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The Secret Enemy: Austria-Hungary and the German Alliance, 1914-1918 (East European Monographs)

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WW1におけるドイツとオーストリア=ハンガリーの同盟を、墺の視点、特に外交に観点から記述する書。墺にとって同盟が軍事的・内政的に不可欠だった一方、独への従属は墺の独立性を阻害し単独和平を困難にしたというジレンマが描かれている。皇帝フランツヨーゼフとカール、墺外相ビュリアンとツェルニン、参謀総長コンラートとアルツ等、主要人物達は独墺同盟の利益と不利益のバランスを管理しようとし苦心した。皮肉だが同盟によって墺は軍事的に生き長らえたものの外交上の自律性を失った。墺の対独関係を理解するうえで本書は重要文献である。
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