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人類歴史哲学考(五) (岩波文庫 青N608-5)

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春ドーナツ
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若かりしゲーテに薫陶を与え、大学では2年間カントの講義を受けたヘルダー。晩年の手紙によると、カントの話題は豊富で魅力に富み、終生感謝の気持ちを抱いていたことがわかる。本書、第一部、第二部をカントから批判されて、事実上文壇から追放されてしまった生涯に思いを致すとき、彼の手紙が胸に沁みる。カントが生徒たちに強調したことは「自分で考えろ! 考え抜け!」だった。ヘルダーは18世紀の文人とは思えない、現代に通ずる発想が散見される。カントの教えを実践してからの、「笑ゥせぇるすまん」から借用すると「ドーン!」。ヘルダー
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