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サイボーグ009トリビュート (河出文庫 い 42-2)

感想・レビュー
43

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ケロたん
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マンガ009は好きだけどノベライズは乗り切れなかった。
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桔梗屋
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ネタバレ小中学生の時期に刷り込まれた嗜好は、一生を左右するレベルで精神の根幹を占めますよね…「009」に出会ってしまったことによって、今、テキスト書きやってても、群像劇において仲間達が何を考え、感じて、目的に向かって進もうとするか、をごく自然に検討するようになったし。島村ジョーは今に至るも、自分の中での真の「ヒーロー」として燦然と輝いていて、自分の書く主役もかくあってほしい、と常々思ってる。収録各編、作者が誰に、何に惹かれたかが伝わってきて、「好き」を形にしてるなあ、と。フランソワーズ、誰が書いても素敵過ぎる。
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ひびキング
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9篇9様で楽しかったのだが、009という巨大なコンテンツに呑み込まれて各人の個性は埋もれてしまった。高野さんのらしさと藤井さんは直前に読んだ宇宙SFとの共通点は感じられた。物語を現代にアップデートし、また今を生きる彼等の姿を描こうとしてるところには息の長い人気のコンテンツだということを再認識させられる。円城さんは良かった。全体を通じてGBが濃すぎたよ。でもそこが009。
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はじめさん
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異なる個性でチームを組み、巨悪に挑む。石ノ森章太郎「サイボーグ009」への賛辞を込めた、集いし9人の書き手による二次創作集。平成版のアニメやメディアファクトリーから新書判で出てたの集めて読んでたよ。イラストの類は表紙絵のみ。紙に挑むのに、まさか表紙絵だけではあるまい…あとは… あとは記憶だけだ! 脳の奥底に眠る他の00ナンバーの勇姿をヨミがえらせる読書体験。円城塔しかしらんなぁと思っていたが、003が少女との交流を描いた一編をしたためた池澤春菜…爆走兄弟レッツ&ゴーの豪役のアニメ声優だったのか。加速装置!
はじめさん

2025/004 日本的には忌み嫌われる4の数字を背負いし、ドイツ出身・全身武器庫の004。平成アニメの裏番組でドイツカメラの名機ライカで愛娘タミーに照準をあわせていた、ファータ

01/05 10:01
0255文字
Y
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ネタバレ機械を思わせる冷ややかさと、生物のもつ温かさとが同居した物語の数々を楽しめる贅沢な一冊。60年という歳月の流れが世界に、そして00ナンバーサイボーグ達にどんな変化をもたらしたのか。そしてこれまでとこれから、ジョー達が「誰がために」戦ってきた/いくのか、ついつい考えてしまいます。
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あじぽん
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ネタバレ9人の作家による009トリビュート。オリジナルに忠実なものから遠い未来を舞台にしたものまで。001イワンを抱く003フランソワの再解釈に時代の変化を感じる。あと007グレートの活躍が目立つのは動かしやすいからだろうか。宇宙を泳ぐ008ピュンマを描いた藤井太洋、暴走するギルモアを描いた円城塔がよかった。懐かしくなってオープニングの映像を見てみたら009島村ジョーが涙を流していた。人間がいる限り悪が生まれ、悪がある限り戦わなければいけない。やまない戦いの日々にサイボーグ戦士の生身の部分が泣いているのだろう。
あじぽん

余談。昨日たまたまアニメで009を演じた声優、井上和彦さんの読書に関する講演会に参加した。声の響きが楽器から出た音みたいだった。「吾輩は猫である」の朗読も聴いて、トッププロの技術に感服した次第。

