。今後もどうなっていくのか楽しみだ。
コメント(0)2024/03/02
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Dyans
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Dyans
シリーズ通算１７冊目だ！。シリーズ名が途中「よろず」が「めおと」に変りそして「おやこ」に変り現在に至る。１７冊も読んでいたとは意外であった。昔の人が早熟であったとは思うが、２０歳程度の若造が「相談屋」とは驚きであるが、おそらく「コンサルタント業」をイメージしたのかなと推測していたが、どうも「話を聞く商売」のようであった。話を聞いた、話した本人に「気づき」を与えるという荒唐無稽な高等技術の商売。巻が進んでも、動物との会話を駆使する内容が増えないのは私は残念。突然倒れるかなんかの持病は？もあるかな。
コメント(0)2024/02/20
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鈴木正大
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鈴木正大
4編からなる短編集。特筆すべきは最終章の表題にもなっている「弟よ」だ。宮戸屋の跡取りの弟正吾を主人公にした中編は家族愛に溢れてほのぼのとして幸せな読後感を味合わせてくれて何とも良い気持ちで読了出来るのだ。
コメント(0)2024/01/27
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だいゆー
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だいゆー
ネタバレ弟正吾の結婚決まる。
コメント(0)2024/01/26
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Tatsuo Ohtaka
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Tatsuo Ohtaka
「おやこ相談屋雑記帳」にシリーズ名が変わっての第2巻（通算第17巻）。新吾と波乃夫婦の営む相談屋にやってくるいろいろな相談事を、二人が楽しく解決していく4篇。落語のような夫婦の会話がひとつの売りだが、かなりの変わり種「十二支騒動」みたいな話がときどき入るのもまた楽し。
コメント(0)2024/01/25
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弟よ おやこ相談屋雑記帳 (集英社文庫)の評価59％感想・レビュー13件