読書メーター KADOKAWA Group

双子のひみつ 魅惑のツイン文化史

感想・レビュー
16

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
アヴィ
新着
古今東西の双子についての事績が多く語られる。医学によって多胎というものの理解が進むまでの双子が歴史上受けた苦難がよくわかる。双子である作者が語る、双子の特殊性を聞かれてもそれ以外を知らないのだから答えようがないはまさにその通りだろう。中盤双子の犯罪について語られるが、ミステリー小説では禁忌とされる双子のトリックだが、現実ではこれほど双子を利用した犯罪が多いという事実。DNA検査もすり抜ける双子の遺伝子だが指紋や虹彩では個人が特定される不思議。人体の不思議への興味は尽きない
0255文字
拡がる読書会@大阪
新着
双子をテーマに神話や伝説、科学や医学、文化や芸術など、幅広い分野を取り上げ、双子という存在がどのように人類の歴史や文化に影響を与えてきたかを探った一冊です。 さまざまな切り口で双子について探る構成が特徴で書籍内には名画や広告、フリークショーのポスターなど、双子に関するさまざまな画像資料が収録されており、視覚的にも楽しめます。 https://note.com/sharebookworld/n/naf06812d687e
0255文字
abaoaquagga
新着
同じ姿をした人間が二人いる。同じ人間ではないのに、同じ人間が二人いるかのように錯覚する。皆が異なる造形の下に産まれるのが当たり前な単胎中心社会では、これは奇妙なことだ。奇妙なことは印象に残る。語られ、描かれ、撮られることで後世にまで残る。その積み重ねがやがて、双子という在り方を、多角的に解釈可能なシンボルへと進化させた。本書に収められた大量の事例と図版が、神話からポップカルチャー、科学から超常現象まで広範な領域にまたがるのも、そうした厚みがあればこそだろう。
あたびー

表紙がヒグチユウコさんですね!😍

11/16 19:40
abaoaquagga

パッと見シンメトリーながらも、花や首飾りが異なっており、同じ姿で産まれて違う人生を歩む双子を表現しているかのようです。そんな双子の、けれども髪の毛に注目すると、やっぱり一つに繋がっているという複雑さ。趣向の凝らされた素敵な表紙絵だな、と思います。

11/17 09:15
0255文字
starbro
新着
ヒグチユウコの表紙イラストと双子に魅かれて読みました。 双子の著者による双子研究本、やはり双子には、二人にしか解らない神秘的な何かがあるのでしょうか❓ https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=53704
0255文字
くさてる
新着
双子に関する様々な歴史、トリヴィア、文化での扱われ方、心理学や医学面からの解説に至るまですべてを網羅した一冊。サブカル的な切り口の軽い読み物かなと思っていたら、しっかりと読み応えのある濃い内容だった。著者もまた双子だった研究者であり、当事者としての誠実さを感じさせられました。
0255文字
桐島陽依
新着
ヒグチユウコさんの表紙に惹かれて読む。ふたごの文化史。あまりにも情報量が多すぎて全部は脳みそにのこらなそうだがジャンルマニアとしては悪魔のドイツ人医師フェアショアーの双子研究にページに持っていかれた。普通に凄い研究だなあと思う反面、悪どいこともかなりやってるのが透けて見える。物見高い自分は写真概要興味深く読ませていただいた。あとはシャムの双子たちのコーナーが何とも言えない。最近ネットで出回ってる動画で頭が向かい合ってくっついてる子がいて、この本にある通りひとりとみなすかふたりとみなすか…と考えてしまった。
いそとま

猫じゃないヒグチユウコさん、初めて見ました。猫じゃないから、怖さが緩和されていませんね。

05/24 22:55
桐島陽依

すっごく素敵で可愛いけどよく見ると怖い絵を描かれますよね。

05/24 23:04
0255文字
モモイロペリカン
新着
ググっても出てこないような面白い史実がたくさん。神話って本当に風紀が乱れすぎて、淫靡を超えて滑稽ですね。笑 本自体のデザイン・紙質・インクなどもセンスが詰まっていて100点満点です。ハリー・フーディーニの名前を久しぶりに見た。
0255文字
たまきら
新着
原著タイトルTwinkind。ふふふ、mankindをもじってるのかな?序文が著者の双子の弟で始まることから、彼が研究者でありながら同時に当事者でもあると知り、さらに惹かれました。むかし、双子の人が「どの双子にもハッピーな方と悲しい(sad)方がいる」って言っていたのを思い出しました。それは生まれた順なのかな、それとも…?歴史背景、科学的な部分なども面白かったけれど、社会的な側面の紹介が面白かったです。そういえば日本にも双子の芸能人いますねえ…。おすぎとピーコ、ザ・ピーナッツ…古いか。
どあら

たまきらさん、叶姉妹もユニットだったの❗❓ 知らなかったです…💦 一卵性の双子、タッチとかマナカナちゃん、大食いの双子もいましたよね😆

05/07 11:46
たまきら

あっ!大食いの双子さんいますね!

