読書メーター KADOKAWA Group

わたしと日産 巨大自動車産業の光と影

感想・レビュー
32

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ただ・きく
新着
ネタバレゴーン社長による日産のV字回復と不正問題を傍で見つめ、一連の対応の最前線に立っていた人。彼の示すリーダーの要件の一つ目は、「エンパシー」で、「まだ自分の理解が及んでいない世界があるということを認識する能力、あるいはその違いをできるだけ理解しようとする姿勢」と説明している。また、リーダーは、「同質の者同士で群れないこと」が大切としている。総じて、変化や多様性に対してポジティブであることの重要さを強調しているように思える。刺激的だが、生き残りを懸けた厳しい戦い。本音は、皆が幸せに生き残れる社会でありたい。
0255文字
痛飲
新着
何故にまた、日産は急激に経営が厚子したのか?
0255文字
Nb
新着
関氏とグプタ氏へ高い評価は語られているが、内田氏へほとんど言及がない事から色々と察せられる。 ハイポテンシャル人材から漏れた人間のモチベーションに対するフォローもどうにかならないものか。 ゴーン氏の不正を見抜けなかったとしたら節穴であるし、本人の退任劇からして疑われても仕方がないのでは?
0255文字
スプリント
新着
ゴーンが逃げちゃったから真相究明に時間がかかりそう。 言ったもの勝ちな状況にあるので西川さんは安心しているのかもしれないですね。
0255文字
Humbaba
新着
人はずっと同じという訳ではなく、変わるものである。あるいは本質としては同じでそれに気づけなかっただけという可能性もあるが、いずれにせよ今見えているものが全てではなく、また、未来永劫にわたって同一であるという保証もない。人が人を見抜くというのは非常に難しい問題であり、それが本当にできるのならば企業の成長はもっと一直線のものとなってくれているだろう。
0255文字
ブー太郎
新着
うーん。読んでみて、毒にもならず、薬にもならないと言う感じ。読んだ感想はそれだけ。
0255文字
しげる
新着
西川元社長の半生と、西川さん目線のゴーン事件。大きな会社どうしがが提携すればそれだけでシナジーがあるわけでもなく、企業文化や国の違いもあって相当に苦労がありそうだ
0255文字
だ
新着
日産でゴーン事件が発生した時に社長をしていた西川氏の人生録。何で読もうと思ったのか忘れたが、図書館で予約順が回ってきたので読んだ。読む前は、どうせゴーンの暴露本だろう、くらいの心持ちでいたが、読み進めていくとゴーン以外の部分がめちゃくちゃ面白い。海外で働くとは何か。グローバル企業とは何か。マトリックス経営とは。ガバナンスとは。そしてリーダーとは何か。自分はドメドメ人間なので肌感覚は持てないが、海外勤務経験者は共感するところが大きいのではないか。
0255文字
takao
新着
ふむ
0255文字
なかしー
新着
ネタバレ日産自動車社長西川氏の自叙伝。 ゴーン事件を直属の同僚?部下?として関わったインサイダーの立場から語る。最初は、ゴーン氏のことを会社を私物して暴利を貪る経営者みたいな暴露や下世話な本を思っていましたが、見事に期待を裏切って?いただきました。窮地に陥った日産をV字回復させた手腕やそれはグローバル化のため各会社とのアライアンス強化など比較的好意的な評価だったのは意外でした。転機は、氏が様々な役職を兼任し始め、各国を飛び回り、日本に不在になる期間が増え、日本の現状を把握できなくなり始めた頃から歯車が狂いだした。
0255文字
kawa
新着
本書を読みたいと思ったきっかけは、ゴーンさんを巡るもろもろのどろどろスキャンダル事情。しかし、そちらの下世話な興味は見事に裏切られる。半面、日産という企業がいかに国際化を図ったか、そこを担った著者が自ら語る作品として読むと興味が尽きない一作だ。
0255文字
Garfield
新着
著者はゴーン事件当時の日産社長。期待ほどには事件に関する記述はなかったが、事件を生み出した社内の土壌についても織り交ぜながら、40年に及ぶ著者の日産でのキャリアが振り返られている。●ゴーンの焦り。コストカッターとして危機の経営には長じているが、回復後の持続的成長の点では模索があった。●ルノーのトップも兼任し、現場との対話も減り、取り巻きに囲まれるようになった。●社内の国際化が進んだ結果、人材が育った一方、国際化のスピードについてこれない社員も出て、特に管理部門でそれが顕著で、事件に繋がった。★★★★☆☆☆
Garfield

引っ越し等でバタバタで、全然、本読めてませんでした、、、。ここから、徐々に復活予定。みなさま、よろしくお願いいたします。

09/18 13:40
Garfield

その他、書かれていたことで、興味深かったこと。 ①社内の国際化が進むにつれ、語学における一日の長により、本社とのリエゾンとして地位を保っていた人の居場所がなくなった。 ②CFT(クロス・ファンクショナル・チーム)。地域という縦軸でのミッションと機能という横軸でのミッションで組織を構成しており、各現場(例えば、「欧州」の「開発」)において、二つの軸からのミッション間の対立なども生じるが、そうした状況の中で各現場で積極的な議論をし、戦略が洗練されていったこと。

