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芸人人語 旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編

感想・レビュー
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読み応えあった。太田さんは迷い続けてるそうだけど、迷いながらも、何事も自分の考えを持つ事が大事なのかなと思わせられる。(私はぼんやり生きているが…) 大変なときの日大で講演することになったときの話など、笑えるところもあれば、作家の高史明氏の話などは泣きそうになり…心が揺さぶられる1冊。 日々、めちゃめちゃ考えて迷って考えてる人で、そういうとこがトークに出ているんだなと。人間味があって好きです。
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ヤクト
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「生きることの意味」の章が素晴らしく電車で思わず泣いてしまった。この出来事自体知らなかったこともあり、彼と彼の家族の物語、この世界は本当に深い、それは悲しみと可笑しさが同居した世界なのだと感じた。
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right27
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サンジャポで「我々を含めワイドショーは性加害が実際にあったかどうかばかり報じているが、自身の尊厳を損なわれた人がいるということが最も重要なのでは」という趣旨を回りくどく話していたのを見て、あと年始のラジオでのバッテリィズとネコニスズとの絡みが面白くて手にとってみた。意見として賛同できない部分も多いが、さまざまな情報を入れながら自分で考えて自分なりの暫定解を出すところ、人間の不完全さを愛し真面目と滑稽の間を行ったり来たりしているところが良くて他の著作も読んでみたいと思った。タイタンシネマライブ行くか迷う。
right27

ジャニー喜多川の性加害について、黙認がメディア界における権力関係に起因することを捉えつつ、所属タレントへの配慮がなぜ必要なのか(彼らは構造そのものの中にいた時点で被害者であった可能性が否めないという意味での配慮で、タレントの起用取りやめ云々は別問題)についても言及し、国連の調査報告に対するある意味偏った報道を通して日本社会における「人権」に対する認識そのものがこの問題(性加害があったこととメディアがそれを報じず社会もそれを無視し続けてきたこと、そして2023年当時の報じ方)の根源にあるのではと指摘する。

01/29 16:45
right27

個人的に性加害問題を詳しく追っていたので、あの複雑な問題をここまで詳しく追って考え抜いていた人が業界内にちゃんといたことが分かってなんだか奇妙な安堵の念を抱いた。フジテレビがおこなった会見で、フジテレビの役員、一部の記者がともに自ら2023年の報道から特に何も学んでいないことを露呈しているタイミングなので得難い人だなとも思ってしまった。

01/29 16:46
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もならのペンギン
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第3弾。個人的にサブタイトルをつけるなら「価値観」。 日本の記者について言及があった。氏は「日本が劣るとも思っていない」としているが、内容をみるとやはり劣っているとすべきだと思う。しかし読んでいて「そうだそうだ!レベルが低いぞ」といって溜飲を下げている自分は何者なのだろう。記者は読者の方を向いているはずである。その記者が劣るということは…。 小説の主人公はいつも“わかっている側”で“わからずやの人たち”から不当な扱いを受ける。そういう物語になじみすぎることもどうなんだろうとふと思った。
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たろーたん
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正直、ドン引きした。大学生の時に、勧誘してきた統一教会の女性にセクハラしまくる。「ところで、君処女?」「(悩みはあるかと聞かれ)どこでもすぐ勃起しちゃうんだよね」、他にも相手が嫌がっているのにセックスの話をしまくったり。彼がやったことも引いたが、ドン引きだったのは、そのことを書いて載せること。やったとしても本当に悪いと思うなら書くなよ、そんなこと。「若気の至りとはいえ…」と言っているがセクハラ自慢にしか聞こえない。本当に不快だった。相手が統一教会と差し引いても嫌だった。(続)
たろーたん

