読書メーター KADOKAWA Group

ごめんあそばせ 独断日本史 (朝日文庫)

感想・レビュー
6

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
かっくん
新着
二人の直木賞作家による歴史の対談。題名通り、蘇我氏の時代から明治までを知識を基に好き勝手に話している様相。好みで話しているところも多々ある。比叡山とか秀吉に対してはかなり手厳しい。こんな見方もあるんだと日本史を楽しみながら読めました。
0255文字
ゆずこまめ
新着
お二人が楽しそうで、つられて一緒に楽しませてもらいました。この歴史愛がお二人の著作の面白さを支えているのだと思う。
0255文字
ミハル
新着
笑笑。面白かった。女性作家お二人のお口の悪いこと(笑)日本の歴史関係の本では、一番お世話になっているのが杉本さんと永井さん。古代関係は本当によく読んだなぁ。この改めて読み直したくなったし、平安時代と鎌倉時代は大河のこともあり、永井さんの本再読しました。南北時代が一番苦手かも。北条氏の後半からはさっぱり。戦国時代は楽しい。細川ガラシャの話。もう一度読み直そう。刀剣の綺伝を観て、えっ!と思った「忠興が鬼、ガラシャが蛇…」何処かで記憶があったのよ。杉本さんの「滝沢馬琴」読みたい。馬琴とお路。映画で見て感動した。
0255文字
のびすけ
新着
単行本で読了。同い年の女流歴史作家、永井路子先生と杉本苑子先生による対談集。歴史学者なみの広い知識と深い見識をお持ちのお二人が日本の歴史を語る。お二人が楽しそうに意見を交わしていたのが印象的だったけど、マニアックな話題で置いてけぼりを食うような部分も多かった。藤原氏の摂関政治の安定を、天皇・母后・外祖父のジャンケンポン(本当はどれが強いかわからない)に例えているのが面白い。
0255文字
ポメ子
新着
二人の対談で、定説になっている人物像が、意外な一面を持っている事を知って興味深かった。
0255文字
trazom
新着
今でこそ歴史小説を書く女流作家は多いが、昔は、この二人が両巨頭だった。1925年生れの同い年。対談は、仲の良い同級の女子高生が、級友や先輩の人物評をしているノリで、抜群に面白い。「菅原道真なんて、会社のライバルに蹴落とされて左遷されたような人にお願いしたって、合格も出世も無理ね」。「北条泰時は立派な男だと思う」「私も好きよ」。「藤原定家、あの人はゴマすりでねえ」。「信長、秀吉、家康、誰が好き?」「いやだあ、みんな願い下げだわ」。勿論、人物評だけでなく、史書に基づく二人の知識の豊富さにも圧倒される。楽しい。
0255文字
全6件中 1-6 件を表示

この本を登録した読書家

ごめんあそばせ 独断日本史 (朝日文庫)評価60感想・レビュー6