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シスターと触手: 邪眼の聖女と不適切な魔女 (ガガガ文庫 ガか 5-35)

感想・レビュー
20

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羊山羊
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ド王道エログロバイオレンス革命譚!主人公シオンは、魔女認定されて処刑を待つ身。スカ◯リムのオープニングの如く、断頭台に首をのっけられていたが、謎のシスター・ソフィアの助けにより、救助される。しかも、興奮すると体から触手が生えてくる能力に目覚めちゃった!この触手がオマケにバカ強い!かくして、シオンは正教会との戦いに巻き込まれていくのであった。というあらすじ。正教会の横暴に抗う反勢力という構図で主人公に無双の機会を与えるのは王道として、→
羊山羊

エログロバイオレンスの王道構成を著者の文章力1本で見事に魅力的な1冊にすることに成功している。しかし、本著の最も素晴らしいところは、全くダレないそのテンポ!主人公が興奮すると能力が覚醒するという仕様上、ソフィアとの色っぽい逢瀬が戦隊モノの変身バンクの様に絶えず押し込まれ、そこから刺激的な戦闘シーンが始まるものなので、中だるみはほとんどない。反勢力サイドの魔女はひと癖もふた癖もある奴らばかりで、彼女らがアツく戦いながらも場をゴリゴリ盛りあげてくれる。下卑た興奮に脳みそを染められながら読める1冊。

02/19 06:43
0255文字
ひろぺん
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ネタバレ異能認定され断罪直前のシオン君とそれを助けた異端宗派のシスター。しかし、異能の発動条件が何ともな設定ではある。しかも粘液が選択的に服だけ溶かして肌には影響しないって。淫乱ものに進むかと思ってたら、シオン君きっちり寸止めしてる。シオン君と触手の意思のせめぎあい?はなかなかに面白い。異端のシスター連も曲者ぞろい。なんだけど、どこか憎めない。しかし、恩寵を人工的に出す薬て。正教会とやらのあくどさもなかなかである。
0255文字
KZ
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ネタバレ■正しくないスキルを与えられたが故、正教会に処刑寸前の主人公・シオン。それを助けたのは異端のシスターで、彼女や仲間の魔女たちと共に正教会に反旗を翻す。 ■スキルが触手であれやこれやなことを除けば、意外に真っ当なダーク系ファンタジー。コメディ、エロス、シリアスとバランス良く、いい意味で一昔前のラノベを読んでいる感覚を覚えた(なんとなくあかほりさとるのノリを思い出す)。
0255文字
芳樹
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女神によって与えられて身に宿したスキルは"正しい"のか"異端"なのか。『正教会』なる組織が定めた『正しさ』が支配する世界で、『異端』の烙印を押されて処刑される寸前の主人公シオンが、異端派のシスター・ソフィアに救われるところから始まる物語。宗教における思想の対立が根底に流れるシリアスなヒロイックファンタジーですが、それこそ『正統な英』雄譚からは、一歩も二歩もズレたインモラル性に溢れた英雄譚の新機軸性が魅力的に思いました。今後の展開が楽しみな期待の新シリーズです。
0255文字
半熟タマゴ
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この設定大丈夫なの?と思いつつ興味本位で読んでみました。やりたい放題してる感じだけれど、教会の背景やシスターの過去などシリアスなところもあり、勢いだけで終わらせないところがよかったです。続きもでるなら読んでみたい。
0255文字
微塵子大魔王
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己の欲望を解放し、正教会の支配から世界をも解放するインモラル英雄ファンタジー!エロ一辺倒だと思いきやしっかり熱いところもあって侮れない作品でした。触手の力を使って腐った正教会を倒すのは爽快でした。下ネタオノマトペ、欲情付与、酒池肉林。面白かったです。
0255文字
まっさん
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★★★★ 正教会のスキル差別が蔓延する世界。冤罪によって魔女認定され、今まさに断頭台でその命を散らそうとしていた少年・シオンはすんでの所で怪しく微笑むシスターに救出される。「迎えに来ました。」そう話す彼女は、この世界の真実を、そしてシオンに眠る秘められた能力「触手召喚」を使い、世界を支配から救うように説明されて… 面白かったです。意外とダークな一面も感じさせる世界観、一見下品な下ネタ路線に走るかと思いきや一転して始まる重い雰囲気、でもしっかりえっちな所はえっちさを発揮する。これぞラノベという作品で終始→
まっさん

