読書メーター KADOKAWA Group

あとがきはまだ 俵万智選歌集

感想・レビュー
15

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ぶぶ ひこ
新着
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 「この味がいいね」と君が言ったから7月6日はサラダ記念日 抱きあわず語りあかせる夜ありてこれもやさしき情事と思う
0255文字
suiu
新着
スケザネ氏と飲む(スケザネ氏は飲んでない。おつかれ。) サインもらう。 次は俵万智サマのサイン欲しいと言ったら、隙間を開けてサインをくれた。結果、スケザネ氏は神。
0255文字
suiu
新着
文学講座でスケザネ氏に会う! 予習! スケザネ氏にサインもらって、次は俵万智サマに会いたい。サイン欲しい。
0255文字
林芳
新着
とてもお得な本。俵万智さんの40年ほどの軌跡が短歌の形で知ることが出来る。そしてそれは今の私にもあの時の私にもこれからの私にも響いてくる。なんて平易でみずみずしいのだろう。そばに置いておきたい一冊。
0255文字
ぐうぐう
新着
俵万智が選歌集『会うまでの時間』を刊行したのが二十年近くも前のこと。しかも、入手困難な状態になっているという。なので、このタイミングで新たな選歌集が出るのはよく理解できる。まえがきで俵が述べているように、SNSで「いいね」が競われる時代の37年も前に「「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」と詠んだ俵の歌が親しみを込めて若い世代に共感を生んでいるのは、長年の彼女の読者としても嬉しい。俵の短歌は時代性が感じられるものも多いが、時々の気持ちを詠んだものも当然多く、(つづく)
ぐうぐう

その気持ちの変遷はまさしく人の半生を映している。24歳の教師が歌集を出版し、やがて教師を辞め、恋をし、失恋をし、子を産み、育て、移住し、子が大きくなり、俵自身も還暦を越える。たった三十一文字が大河小説のような醍醐味を持って迫ってくるようだ。お気にりの歌は以下の通り。「思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ」(『サラダ記念日』)、「つややかなつぼみの皮膚は咲いたなら顧みられぬ裏側になる」(『かぜのてのひら』)、「「これもいい思い出になる」という男それは未来の私が決める」(『プーさんの鼻』)

11/06 19:40
0255文字
岡本 雄大
新着
数秒で 異世界飛ばす 本開き 言葉の流れ ただのそれだけ
0255文字
こいちゃん
新着
1人ではたどり着けないところまで連れて行ってくれるとても適切な解説本だと思った。やっぱり俵万智はすごい。
0255文字
わいほす(noririn_papa)
新着
はじめて「サラダ記念日」を読んだ時の衝撃を改めて思い出しつつ、それからの俵さんの歌の変遷をこのお値段でお気軽に読めるなんて。誰にでもわかる言葉で誰もが口ずさめるリズムで、それでいて誰もが気づかなかったことに誰もが共感を持てる。誰にでも書けそうで誰にも書けないこの研ぎ澄まされた感性は、やはり俵さん。同世代で同じ時代を過ごしてきたからこそ、わかる言葉も多い。明るくてドラマチックで切なくて。ずっとそんな恋歌を詠んでほしいと思う。現在放送中のNHK短歌の「光る君へ」とコラボした解説も俵さんのキャラらしい面白さ。
わいほす(noririn_papa)

文庫本読んで私を待っている背中見つけて少しくやしい/ それならば5年待とうと君でない男に言わせている喫茶店/ 焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き/ 抱きあわず語りあかせる夜ありてこれもやさしき情事と思う/ ひとことで私を夏に変えるひと白のブラウスほめられている/ 別れ来し男たちとの人生の「もし」どれもよし我が「ラ・ラ・ランド」

06/28 22:23
0255文字
たっきー
新着
俵万智氏と渡辺祐真氏によって選出された俵万智歌集。時期によってメインとなるテーマが変わるが、私は子育てのなかから生まれたであろう作品群が好き。「人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく」。
0255文字
non
新着
 24-101:911、1。万智さんの全9歌集選。解説(鑑賞の手引き)で、毎回の署名はくどさを感じる。続けて読むことで歌、心の変化が分かりやすい。解説で気づかされも「全て受け止めた上で明るく全肯定する」
0255文字
夜空のパンケーキ
新着
短歌を普段読まない方も俵万智さんの名は知ってるぐらい短歌の第一人者であろう。 その短歌を渡辺祐真さんが解説する。 僕も普段はなかなか短歌に触れないのだが、読み進めていく内に短歌ってロックだなと感じるようになってきた。不思議なものだ。 音も長い歌詞もないのにね。
0255文字
コンチャン
新着
俵万智さんがこれまでに発表されてきた短歌の中から、スケザネさんと一緒に選んだ220首が収められた一冊です。ミュージシャンで言うならベストアルバム的な作品になります。そのときの短歌がどのような背景で生まれたのかがちゃんと考察されていて、知らない人にもとても入りやすい内容だと思います。
0255文字
まぁみ
新着
俵万智さんの著作は、未読も未購入作も無い。なので選歌集はベスト版みたいで心踊る。第一歌集『サラダ記念日』から最新第七歌集『アボカドの種』までのみならず、浅井慎平さんとの共著二冊を加え九作品の中から、万智さんとスケザネさんが選んだ220首!各歌集の選歌の後には、スケザネさんの分かり易く愛に溢れた鑑賞の手引きがあります。なんと至れり尽くせりであろう!こんな贅沢な選歌集他にはない。短歌と言えば俵万智です。まだ俵万智を知らない人にも、私のようにデビューからのファンにも、おすすめしたい。私の棺桶に入れてもらいます!
0255文字
pirokichi
新着
ネタバレ友人と出かけた「アイドル歌会」にて購入。これまでに刊行した全9冊を網羅するセレクション歌集で、俵万智さんと書評家のスケザネさんが共に選んだ220首を収録。今回お気に入りの短歌は→まっさきに気がついている君からの手紙いちばん最後にあける/はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり/読みやすく覚えやすくて感じよく平凡すぎず非凡すぎぬ名/生きるとは手を伸ばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり/心には管制官がいないから着陸の場所自分で探す スケザネさんの鑑賞の手引きは読みごたえあり!言葉って面白い。
0255文字
蝦
新着
ネタバレ俵万智の歌集は数冊持っている。『サラダ記念日』はもちろん『チョコレート革命』も強く印象に残っている。本著はスケザネ氏と共同で選んだ歌を集めた歌集になっていて、スケザネ氏の解説もあり。短歌の面白さ、俵万智の言葉を操る力のスゴさをしっかり感じさせてくれる。解説も素晴らしい。
0255文字
全15件中 1-15 件を表示
あとがきはまだ 俵万智選歌集評価55感想・レビュー15