形式:Kindle版
出版社:短歌研究社
「短歌研究賞」は二つとも趣味的に合わなかった。坂井修一『鷗外守』はどうも鷗外が苦手だった。山田富士郎『UFO』も天文学がいまいち苦手なのかもしれない。そんな中で佐藤モニカ「いにしへの盾」が良かった。家族詠も苦手なのだが子との繋がり「子の漢字ノートに幾度も書かれたり生きる生きる生きるの文字が」で子供のいじめ問題かと思わせて病気の母を思う息子の気持ちだった。「子の好きなアニメ「はたらく細胞」に強敵としてがん細胞あり」「ある朝を紋章のごと鳥はゐていにしへの盾くきやかに見ゆ」ゲームみたいな歌だが実感がこもっている
https://note.com/aoyadokari/n/n0263da24ae28
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「短歌研究賞」は二つとも趣味的に合わなかった。坂井修一『鷗外守』はどうも鷗外が苦手だった。山田富士郎『UFO』も天文学がいまいち苦手なのかもしれない。そんな中で佐藤モニカ「いにしへの盾」が良かった。家族詠も苦手なのだが子との繋がり「子の漢字ノートに幾度も書かれたり生きる生きる生きるの文字が」で子供のいじめ問題かと思わせて病気の母を思う息子の気持ちだった。「子の好きなアニメ「はたらく細胞」に強敵としてがん細胞あり」「ある朝を紋章のごと鳥はゐていにしへの盾くきやかに見ゆ」ゲームみたいな歌だが実感がこもっている
https://note.com/aoyadokari/n/n0263da24ae28