著者は山上被告を批判する。「本来の敵でない安倍総理を殺し、敵を分裂させようとしたことは、旧統一教会に人生を奪われたと主張するよりもはるかに卑怯である。彼がやった行為は、旧統一教会が彼の家族にやった行為よりも、何倍も卑怯で悪質である」と。正直、私は権力者や巨大組織が長期間にわたって弱者を食い物にし、人生を崩壊させた方が、追い詰められた怒りのあまり人を殺した人よりもはるかに卑劣だと思うが。まあ、ここは意見の違いということでまだ分かる。しかし、著者は最後にこう書く。彼にこう問いたい。「ところで、お前は童貞か?」

12/06 17:20
たろーたん

冗談のつもりなのだろうか。アイロニカルな態度を気取っているのだろうか。カルトによって家族を破壊され、絶望している人にかける言葉ではないと思う。こんな不快な気分になったのは久々だった。もし彼がこれを「ネタじゃん」と言うのであればセンスないし、「僕は本気で言っている」と言うのなら人間性を疑う。もはや笑いのセンスもないし、権力風刺やブラックユーモアも下手。もうこの人、見れたものじゃないってのが正直な感想。

12/06 17:20
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海の藻屑
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善悪、正義や悪。これらは不確かでどうでもいいものだと思うが、その反面物事を分類する際に簡単で、生きていくのが楽になる道具だ。だから私は統一教会をロシアをイスラエルを悪に放り込んでぼんやりと生きている。 しかし太田光は便利な物差しに頼らず、考え続ける。生きる人に寄り添う。度々彼の発言がただの逆張りだと言われるが、善悪の概念自体に逆張りしているのだから批判が止むことは無いだろう。彼には少しの矛盾も考え無しもある。それ含め人間らしく、愛おしいと思う。感動するものもハッとする文言もある。ぜひ様々な人に読んで欲しい
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不健康運動
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太田さんには申し訳ないが、伯山先生がおっしゃる通り、やはり「ピカソ芸」は文字媒体に限ると思った笑。 正確には、太田さんの深い思考を曲解なく伝えるためには、長めの文字数や時間が必要であるということである。 「善悪」や「正義」に関する太田さんの持論には、私も深く共感した。 そして、この共感した感覚をこれからも忘れたくないなと思った。 それにしても、日々世相に関して思考を深く巡らせている太田さんの姿を見聞きしていると、いかに自分が普段何も考えていないかを痛感させられるな……。
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加藤工務店
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太田さんが時事を語ったシリーズの3冊目である。太田さんはとても頭の良い人なのだろう。常日頃いろいろなことを考えて、自分の意見を構築していることが本を読むとよく分かる。文章表現としては回りくどい書き方をされていることもあり、文意を取りにくいところもある。しかし主張されていることは理論がきちんと立てられているので、納得できるものである。太田光がどのようなことを考え、日々を生きているのか興味のある人はぜひ読んでほしい。
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nonicchi
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太田さんの文章、まとめて読むのは初めて。正直読みづらい(ご本人も自覚があるようで)。考え方に納得出来ない箇所もあり、今回はパスしようかなとも思いましたが、たまたま開いた高史明さん訃報の章で涙してしまったので最後までつき合う事に。正義感を振りかざし、ある方向に意見を集約するマスコミの姿勢を危うく感じ、こういう見方もあるんじゃないかと一生懸命提示しようとする、それがバッシングに繫がってるんだなと改めて感じました。ラジオ愛聴してるので太田さんらしいなとも。読了できて今はホッとしています(笑)。
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boasorte136
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迷走芸人の面目躍如。ラジオ、テレビ同様、本書も話が長く、何を言いたいのか分からなくなってしまうこともあるが、それも魅力。この迷走っぷりは真剣に悩み、真剣に答えを出そうとしているからこそであり、それが太田さんの誠実さなんだろうと思う。/旧統一教会、ジャニーズ等テーマは多岐にわたるが、「正解」は出せていない。出すつもりも無いだろう。只、それでも自分なりの答えを出そうと格闘する姿を見せてくれている。/シリーズ4も楽しみに待っている。
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シルバー井荻
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《だからこそ、私の考えや言動は、よく批判されるのだろう。つまり私は社会倫理的な考えを持つ人間ではないということだ。 おそらくこれは、今まで私自身に大きく影響を与え、私が憧れた人物達が、ことごとく社会倫理から逸脱した人々だったからだろう。 私は、ワイドショーが扱う、芸能人の薬物問題や、不倫問題などで、倫理に反する行為をした人物に対して「正義感」からバッシングする社会に恐怖を覚える。 そういう意味での「正義感」というものが私の中にはない。人間は全て未熟だ。未熟だからこそ魅力的だ》
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さらさら
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芸人人語は今回で3冊目ですが初めて読みました。太田さんは度々サンジャポでの発言で炎上してしまうけど怒っている人の多くは太田さんの言葉にしっかり耳を傾けていないと思う。安倍首相暗殺からの旧統一教会問題、ジャニーズ問題、松本人志氏の性加害報道、セクシー田中さんの件など様々な話題を扱っているけれどこれらの章で共通するのは問題の本質を慎重に的確に捉えていることと傷付いた人に対して寄り添う考えが根底に流れている人が書く文章だということでした。切り抜き記事だけで太田さんを知った気にならず色んな人に読んで欲しい本です。