05/07 15:02
3件のコメントを全て見る
0255文字
おかだん
新着
ネタバレ小さい頃から双子に並々ならぬ憧れと好奇心がある。ドッペルゲンガーが常に傍にいるってどんなだろう、一つ掛け違えたら愛憎渦巻く関係になるかも知れない。著者は当事者だが、辛い歴史も偏見も終始客観的に記している。資料として読みやすくはあるが、少し個人的な思いも交えてもらえた方が読み物としては良いのにとは思う。「沈黙の戦い」は昔読んで心動かされたので、映画化されていたと知り、こちらでも観れないものかと切に思う。
おかだん

身の回りにいた双子さん達は大概一度はテレパシー的な経験が有ると言っていた。科学的にその辺りはうやむやにされている様だが、やはり特別な存在なのだなと感心しきりで少し。

04/18 02:05
0255文字
フロッグ
新着
横書きなのでなんとなく読みにくかったけど、とっても興味深かった。まさに生命の神秘。
0255文字
skr-shower
新着
他地区図書館本。パラパラと。双子の不思議。一卵性と二卵性は友人を見ても違うなと思った。神秘性も異端も感じる不思議な存在。
0255文字
ズー
新着
中高と一緒で今も仲のいい双子の親友がいるのだが、彼女たちを所々で思い浮かべながら読んだ。とはいえ彼女たちは二卵性で、読んでいると一卵性とはまたかなり違うなと思った。二卵性でもかなり似てたけど、一卵性は本当に生き写しぐらいに似ていて、昔は違う方が悪さしたのに勘違いされて捕まるとかあったみたい。思えばあれだけ双子と一緒にいたのに、双子である気持ちというのは考えたことなかった。私は双子じゃないのに「あーそれ分かる!」みたいのがあった。テレパシーに近いものはあるんじゃないかな。興味深い一冊だった。
ズー

その子らとは別に高校で出会った友達も、もう1人は違う学校行ってたから会ったことなかったけど、双子だった。プリクラでは見たことあったけど。珍しく?その双子は仲が悪いんだと言っていたが、一緒にプリクラ撮ってる時点でそんな仲悪くないよな。

04/02 15:09
0255文字
スリカータ
新着
表紙の絵に見覚えがあると思ったら、やはりヒグチユウコさんだった。シュールでちょっと不気味。内容は盛り沢山で、海外の双子の写真やカラー資料が豊富で見応えがある。ショックを受けたのは結合双生児に多めのページが割かれていたことだ。当然ながら昔から存在していて、神秘の対象になったり、見世物小屋に送られたりと様々。そして、解剖学の興味の対象になる事も想像に難くない。精緻な解剖図が載っていたのには、ゾッとした。写真だったら眠れなくなるところだった。
0255文字
さくは
新着
双子の文化史。世界の神話に登場する双子、建国の伝説と双子、結合双生児、双子の調査研究、犯罪と双子、体外受精と多胎妊娠、双子のエンターテイナー、ドラマや映画の双子、双子の間の超常現象など。図版多数。「単胎児として生まれた多数派の人々が双子に対して、あるいは自分たちに対して、どんな思い込みと願望を抱いてきたか」
0255文字
まあか
新着
表紙とタイトルに目を奪われ、手に取る。頑張って読んだものの、少し難解で、結局、双子は神秘なまま。著者の伝えたかったことが、わからないままに読み終えてしまった。ほぼ自分そっくりの双子がいるって、どんな感じなんだろう。ただ、私の知る双子は、結構互いに仲が悪かったり、全く違う性格、好みだったりするので、同時期に生まれた単体だと認識している。しかし、双子ちゃんは、やっぱり目を引く存在ではあると思う。
まあか

素敵な表紙イラストは、なんと!!ヒグチユウコさん♡どうりで、目が奪われるはずやわ☺️

03/13 18:20
まあか

生物の中で、一卵性双生児が生まれるのは、人間と、何とかアルマジロの2種類だけだと書いてあり、驚いた!

03/13 18:31
0255文字
Qfwfq
新着
★五つ!!
0255文字
全16件中 1-16 件を表示
双子のひみつ 魅惑のツイン文化史評価100感想・レビュー16