読書メーター KADOKAWA Group

消された王権  尾張氏の正体 (PHP新書)

感想・レビュー
11

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ohion
新着
古代日本で東海地方で栄えた尾張氏は建国に大きく携わったとのお話。著者の推論が論ぜられるわけだが、なかなか頭に入ってこなかった。日本書記、黎明期の系譜に関する知識不足か。 前に読んだアマテラスの正体のほうが読みやすく整理されてた気がする。
0255文字
asky0084
新着
★✪☆☆☆
0255文字
taipoi
新着
前提となる知識が足りておらず、ついていけなかった。 もう少し別の書籍で外堀埋めてから再チャレンジする。
0255文字
inaryoXD11
新着
ネタバレ安定の関さんの古代史本。でも今回はかなり大胆な内容で締められており、ちょっとびっくりでした。ヤマト建国の謎を常に新たな側面で補強し続けていますが、今回も蘇我氏の偉大さで締めくくるかと思いきや、国母である神功皇后のの血を引いていることが皇位継承の条件だったとは……。なお、「おわりに」に簡潔に内容がまとめられています。これだけでもこれまでの本を読んでいると、だいたい想像できますが、今回新たに登場した仲哀天皇=天稚彦=アジスキタカヒコネ、そもそも景行天皇に始まるタラシヒコ王家が東海系だったとは、なかなかでした。
0255文字
ABAKAHEMP
新着
名古屋市の熱田神宮と言ったらお馴染みのパワースポット。今でこそ東海地方を代表する大神社だが、かつての熱田社の社格は想像以上に低かったらしい。しかしここには何といっても草薙剣がある。曰く、ヤマトタケルが尾張氏のもとに置いていき、遺品として祀られたものだと伝わっている。ただ実は七世紀に、草薙剣は一度宮中に戻されている。ところが時の天皇に病をもたらし、あまりの霊力に一緒に暮らせないと、再度熱田社に戻されてしまったのだ。王の正統性を裏付けるはずの神宝が、なぜ宮中で大切に祀られず、あまつさえ天皇を祟り苦しめたのか。
ABAKAHEMP

東海系の文化が発展し各地に伝播していった時期は、巨大地震や寒冷化を伴う気候変動によって、地域の再編が起こり、新たなリーダーが誕生する時期と重なっていたこと。前方後円墳とは違う、前も後ろも四角形の前方後方墳が、この地域を中心に作られれていたこと、などだ。そして、出雲と対抗していた但馬・丹後の日本海地域も台頭し、近江や東海地域の勢力が手を組むことで、ヤマトの主導権を確立していったのだということなら、消し去られたのは「大丹後」も同様ではないか。

03/10 13:00
ABAKAHEMP

熱田神宮への記述は中盤以降からは全く触れられず、ひたすら氏の私見の大披露ということに。それはそれで一粒で二度美味しいとなって、近著の作品の要約がまとめて詰め込まれているため、全体像が一望のもとに見渡せる。それでもさすがに詰め込みすぎな気がしないでもないが。尾張氏の正体を探るなら、ヤマト政体の正体も合わせて解明されねばならないというのもわからなくはないが、最初の謎の答え合わせが不十分に終わった気がしてならない。尾張氏側が草薙剣をどう位置つげて、守り祀ってきたのかくらいは記すべきだったのではないか。

03/10 13:06
5件のコメントを全て見る
0255文字
hiyu
新着
論ずるあかなか安定せず、なおかつちょっと推測の域を出ないような印象。冒頭を読むに結構楽しみにしていたのだが。
0255文字
Akira Suzuki
新着
古代日本で、東海地方の一大勢力だった尾張氏を中心に古代国家の成立過程を紐解く。大胆な仮説ではあるが、著者の主張は説得力がある。古事記や日本書紀、最新の古代発掘事情を知らないと「何のこっちゃ?」ということになってしまうが、古代大和王権、天皇や古代豪族の起源について興味を持つ向きには面白い読みものだ。
0255文字
caramelscratch
新着
Audible 少し主張が変わった?
0255文字
みのくま
新着
本書は、日本書紀は持統帝と藤原不比等が自身の正統性を主張する為に作られた歴史書であり、古事記はその日本書紀に対するアンチテーゼになっているという。他にも本書はかなり突っ込んだ仮説が語られており少々驚いた。ヤマト王権の創立時や邪馬台国は想像力を逞しくさせる魅力がありロマンに溢れているのは分かるが、さすがに説得力に欠けるのではないか。本書のような内容にありがちなのは、自身の主張に都合が良い史料のみを繋ぎ合わせて使ってしまう事であろう。面白い仮説は沢山あるのだが、そこにある程度の説得力を付与する難しさを痛感した
0255文字
ホームズ
新着
ネタバレ『日本書紀』から消された豪族・尾張氏。色々面白いとは思ったけど、色々…。
0255文字
fseigojp
新着
尾張はナガスネヒコー景行、物部はニギハヤヒー崇神、神武と応神は同時代で九州の南と北からやってきた 関史観の完成か 継体と蘇我、葛城はのこっているが。。。。葛城は神武や応神に協力したはず
0255文字
全11件中 1-11 件を表示
消された王権  尾張氏の正体 (PHP新書)評価79感想・レビュー11