09/18 13:50
0255文字
正太郎
新着
普通でした。
0255文字
岡本正行
新着
 読み終えて、もう1か月になる。ゴーン騒動が終わって、そのカルロス・ゴーンは、自分の国レバノンに悠々自適で豪奢な生活をしているのかと思えば、そうではなく、他の国々には入れず、国際警察の目が光っている。自国レバノンは、庇護しているが、イスラエルとヒズボラの戦い激化とイランの介入で、どうにもならない状態、日産とルノーを食い物、私物化した悪党のなれの果て、その一連の流れを表した本、面白く,興味深く読ませてもらった。歴史ある技術の日産が、老体企業となり、ゴーンのお陰で奇跡の復活した。いまは、優良企業立ち直った。
0255文字
たこ焼き
新着
海外事情通、というだけで海外関連の仕事ができる時代は終わった。英語を当然のツールとして、仕事でバリューを発揮できる人が活躍する。会議でうまく仕切って決断ができる人は自然とボス、と認識されるようになる。決断を遅らせ、時間ギリギリになってようやく決断するのが典型的な日本人で十分に議論する時間がないので透明性はない。優秀な右腕のペラタ氏のバランス感覚がゴーン改革の実効性を担保していたがその存在が失われ量産拡大という旧来の考え方を持つゴーン氏の歓心を買うための議論ばかりが展開され経営的な行き詰まりと不正に繋がった
たこ焼き

ルノーの日産再生がうまくいったのは、ルノーから送られてきた経営陣が「ルノーのいうことを聞いてはならない。日産のためになることを純粋に実行する」という明確な方針を打ち出し、ピュアに実行する勇気と覚悟を持っていたため。買収したときは、その会社のためになることを第一優先にすることで現場社員の支持を取り付けることができる。ルノー株主のフランス政府が日産から利益を搾り取ろうそ色気を出した時に、アライアンスの関係性は歪みが生じ始めた。

09/03 08:48
たこ焼き

ここぞというときは関係者を通り越してトップ頭ごなしに直訴することも大切。決断するのは結局トップなのだから。

09/03 08:51
0255文字
M_7677
新着
ゴーンに対しては客観的に記載していると思う。ただ最側近として何十年もやって、取り立てられてきた以上、一方的に悪くはかけないだろうとも思う。ちょっと前に読んだのであまり内容は覚えていないが、大企業で成功した人の話はそれなりに面白い。社長まで上り詰めたのに、40ぐらいまではパッとしなかったという自己評価も興味深い
0255文字
Kenta
新着
CFTはチームが対立する場ではなく、チームで協力して会社に提案するやり方、すっかり忘れておりました。
0255文字
翔平
新着
思いのほか読み物として面白かった。氏が過ごした40年ほどの日産の歩みがポイントが絞られ綴られている。辞任後の古巣については思うところが多そうであまり語られていない。日産の生え抜き経営者は氏が最後、先達も皆泉下だそう。 ゴーンについては意外な記述はなく最側近から見ても多忙で抑制を失い欲に溺れた裸の王様とのこと。 どこまで自身で著したのか不明ながら、文体からも、内容からも優秀さと熱さが伝わる。そのような才人がゴーンの後始末と得るところの少ないアライアンスの整理に忙殺された状況に改革後の日産の低迷が凝縮。
0255文字
あみ
新着
バイヤー出身の社長という点に興味をもち手に取ってみた。著者は、担当時代に取引先視察の際にテーマをもって臨んだいう点はさすがと感心した。あとは異文化交流の点に内容がさかれ、自動運転、電動化という波に際して、何を考えて、どうしたかという点がぬけているのは、物足りなさを感じた。時折、はっと気づく警句もあり、読んで損は無い本。
0255文字
怠
新着
ルノーやフランス政府と折衝を重ね、日産の独立経営を確保した功績は立派。ただもっと実力のあるゴーストライターを使って、ゴーン逮捕に至る緊迫したシーン、ゴーンの経営者としての凄み、暗部、および率直な批判、ルノーやフランス政府との息詰まる攻防など、を語ってほしかったが、題名通り「わたしと日産」を中心に淡々と、ほとんど第3者的な立場で描写されていただけなのが残念。まあそれを意図した本ではなかったのだろうけれど。グローバルな事業を見据えた組織改造にも多くの紙面を割いているが、目新しいことは何も感じられなかった。★2
0255文字
のん
新着
ネタバレ日系の社員はゴーンをどう見ていたのか気になりました。内心では讃えていた。だとしたらあの騒ぎは哀しい。はやい段階で内部でうまく浄化できなかったのか。変貌していく様に気がつかないものだろうか。「知らなかった」と言われればそれまでだが。結局同じような人間を揃えて群れていると安心なのかうまく渡り逃げた様に見える。トップに求められるものは経営だけではなく、危機管理能力とか、鋭い感性だとか、求められるものは非常に多い。頭で舵を切ってる印象しかなくパフォーマンスも悪い。トヨタの経営者と比べて申し訳ないけど迫力にかける。
0255文字
Mark
新着
ネタバレこの本に、ゴン助事件にまつわるゴシップ話を期待してはいけない。日産で西川さんが経験した成功も失敗も、そこで起こったことは、そのまま類似の組織にも当てはまる。更に一般化して考えれば日本という国の問題として捉えることが可能。経営の失敗で、外資に乗っ取られちまった哀れな会社、などと呑気に傍観している場合ではない。グローバル化、と言われながらその実が伴わない国際的大企業は数多ある。敢えて、「巨大な中小企業」と言ってもいいが、そういう会社の上の人にも下の人にも、読んでみてほしい。自省のきっかけになるように思う。
0255文字
じじお
新着
ゴーン不正の部分は読み物として面白い。だがそれよりも、日産のマトリックス経営、著者自身のリーダー論は勉強になる。その部分についてもっと著者自身の話が聞きたい。
0255文字
うめP
新着
ゴーン事件に関しては首尾一貫「自分は悪くない」、ルノー/三菱とのアライアンスの成果については「自分の成果だ」と語っており、非常に日産らしくてゲラゲラ笑いながら読めて面白かった
0255文字
あすなろ
新着
僕にとり日産にはファンの想いがあるのでいつも感想が難しい。ただ、いつも思う事は定期的に経営危機に陥いる会社だという事。そして、定期的に全ての車の魅力が無くなる会社だという事。内から見たゴーン経営の功罪。ルノー・仏政府との攻防。三菱自動車との馴れ初め。そのどれもが興味深い。90年代の日産危機とゴーン改革の功を絡めた部分、ゴーンの裸の王様への一途・経営者としての評価・ルノーとの関わりの変化、日産生え抜きケリー氏抜擢の背景、三菱自動車の益子氏との関わり。それら時代の日産車達が胸に去来しながら読了。
あすなろ

