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不倫論: この生きづらい世界で愛について考えるために

感想・レビュー
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Egon
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結婚生活を維持するために不倫する、等。結婚制度批判とか。
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ankyh321
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あまりというか、『不倫』自体に全く興味、関心がないが、これをしてしまうと、世間から大バッシングされるのは間違いなし。 ドラマや映画、小説、この手のネタはふんだんに有る。著書も色々と引用していてもいて、なんか各作品のレビューみたいな感じだった。 高尚なる『不倫』とは家庭を持っていても、それを絶対に守り通し、尚且つ好きな女性(男性)にも十分な愛を提供する。そんな人物は果たしているのだろうか?結婚という一夫一妻制だから、問題になるのであって、一夫多妻の国なら不倫なんて存在しないんだろうか?
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すっきり紅茶
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友達の不倫に悩んでおり購入 既婚者がなぜ不倫に走るのかヒントが得られた テーマも内容も面白かったが、一文が長すぎて若干読みにくかった…
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酩酊石打刑
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タイトルは〈不倫論〉より〈性愛論〉が適切な気がする。今や不倫は売れるとの出版販売戦略での判断だったのだろうが。鈴木鈴美の本人、友人の豊かな性愛の経験と文学、映画などの症例が提示され、多面的な視点からその実態が考察される。読んでいて〈夫婦喧嘩は犬も食わない〉との思いがよぎった。その辺りの事情は個別的で、一般化することは無理だ。愛憎、嫉妬、経済的な独立性など考慮すべき点は多様であるし。それぞれの局面で個別具体的に当事者同士が解決すべき問題のような気がした。昨今の不倫報道は異常だとだけは言えそうだ。
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K
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(202409,367.9)「論」というほどではない。
0255文字
ponte
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以下備忘録。 ・いずれにしろ今でも不倫はありふれており、姦通罪でもなければ妾の法的身分もない世の中で、どんな関係がより自分を深く傷つけるか、より禁断の喜びが大きいのか、脅威となるのか、許せるのか、歌曲を考えるほど深刻なのか、などを決めるのは、それぞれの道義と感じ方によるところが大きい。 ・夫婦関係の悪さを別の関係によって補おうとする態度は、リスクが高すぎるだけではなく、関係のない人にまで余計な痛みをばら撒き、自分の情けなさを露呈し、修復可能であった夫婦関係を台無しにする、愚かな行為だとも言える。
ponte

・不倫は被害者が傷つくからこその犯罪なのであって、被害者を亡くしてしまえば、その奇妙なバランスを糾弾する外野など、余計なお世話以外の何者でもない。 ・人は愚かで、嘘つきで、利己的で、浅はかだ。成功者の失敗が大好きで、人の足を引っ張り、嫉妬心をすぐに恨みにかえ、自分の子往復に繋がらない人の不幸までを楽しむ。

11/30 19:51
ponte

・愛の多様な形というと実に聞こえはいいが、愛が必ずしも自己完結するものでない以上、誰かの自由な愛は別の誰かを巻き込み、必ずしもそれを心地いいと思わないものの犠牲を払うこともあり得る。 ・人は愛や生殖や責任や社会生活と、自我や欲望とのバランスを取ろうともがくのかもしれない。

11/30 19:51
0255文字
美鈴
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課題本。いろんな立場から”不倫”を眺めてきた経緯があり、血反吐吐きそうになりながら読んだ。 ”息継ぎ””奪わない”など刺さった。 ”恋女”の章は声出して笑った。
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towerofthesun
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別に結婚しようがしまいがどちらでもいいが、接続詞が無さすぎて文章が頭に入ってこない。せっかく面白い話題なのに!
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ikn
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45分 前情報無しに表紙で選んで読んだ 選ばれし民のみ達成し得る論は笑った 人文書の棚に置いてあったが実際はエッセイに近いものだったが、昨今読んだ中では読んだことのないスタンスだなと思って興味深かった
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めん
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問い:なぜ人は不倫するのか 答え:「結婚制度があるから。そして人は恋愛するから。恋愛結婚は、人生の中の、ひとつの恋愛のゴールに過ぎない。」 かな。 多くの名著や名曲、名画には不倫を題材にした作品が多く、改めてびっくり。それらを味わう上で理解を深めるためにこの本を読んでみると面白いなと思った。 著者がご結婚されたことを初めて知った!なんだか嬉しい。内容的には既婚男性と独身女性のパターンが充実していたけど、今後、既婚女性側の論が充実することを期待。
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はるぱ
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元AV女優にして元日経記者で、現在は作家として芥川賞候補にもなった鈴木涼美さんによる評論風エッセイ。夜職方面への経験からコラムの切れ味・洞察力がある方だけに、本作の視点も「なるほど」と感心させられるものが多数あった。ただし読者としては文章には独特の粘っこいクセがあることを覚悟しておかねばならず、「それもレトリック」として楽しむ度量も要求されるところ(私の文体も影響されちゃっている)。不倫報道について論じた所では、一部で対象となる事案を忘れていたので、楽しみが半減したことも。小説では純文学方面を目指してい→
はるぱ

る方であるが、それよりもこうした社会的評論の面白さを追求し続けてほしいと思っている。

11/04 12:17
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