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在日サッカー、国境を越える ――国籍ってなんだ? (ちくまQブックス)

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きじょん
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「サッカー×在日コリアン」にロックオンする木村元彦さん、Jリーグでも活躍した安英学選手を熱烈取材するの巻。FIFAに加盟できない地域や民族が集まった、ConIFAなる競技団体が世界大会を開催。ミャンマーで迫害を受けるロヒンギャ、スリランカの少数派タミルのチームなどが参加、日本からは安選手率いる在日コリアンチームが出場したそう。チームのエンブレムは朝鮮半島をあしらいつつも枠の色はジャパンブルー。ロンドン大会では現地在住の日本人が声援を送ったとのこと、ジーンときた。こんな動きもあること、心にとどめておきたい。
0255文字
joyjoy
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続けてちくまQブックス。アン・ヨンハ氏のサッカー人生。彼の誠実さに何度も涙を誘われた。橋を架ける、越境人的な視点というのが、またしてもトルストイの「生きとし生けるものへの幸福の希求」とどこかでつながっているように感じられた。個人的な思いを超えた何かがあることで、周囲に伝わっていくもの、周囲を動かす原動力となるものが生まれていくのかも。
0255文字
AMOROS
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【図書館本】
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ファルコファン
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在日コリアンの無名のサッカー選手と無名コーチが二人三脚で、Jリーグ・Kリーグ・ワールドカップ北朝鮮代表選手になるまでのサクセスストーリー…に見える。しかし読んでいるうちに1952年に国籍を奪われ朝鮮籍になったこと、朝鮮学校が各種学校にしかなれないため実力があっても公式戦に出場できないなど、日本政府の政策が壁になっていることが自然に分かってくる。オフサイドもよく分からない自分が読んで面白かった。
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アキ
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在日コリアン・安 英学は、朝鮮高級学校で全国高校選手権の予選で敗退し、高校でサッカーをやめて朝銀信用組合に就職するつもりだった。しかしバレーボールを断念して就職したいとこに「お前、本当は続けたいんだろ」とボソリと言われた。そこからアルビレックス新潟をJ1に昇格させて、北朝鮮代表としてW杯に出場し、韓国Kリーグでもプレイし、38歳で引退するまで、国籍や民族を超えて応援され続けた。北朝鮮の拉致が明らかになった頃も、実直な彼は周囲から信用された。本書は在日コリアンがConFIFAとして出場した大会にも言及する。
0255文字
takao
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ふむ
0255文字
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