花ママさん。おお〜。当然分かりますよ。僕はスカイラインに憧れて憧れて、かつて乗ってました。今でも憧れですね。日産のエンジニア、大変だろうけれど歴史的名車多いですしイイですね。大分減ってしまいましたが…

07/07 17:58
花ママ

これからも日産愛継続していきます☺

07/07 19:05
6件のコメントを全て見る
0255文字
弓
新着
日産の元社長がゴーン事件の裏側を赤裸々に話しながら、本件が社会にもたらした光と影の影響を解説。今後のリーダーシップのあり方についても言及しており大変参考になった
0255文字
Kunyarin
新着
表向きには明らかにすることができない闇の部分も多くあるのだろうと推察する。当たり障りのない範囲で日産の光と影の部分を著者の視点から整理したもので、ゴーン事件や役員との人間関係については客観的事実が淡々と述べられており、事件の真実や西川氏の本音には触れられていない。日産と西川氏のここまでの道のりを表面的になぞったような内容である。個人的には日産の不都合な真実を知ることができるかと思ったが、エリートのサクセスストーリーに終始した感があり、少々期待外れだった。
0255文字
モビエイト
新着
ゴーン後の社長になった西川氏、ゴーン改革の良かった点、不正に陥った点とわかりやすかったです。長期にわたって権力を持つ危険性を感じました。
0255文字
スコットレック
新着
もちろんカルロス・ゴーンと接点はあるのだが、長年一緒にタッグを組んでいたという訳でもないので、いかにしてゴーンは闇に飲み込まれたのか、不正の真相とは、のような事には深く迫れていない。ただ、憶測で書くよりも余程誠実だと思った。 著者の西川さんは現在は日産を離れてしまっているが、そこで得た知見と経験(なかなか波瀾万丈の人生だ)、そして次代を担うリーダー達へのメッセージは多くの人の学びとなると思う。
0255文字
Da
新着
仕事上関係あり、今年読んだ本の中でtop3に入るくらいは面白かった。
0255文字
エクセレントノーマル
新着
読みやすく一気に読んだ。日産についてほぼ知識がなく、筆者がどの程度、ポジショントークであるかわからないが、ゴーンの功罪を区別して冷静に書いているところは信頼できると思った。日産改革の成功で名をあげ、長期政権を築く中、部下らが世代交代し、次第に物が言える人間が周囲にいなくなっていく。いつしか「カリスマ」から「裸の王様」に変貌したことが、事件の遠因になった。ビッグモーター問題で揺れたSOMPOの櫻田前CEOもそうだったが、カリスマ、ワンマンの功罪を考えさせられた。最後は自己陶酔のようでやや辟易させられたが。
0255文字
つかはらあつし
新着
事件のことならず、20年をかけた企業変革の例として最高に楽しかった!
0255文字
全32件中 1-32 件を表示
わたしと日産 巨大自動車産業の光と影評価81感想・レビュー32