12/15 08:46
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くらーく
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ほぼ同い年のサイボーグ009。アニメでちょっと見ただけかな。でも、勧善懲悪であり、チームワークであり、自己犠牲であり、正義のために人のために命を懸けて?戦う姿勢は忘れられない。そんな憧れをもって育ってきました、なんてね。 内容もさることながら、いちばん記憶に残っているのは、サイボーグ009のオープニングソングなのよね。歌は強し。 本書も良いよ。ただ、60歳を過ぎるとエッセンスだけしか受け付けないのよねえ。若いうちだわ、正義の戦士にのめり込めるのは。
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Mimi
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SFって本当に難しい。 どんどん難しくなっていくから、私には漫画が合っているなと…。 去年アニメ観ておいてよかった。観てなかったら余計『?』ってなってたと思う。 にしても、009の出番が少なくて悲しかった。
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榊原 香織
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ジョーのあの憂いに満ちた目が素敵だった、って、009ほとんど出てこないじゃん! あれはマンガの力だったのですね。文にすると面白みのないただのイケメン。 代わりに007存在感たっぷり。 誕生60周年に、9人の作家(ほぼ若手)が1作ずつ。
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あるこる
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009シリーズをベースにした短編集 面子に惹かれて読んだけど、懐かしさあり,新しさあり,人情あり,哲学ありと良きSF集でした 個人的には 円城塔の「クーブラ・カーン」 藤井太洋の「海はどこにでも」 酉島伝法の「八つの部屋」 長谷敏司の「wash」 が好みでした
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クリフトン
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サイボーグ達にとり「老い」や「死」はどういうことになるのだろう ギルモア博士は「システム」となった どこ迄も生き続けざるを得ないものとしての彼ら 「009」は 永遠の命を問う「火の鳥」への師に対する著者の応答になっているかのようにも思いました
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ゆめたがえ
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数年ごとにこの作品を思い出す。今回もその口でした。確かにギルモア博士は人間だし年齢の問題はありますよね。
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辻本 敏久
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いつまで戦うの。
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女神の巡礼者
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子供の頃大好きだった「サイボーグ009」読まないわけにはいけません。しかし、最初の辻真先先生自ら、アニメ最終回の脚本をノベライズした作品を読み始めて、さすが半世紀の時間が流れていて忘れていることばかり。しかし三つ子の魂百まで。読み進めるうちに次々と記憶が甦って来ました。そしてそれに続くのは、現在マジで旬の8名のSF作家の皆さんによる圧巻のトリビュート小説。それぞれ個性と持ち味を発揮された傑作群。はあ~と、ため息出ちゃった面白さ。最高でした。
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SOLVEIG
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ネタバレ《ヨミ編》関連の2作、トリビュート感満載の「平和の戦士は死なず」と後日譚「アプローズ、アプローズ」、それに「誕生編」の未読章か?と思ってしまいそうな「八つの部屋」。この3作には常に原作を意識させられ続けて感慨深く読んだ。直接原作とは繋げてなさげな4作品も面白かった――「海はどこにでも」はかなりお気に入り。 で、「wash」と「クープラ・カーン」。《誕生60周年》という事実を突きつけられた感じ。サイボーグなりに歳をとった彼らと生身の人間であるギルモア博士の関係……。前者は結構お気に入り。後者は怖いな……と。
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アイリス⭐️
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良作です。各作家さん達の009愛が見えます。長谷敏司『wash』の出来がずば抜けてる感あり。欧米人は老人になっても格好がつくが、日本人の009は老体を晒せないのが難点ですね。
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ネムコ
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とても良い短編集だった。予想以上!読む前から知っていたのは辻真先氏だけだったけれど、ほかの書き手の方もプロフィールを見ればいずれも堂々たる経歴の方ばかり。キャッチーな同人誌に留まらず、原作を踏まえつつ独自の世界観を展開していて、普段二度読みをあまりしない私をして二度でも三度でも読みたいと思わしめた優良本。サイボーグ009ファンの方には是非お勧めしたい。
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かな
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ネタバレ地下帝国ヨミ編の最終話のその後が書かれた話、002開発秘話、ギルモア博士亡き後の世界等、どの話も読み物としては面白く、脚本家の辻真先さん特別参加もあり、どれもゼロゼロナンバー愛に溢れていてよかったと思います。ジョー以外の面々にスポットがあたっていたのもよかった。現代に生きる彼らがアップデータされた姿には若干の違和感はあったもののAIやドローン等、納得できるものもあり成程なぁと。『クーブラ・カーン』とはなんぞやと思い概略をしらべると、「夢の中で見た謎の宮殿について書かれた詩」ということで納得でした。
りんご