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レコバ
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太田さんの意見だけでなく、その前提となる事実関係にもそれなりの紙幅を割いているのは、ネタにした事件自体が風化してもこの本が残ることを意図したのかな。主流に取りこぼされがちな「弱い」人たちの側に立った視点を、実体験を踏まえて語る「ピカソ芸」も残り続けるといいのにな
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喉飴と鞭
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ゲンロンカフェでのイベントも楽しみです
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やいゆえよ
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自分の発言が「炎上」した旨について弁明を含めて、持論を語っているが、ここに書かれていることは賛成反対はともかくとして、そこまでおかしなことは言っていない。これが炎上するのは可哀想な気もするが、テレビで発言した後で反省を経て文章化されているのだろうから、テレビもSNSもほぼ見ないな私には判断できない。/日本人が嫌いだ。しかし私は日本人だ。みんな「日本人は◯◯だ」と平気で言うが、その「日本人」こそあなただとは思わないのだろうか? ムツカシイね。
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ペカソ・チャルマンチャイ
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太田光初読み。統一教会問題で炎上したらしいけど、さもありなん。多くの一般大衆にない高い倫理観と、遵法精神を持っているようだ。自分も含め、多くの人は彼のレベルにはなかなかたどり着けないだろう。と思いきや、日大の大麻問題ではまるで逆のことを言っている。どういうこと?と思ったが、つまりは彼は根っからの芸人で、あまのじゃくなんだな。ウケたい、目立ちたい、そして、大勢と逆のことを言わないと気がすまないのではないか。ただ知識は豊富で分析力も高そう。正しいことを言ってることが多いけど、好きにはなれない。
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Hammer.w
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太田さんが悩み続けた結果が本になっています。 この本だけでなく、テレビやラジオ、Youtubeでの太田さんを観ながら読めばより面白いです。
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コウジ
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太田さんはよく本を読んでいる。光代さんが部屋でほぼ書き物か読書しているといっているのがわかる。統一教会、ジャニーズ、立川談志などいくつか意見を異にしているが、高史明さんの話、M1でウエストランドが優勝したときのさんまさんの話、森友事件の被害者赤木さんの話は、太田さんの優しさ、誠実さがわかる。物事を深く勉強し、考察しているがゆえに、それぞれの事柄について裏表、多面的に理解しようとしていて、それをわかりやすく消化しきれず発言しているので、わかりやすさを求めるバラエティの視聴者には届かない。
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キューピーハニー
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爆笑問題太田さんの3冊目の論説コラム。炎上した旧統一教会や前回の芸人人語でも書かれたオリンピックの問題に関しても、私も同じ考えであり、数少ない同一価値観の人間です。10年以上のラジオリスナーとしては買わないわけにはいけない良本です。
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みにころ
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炎上する人だけど、いっぱい考えてるんだよな〜。一回読むだけではよくわからん部分もある。
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レンコン餅
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太田さんは、言葉が足らない。そのうえ、言葉をさらに削ってネットでさらされていて中々大変だと実感する。全てをうのみにすることに、ひねくれを感じながらも、長く曲がりくねった文章を貫いていくことで、本質を理解していく。  セクシー田中さんについて書かれた章は、とても読みごたえがあってかつ愛があって良かった
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めい
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自分は太田さんの言葉と向き合う姿勢がとても好きだ。はっきり善悪を分け正義を決めてわかりやすさに重きを置くよりも、迷いながらも考えることをやめない人に自分もなれたらと思う
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ぐうぐう
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三冊目となる『芸人人語』。これまでがそうだったように、本書でも太田光の主張は一貫している。それはふたつあって、ひとつは太田はここで善悪の評価をしているのではない、ということ。もうひとつは誰しも自分を一番大切にする権利がある、ということ。太田はいわゆる正義を疑っている。安倍元総理暗殺に端を発する旧統一教会の問題でも、あるいはジャニー喜多川氏による性加害をめぐるジャニーズの問題でも、太田は正義を疑うので当然世間の論調とはズレていく。(つづく)
ぐうぐう

