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学問の家 大槻家の人びと: 玄沢から文彦まで

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江戸蘭学の中心人物として著名な大槻玄沢だが、その息子・玄幹と磐渓、磐渓の息子・如電と文彦もまた学者として名高い。磐渓は開国論者であり、西洋砲術を学んだ人物だが、その行動が面白い。1854年ペリー再来航の際、漁舟で旗艦ポーハタン号の舷側に寄せ、同艦に乗船していた清人に漢詩を贈った。吉田松陰はこの件を聞きつけ、磐渓のもとを訪ね後日の参考にしたのだとか。世に聞こえた松陰の密航未遂事件に仙台藩の人物が関わっていたとは。幕末、広島の頼家と並び賞された一関の大槻家。一関が生んだ、多彩な分野に功績を残した学者達を描く。
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