形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:早川書房
形式:Kindle版
【第45回日本SF大賞候補作】人類は銀河の友に、どう貢献すべきか?現代SFの最前線を押し上げる、新世代ハードSF作家の初長篇!『法治の獣』でベストSF2022国内篇第1位&星雲賞国内短編部門を受賞した春暮康一が満を持して放つ、レム、イーガンに匹敵する、驚きの宇宙探査SF。子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望(のぞむ)は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計(VLBI)ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新(あらた)、大学の研究者仲間の八代縁(ゆかり)という夢を共有する仲間を得た望は、3人で計画の実現を検討し始めた。それは、望、新、縁ら人類が、後に銀河文明の反映に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった ――。ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!
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