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はるわか
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[力による平和の復活-二期目のトランプ外交を描く(ロバート・オブライエン)]トランプ二期目には、トランプが高く評価するジャクソン(19世紀初頭の米大統領)流のリアリズムが復活するだろう「そうせざるを得ないときは、焦点を合わせた力強い行動をとるが、過剰な行動は控える」/[なぜドルは強いのか-堅牢化するドル体制]混乱はドルにとって好都合。経済的・地政学的混乱は安全な投資の魅力を高め、投資家はドルへ回帰する。資本の自由化と政治改革が必要になる人民元の国際通貨化を北京が認めることはない。そのためドルは下落しない。
はるわか

[貿易で紛争を防げるか-貿易と平和の真実]通商は平和の促進には役立たないし、有害でもない。その両方の作用をもつ。[対中戦略を強化するには-アジアシフト戦略を越えて]中国に対抗するには、アジアに軸足を移す以上のことが必要になる。アインドネシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムなど中国の近隣諸国にアプローチして、経済援助と安全保障を提供する見返りに、基地や海上ルートにアクセルし、領空を飛行する権利を確保しなければならない。

11/26 12:28
はるわか

[世俗社会と宗教ー神なき時代の宗教の役割]あまり知られていないのは「所属教会のない」キリスト教徒が特にトランプに忠実であることだ。[フランスは未知の海域へ-政治的混乱の行方]フランスの右派台頭トレンドは続いている。ルペンは強気な態度を崩していない。フランスは政治的に未知の海域に入ろうとしている、現状では安定した多数派は形成されていないし、左派はマクロンとの連立を否定。そして、マクロンも左派も、極右勢力との連立を排除している。

11/26 12:32
0255文字
紅茶.
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2冊目のアフェアーズ。特にピーク・チャイナについて様々な意見あり。バイデン撤退前のレポートが多く、注釈はあるが、読みにくかった。
0255文字
tokko
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これからのアメリカの外交戦略は世界中に影響を与えるだろうし、場合によってはアジアもきな臭くなるだろう。特にトランプが2期目の大統領となれば、同じ轍は踏むはずがない。日韓と米の関係がそれほど強固なものにならなければ、中台の関係もどうなるかわからない。民主党のハリスも支持率を上げてきているようなので、これからどうなるのか本当に予測がつかない。
0255文字
molysk
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「貿易で紛争を防げるか――貿易と平和の真実」貿易の拡大は紛争を抑制するのか、あるいは促進するのか。冷戦後に中国の世界貿易への参加を促した当時の米国は、貿易の拡大が戦争のリスクを下げると考えていた。だが、対中脅威を感じ取った現在は、過去の政策は失敗だったとして、貿易の制限が戦争のリスクを下げると考えているようだ。世界経済と国際安全保障の関係を過去に学べば、通商は平和の促進には役に立たないし、有害でもない。両方の作用を持つ。この複雑な関係を謙虚に受け止め、米国の政策担当者は正しい判断を下していかねばならない。
0255文字
鮫島英一
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「世俗社会と宗教」が一番興味深かったが、理由は二つのアンケート結果。「宗教が自分の人生で非常に重要な位置を占める」と答えた人は11%だが、アメリカの人口に占める教会に帰属する割合が88%(20世紀はほぼ70%、2020年は50%)と結果が矛盾している。連邦最高裁は1962年公立学校において学校主催の祈祷を行うことは憲法の国教条項に違反と判決しているが、近年ルイジアナ州やオクラホマ州では聖書の授業を必須としているようだ。これらはリベラル的価値観が書き換えられつつあることを意味するのではないだろうか?
鮫島英一

急増する中南米の移民はカトリック教徒は大半だろうから、その点も考慮する必要があると思うが、米国で起きている変化を説明する重要な記事のように僕は思えた。

08/18 21:51
0255文字
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フォーリン・アフェアーズ・リポート 2024年8月号評価100感想・レビュー5