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イランの地下世界 (角川新書)(Kindle版)

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テイネハイランド
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イランに長年住んでいる著者が匿名(若宮總はペンネーム)で書いた本です。親しみやすい語り口なのに情報量が多く月並みではないジャーナリストとしての視点も持っている点では、高野秀行氏(本書の解説を担当「若宮さんがイランについて書いた本を読みたい」と出版を後押し)やブレイディみかこ氏(雑誌"週刊エコノミスト"で本書を推薦)の著作に通じるものがあり、本書もふたりの著作同様もっと一般に広く読まれていいように感じました。
テイネハイランド

「イランって、酒も飲めないし、豚肉も食えないんだろう? 女の子とデートもできないって言うじゃないか。お前、よくそんな国で生きていけるな」ときどき日本に帰って来て、私が「イランで暮らしている」と話すと、日本人の友人たちは決まってそう言う。(中略)「まあ本当にその通りだったら、とっくに正気を失っていただろうね。でも、いま君が言ったもの、イランでもまったく不自由してないから、ご心配なく!」そうなのだ。あれもダメ、これもダメと言いながら、実はそのすべてにちゃんと抜け道が用意されている国、それがイランだ。

10/08 21:50
テイネハイランド

(メモ)本書で著者が紹介したイラン関連書籍: (1)岩崎葉子著『「個人主義」大国イラン』(平凡社新書) (2)鵜塚健著『イランの野望:浮上する「シーア派大国」』(集英社新書) (3)新冨哲男著『イラン「反米宗教国家」の素顔』(平凡社新書)

10/08 22:02
0255文字
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