もうずっと脳内で音楽がなってます「ゆめみてはしるしのこ、、ーーーーをやーーー」の「こ」言った後ボリューム抑えてすぐクレッシェンドし、「おやー」で解放する感じね。

10/13 09:34
かな

本当にね、未完の名作。初期の主題歌も好きですけど、やっぱりこれが良いですね。

10/13 10:40
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makoto018
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石ノ森章太郎のサイボーグ009。そのトリビュート作品。 8人の作家が、九人の戦鬼のエピソードを描く。アニメシリーズ第1作(1968年!)脚本家・辻真先も参加が凄い。001が語り手となり、感覚器が超越した003の孤独と悲哀を描いた「孤独な耳」、ギルモア博士亡き後の世界を描く「クーブラ・カーン」、全盛時代にドローンやAIなど最新テクノロジーを駆使して不死の敵と戦う「wash」が特に印象深かった。バラエティ豊かな物語は原作の世界観の豊穣さからくるのだろう。愛のため、戦い忘れた人のため今日も彼らは戦い続けるのだ。
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フライングファットマン
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★★★☆☆
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Mc6ρ助
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懐かしの彼らがふたたび・・、というべきか、アニメではなく漫画で育った爺さまは若干の違和感もなくはないが・・。そこはそれ、002の空飛ぶ姿がオーバー・テクノロジーだなんて指摘されるまで思いつきもしなかった(何が燃料なんだ、推進剤は?)なんて、ノホホンと生きてきたものだ。とにかく、60周年に感謝、感謝!
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二階堂
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斜線堂有紀『アプローズ、アプローズ』高野史緒『孤独な耳』長谷敏司『wash』藤井大洋『海はどこにでも』 面白く読みました
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わるる
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本編ではメインになることが少なかった006,007,008にスポットライトが当たる話もあり、彼らに対する解像度が上がった気がする。個人的には008が主役の「海はどこにでも」が1番印象的だった。「火星の人」や「13機兵防衛圏」を彷彿とさせた。
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一会
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原作漫画やアニメの後日談やリプート(それも第一作の脚本家自らによる!)や過去編。003にとってのバレエといったそれぞれの一面の掘り下げ。現代や未来を舞台にしたサイボーグ達の戦いと。一線級の作家たちによるバラエティに富んだ豊かな作品集。個人的に特に素晴らしいと思ったのは長谷敏司『wash』で描かれた様々な経験を積み、様々な物を時間によって洗い流しながら「悪との戦いが永遠に終わらない」事を受け入れ戦い続ける姿。
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keroppi
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「サイボーグ009」の世界に9人の作家たちが小説で挑む。それぞれに個性的で、9人のサイボーグたちの心を深く描いてみせる。「サイボーグ009」が誕生して60年になるのか。その時の流れを描いた作品もあったが、「平和のために戦う」というある意味矛盾した彼らの行為は、今の時代においても、訴えかけてくるものがある。
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ヒロキ
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不朽の名作『サイボーグ009』。 誕生から60年、平和のために戦い続けるサイボーグ戦士たちの新たな物語。 アニメ第一作の脚本家辻真先さんをはじめとした9人による9つの物語。 小さい頃、田舎の祖父の家においてあったマンガで読んだヨミ編のラスト、魔人像内での決戦、そして009と002のあのラストシーンは忘れられなかった。帰還した後の物語、何度妄想していたことか。
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キュー
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500ページ超という厚さに怯んだけどなんとか読み終わった。9編収録という事で読む前はゼロゼロナンバーそれぞれ主役の話とかなのかなと勝手に思っていたけど作者みんな自由に書いている感じで面白かった。辻真先さんは旧アニメ最終回をリライトとの事だけど冒頭がそのままだったけど中身は全然新作な感じで驚いた。他のいくつかの作品も神々や天使との戦いが無かった世界線?での009達のその後の戦い?が描かれている様な物が見受けられどれも面白かった。いくつかの作品は007や008が漫画以上に解像度が上がって素晴らしかったと思う。
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どどんぱ
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その後の009達の活躍。原作が完結しているのかは知らないけと、、、ヨミ編までの思い出で十分楽しめました。時代とともにアップデートして活躍している姿は格好良いけど、悲しい。
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げんなり