良かったですね。世界を救う主人公の能力として触手を扱う設定は尖りまくっており、えっちな衝動によってそれらが発現、威力が増大するなど、その辺りの流れを自然と挟み込める設定は便利だなと。そこに加えて割と呆気なくキャラクターが死んでいく世界観。しかも殺され方も思いのほか残酷で、いつメインキャラクターが退場してもおかしくない展開の連続には正直ストレスを感じてしまいました。 物語はまだまだ始まったばかり。何やらきな臭い雰囲気を漂わせるシスターやシオンが扱う触手の正体、そして意味深な発言を残す聖女の存在など、気にな→

06/11 03:23
まっさん

る所が多い今作。続きが楽しみな作品です。 それにしても詳細な描写こそないとはいえ、乱○パーティーが行われるラノベは初めて読みました。

06/11 03:24
0255文字
フラチキさんです
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★★★★★ 作者さん3冊目。
0255文字
しぇん
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久しぶりに読んだ河岸先生の新作。まぁ、ギャグぽいノリですが中々ハードな世界観。簡単に仲間とか殺されていってしまいますし。聖女やシスターなど謎は結構残ったままですが続きは出るんですかね
0255文字
金曜日のライオン
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ネタバレ読了。「フェラァアアアアアアッ!」だの、「カウパアッ!」だの、中学生男子がキャッキャしそうなオトマノペをはじめ、下ネタ満載のギャグテイストはおおよそ期待通り。その一方で、「チ○ポ(実際には伏せ字なし)」とはっきり言っちゃうのは、バレバレだけどギリギリを超えない線で攻めてほしかったとも。また、中盤過ぎからはシリアスさが増していくものの、それだけでで押していくには足りないというか、ありふれた素材と構図、そしてギャグが目立つ分、中途半端な印象。あと、シスターの背景があまり見えずに終わってしまったのも消化不良で。
0255文字
灰猫
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ネタバレ主人公の能力である触手がメタファーになっているという話。ストーリーは王道の能力もので、わりとギリギリのラインを攻めている感じ。今やおなじみのミームとなったエルフやらドワーフもでてくる。正教団のあがめる神の名前があのアスタルテなのがなるほどという感じ。シスターのソフィアがヒロイン位置にいるが、謎はまだ解明されていない。今のところ良い側と悪い側がはっきりしているが、この辺一捻りありそうだが一巻では特になかった。勇者は敵になるパターンも最近多いようだ。次巻はありそうだが……。
0255文字
ひとり【ライトノベル紹介】
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「シスターと触手」雑感 神に与えられた能力如何で勇者にも魔女にもなる世界が舞台。 冤罪によって処刑される寸前の主人公を助け出したシスターたち魔女と共に教会の隠す真実に迫っていくダークファンタジー。めちゃくちゃ面白かったですね! なお、主人公の能力は興奮に反応して生えてくる触手の模様↓
0255文字
久利大也
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異端審問で処刑される寸前、邪教のシスターの乱入で“触手召喚”スキルが覚醒⁉︎ 教会の支配を覆せ!触手で! しっかりダークファンタジー。割とポンポン首が飛びます。それと謎にいかがわしい戦闘描写が馴染んでるのがすごいですね。 シスターの過去、教会の秘密、世界の真実。触手でさえなければ立派にヒーローなんだけどなぁ
0255文字
マルしぇちゃん
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最高に面白かった 勢いがあるしアホっぽい設定なのにラノベとして王道の運び オノマトペがたまらんすぎる。 川岸殴魚先生の作品は最高よ (ガガガ文庫で最も好きな作品は邪神大沼でした)
0255文字
わたー
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★★★★★よくぞラノベとして出版できたものだと驚くほどエログロバイオレンスにまみれた作品だったが、確かな面白さがあった。教会による星見の儀によって魔女の烙印を押され、まさに処刑される寸前であった主人公。彼を救ったのは教会に魔女と認定されたシスターで、彼女の瞳術によって触手を召喚する能力を引き出されることから始まる物語。女神の権威を笠に不自由を強いる教会と、それに対抗する反体制派の魔女という対立構造によってもたらされたシリアスで骨太な世界観に、エロと触手を悪魔合体させた結果、唯一無二の作品へと昇華していた。
わたー