安倍元総理と再び話せる機会は永遠にない。非業の死をとげ、大切な家族のもとには二度と戻らない。その悲しみや喪失感は想像を絶する。きっと一生続くだろう。それはどんな気持ちだろう。その気持ちを一番良く知っているのは、山上、お前じゃないか、と私は思っている。突然、不合理に大切な家族を奪われた遺族の気持ちを一番理解出来るのは、お前じゃないのかよ」と痛烈に皮肉る。それでいて、太田は決して断言しない。断言どころか、彼は迷いを隠さないのだ。(つづく)

06/11 20:44
ぐうぐう

バッシングにムキになり反論するのではなく、彼はバッシングに迷うことを正直に吐露してみせる。なぜなら人は弱い存在だと太田は知っているからだ。人は未熟な生き物だと太田は知っているのだ。だからこそ、愛おしく、面白いのだと。そして太田は未来を信じている。それは面白いからだ。未熟な人間が問いながら、迷いながら作っていくものだからだ。迷走しながら書いたコラムを読む私達もまた、簡単にそれに頷くのではなく、大いに惑い、悩み、そして問えばいいと、本書は、太田は教えてくれる。

06/11 20:44
3件のコメントを全て見る
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じゅんこ
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太田さんがラジオやテレビで話した内容をより深く理解できる。
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n雪
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面白いし、太田さんの優しさや温かさ、思考の軌跡が読めることは間違いなく魅力の本だね。 ファン目線でも、さすがに思考の迷いがどんどん長くなりすぎてる気がしている。断言しきれないこと、思想教養の幅広さが魅力ではあるんだけど。テレビサイズではつい言葉足らずになってしまうんだけど… やっぱりラジオ、爆笑問題カーボーイくらいが丁度いいという結論にはたどり着きそう。
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らくだ
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近所の本屋でサイン本入手。苦労して言葉を選んでいるかんじは読みづらいけど好感がもてます。
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俺
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誰よりも優しくて面白くて色々考えてて感情的で、でも感情じゃこのカス世界に立ち向かえないことを分かってるから文章で論理立てて立ち向かう太田さんがだーいすきだよ〜〜〜🫶
俺

どんなに辛い人生でも社会に理不尽を感じて腹立っても、この時代のこの国で暴力ふるった時点でもうだめなのよ🙅‍♀️,,,,どんなに腹たっても言論で対抗していきたいと思う今日この頃のあたくし。知識つけるぞ〜〜!!!

11/07 06:35
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