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アニメも原作漫画も何となく通過して来ていて、だから、ちょっとした懐かしさの気分で読み始める。最初の作品が辻真先のものなので、イメージしてたアニメの世界に違和感なく入れた。 人物も世界設定も同一なので、そのままの雰囲気でいくかと思いきや、やはり各作家さんで趣がガラリと変わる。どれも楽しめるけれど、SF小説(変な言葉だけど)として流石の書きっぷりなのが酉島伝法と藤井太洋作品。円城塔作品についてはサイボーグとは何か、の部分に揺らぎがあったような気がして、戦鬼たちよりギルモアが目立ってた。
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まんだよつお
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収載作品9編に通底するテーマは「老い」。生身の肉体を残しつつ一部の臓器を人工のモノに入れ替え改造された00ナンバーサイボーグたちは、誕生以来60年間、「戦士」としての機能をアップロードしながら、「人間」」として歳を取り、年齢相応に相貌を変えてきた――この矛盾こそ、この作品のキモ。戦士としての能力は誕生時をはるかに超えるレベルになったが、いつかは生体として死んでいく運命。003と009のラストでの会話、「わたしたち」「地球を守り続けることはできるんだろうか」。ああ、おばあちゃんになった003を見てみたい!
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サイトーマン
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同じ原作に材を求めても、さすがプロの作家が揃っただけあって、語り口は十人十色。それぞれ特徴ある文体で楽しませてもらえた。収録の順番にも工夫があると思われるが、中程に置かれた「wash」がクライマックスというか、最も活劇としてのサイボーグ戦士を描いていたように思う。
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mirie0908
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カラー版アニメは見てた頃は知らなかった各メンバーの半生とかそれを掘り下げたストーリーとか、思ってたより読み応えある短篇ばかりでよかった。
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ミッキーの父ちゃん
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9編と言う事だったので、それぞれの物語が紡がれるのかと思いきや、其々の物語は独立していて繋がりはなく、活躍するメンバーも単独だったりチームだったりで、一貫性はないけど、全編読み終わると、9人全員が其々活躍したなあ… と思える物語でした。 中々面白かったです☺️
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hisa
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『サイボーグ009』生誕60周年記念として編まれた全9編アンソロジー。身体を改造されたことに悩み苦しみながらも正義のために闘う9人の戦士にすごく惹かれ、『009』は石ノ森作品の中で断トツ好きな作品だ。様々な時代の彼らが描かれており、今も生き残って戦っている姿が読めて、彼らからすると不満だろうが喜んでしまった。一番良かったのは『wash』。脳を含めて細胞自体が変化することへの007の悩みが新鮮だった。
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geki
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主に自分より若い世代が、現代のエッセンスも加えながら、個性豊かなサイボーグ戦士を蘇らせた珠玉の9篇。思ったほど島村ジョーは、活躍しないのよね。
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hee
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009の物語が創作されて60年、映画、アニメ、そして今年は舞台など様々なメディアで展開されており、古参のファンとしては嬉しい。その反面、これでよいのかと思う時もしばしば。もっとも、地下帝国ヨミ編で自分的には終わっています。今回のトリビュートもインサイドストーリーのひとつですと思えば楽しめます。完結編まで紡げなかった石ノ森の無念をこのような形でも009物語を語り続けることに意義があると思っています。
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うんの
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いろんな想いが詰まってた。
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アルマジロ
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途中でギブ。前も思ったけどそもそもの設定がかなり複雑で小説にすると読み飛ばせなくて冗長になるのが辛い。円城塔とかのやつは流石に面白かったけど
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黒蜜
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面白かったです。こういうレジェンド作品はこういうカタチで語り続くのもありと思える作品。主人公は島村ジョーなんだろうが、こういう外伝的な作品だとスポットあたらないのよね。現代的にその能力がクローズアップされそうな003、007が注目されてる印象。次いで008か。反して005を主役に据えた作品が無いのはどういうことだ。
0255文字
Souichirou Takenaka
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流れ星に感謝と喝采を。
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