タイトルからはもっと淫靡で背徳的な話なのかなと思ったのだが、その予想をいい意味で裏切ってくれてよかった。流石、アニメ化も経験している作家先生…底知れない狂気を感じるぜ…私が特に推したいポイントは外連味たっぷりのキャラたち。戦闘中にストゼロをキメるヤツや、見られることに興奮するヤツといった到底味方に思えない魔女から、薬浸け勇者に蝿を使役する聖騎士といった、君たち本当に体制派なんだよね?と思えるような輩までバラエティに富んだ変態がラインナップされていて実に飽きさせない。

05/03 09:50
0255文字
水無月冬弥
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タイトル詐欺みたいな作品、いや内容は間違っていないんだけど、ただエロがないのはいいんだけど、意味深な設定はあるけど、意味深なままで終わってしまった……。うーん
0255文字
ARI
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面白かったです。女神によって人々が能力を授かる世界、異端の能力を持つものを魔女として迫害するような宗教観の根強く、主人公のシオンもまた処刑寸前だったところをシスターソフィアに救われて始まるお話。魔女認定された人々の持つ復讐心や宗教的な正義に叛逆する物語の中で。教会の抱える闇や世界の謎、女神や主人公の持つ能力の秘密に迫るような奥深い世界観も感じられる作品でしたので、タイトルからのイメージ以上にガッツリしたファンタジーを楽しむことができました。ある程度読者に予想できたり、想像の余地を残す塩梅も上手かった。
ARI

それに触手といって読者がイメージするような部分、すなわちあ〜れ〜なシーンは挿絵付きでちゃんと魅せてくれるので十分な満足感。エロ系というよりは、触手を使ったエロコメのような空気が大きいかもしれません。というか、あのエロ漫画にたまにある感じの絶妙な擬音で笑わせようとする系のやつは完全にギャグでしょう。

04/21 01:51
0255文字
サキイカスルメ
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面白かった!!教会と魔女の能力やヒロインであるシスター過去とかドシリアスで、彼女に心惹かれていく主人公というラブもありつつ、主人公の能力は完全にコメディ(笑)という色々な要素が全部合わさって面白い作品でした。ちゃんと触手とボーイミーツガールが共存してるんですよ!すごい!
0255文字
リク@ぼっち党員
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ネタバレ結構エロ推しの宣伝をしていたけど、最近のエロしかない作品に比べたら古き良きラノベのエロって加減。それよりも触手という際物に紛れた迫害される者の復讐というテーマが印象に残った。世間からは恐れられる魔女たちも、実際に接すればちょっと変わった普通の人。無理やり括って焚きつけるのはいつだって特権階級の仕業。そんな理不尽を触手で打ち破るのは爽快感があった。まぁ勝利もポーズはマジで締まらないけど(笑)。触手に隠された力で魔女たちにの秘めた思いを引き出し、この世界の歪みを正すことができるのか。
0255文字
真白優樹
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教会によるスキル差別がまん延する世界で、魔女と認定された少年が、魔女であるシスターに出会い始まる物語。―――淫靡なるその腕で破れ、世界の不条理。 エロ推しかと思えばそうでもなく、割とハードでダークな世界観の中で復讐を目指すのが根底であるお話であり、絵面のせいで締まらないけれどそれでも、確かな熱さがある物語である。果たしてこの触手に隠された秘密とは。まだ何も見えてくるものが無い中、裏で巡るのはそれぞれの思惑。知らぬ間に最前線に立たされた少年は世界を変えることは出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。
0255文字
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