形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:フィルムアート社
ただまあケヴィン・ファイギが天才的なのはどう見ても間違いないし、『アメイジング・スパイダーマン』へのコメントなんかを見ても信頼感しかない。
そんな混迷するMCUの救世主になると言われた『デッドプール&ウルヴァリン』は、そのマルチバースの正しい使い方を示すと同時にマルチバースの末路までもを描いたという意味で、まさしくMCUの救世主と位置付けられるはずだ。もちろんそのことに、人間であったとしても気付かないケヴィンではない。本書によれば、ヒーロー映画でもケヴィンは、日常の細やかな場面を大切にしているという。そこには、特別な力を持ったキャラクターを、しかし人として好きになって欲しいというケヴィンの願いが込められている。(つづく)
それは、やはり人間であったケヴィンだからこその想いだろう。
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