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アショーカ王伝 (ちくま学芸文庫サ-53-2)

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ホシ
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インド亜大陸をほぼ統一し、仏教に帰依したアショーカ王の伝説。仏教を保護し、釈尊や仏弟子に纏わる国土内の各聖地に膨大な数の石柱を建てたというアショーカは間違いなく、その後の仏教伝播に大きな影響を与えたと思います。王の功績が中心で仏の教えに関する記述は少ないですが、物語性に富んでいて面白く読みました。アショーカ王の物語もさることながら息子のクナーラや弟のヴィータショーカが仏教に帰依していく物語も良かった。人間界に生まれた苦しみを苦しみとして受け止め生きることに悟りの道が開ける。そんな事を考えました。
0255文字
Mits
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実在の人物らしいのだが、伝わっているエピソードはおおむね神話の類だ。当時のインドにあっても仏教は他の宗教とは一線を画すものであったらしいのだけど、仏教の尊さ自体は全くわからないw 最期の「半アーマラカ果」のエピソードだけは妙に生々しくてなんだか考えさせられる。この部分だけでも読んだ価値があったかもしれない。
0255文字
yoneyama
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古代インドマウリヤ朝のアショーカ王は仏教を盛んにした。B.C.268 、史上初の北インド統一だ。仏教経典にアショーカ王の誕生からオリーサ州カリンガ国を滅ぼし、殺戮に懺悔して帰依する話が語られる。1982年刊、2023年ちくま学術文庫化。残虐すぎる世俗の中の世俗王アショーカが心を入れ替えていく仏教的な書物によって古代アショーカ王の生涯が記録されていた。詩篇が多く挿入され、ストーリー部分は割と早く読める。でも詩篇が味わい深そう、もう一回読みたいな。
0255文字
よしおか のぼる
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ネタバレ何彼につけてスケールがでかい。
0255文字
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