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五木寛之×栗山英樹 「対話」の力

感想・レビュー
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ジロウ
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ネタバレ作家の五木寛之さんとWBC元監督の栗山英樹さんによる対談集。仏教に造詣が深い五木さんと指揮官として選手と向き合ってきたお二人に共通することは「違いを否定しない」ことだと感じた。必要以上に人と人とを比べず、人それぞれの違いを個性として受け入れる。その姿勢が伝わってきてとても清々しい内容だった。「本を読むのも大事だけれど、できるだけ人に会って話をし『人を読む』のも大事。」私自身、人と話すのは疲れるし苦手だが、そういう謙虚な気持ちで人と対話するのも悪くないと思えた一冊でした。
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まり男
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ネタバレ情報は、「情」がないといかん。事実だけでなく、数字や事実の裏にある、人の心を伝えて「情報」。それから、ソ連のもっとも野蛮な侵略兵たちが、歌を歌うとき、ハーモニーになっていた、誰かが歌を歌い始めると、それに高音部をつけ、低音部を歌う人がおり、綺麗なハーモニーになっていた。日本は斉唱しかなく、大きな声で元気に歌うのが歌だったという2つの話が心に残った。
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ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ五木寛之さんと栗山英樹さんの対談。ふたりの対談がとても異色で手に取りました。五木さんはもとより栗山さんの知識の広さに驚きました。選手としては一流ではなかった。選手として芽が出たとたん難病を患う。ただ野球に対する情熱があり 挫折があったからこそ栗山さんがあるのだと知りました。五木さんに対する接し方を見ていると改めて凄い人だと思いました。
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けんとまん1007
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「会話」ではなく「対話」であることの意義を考えながら読んだ。稀代のお二人による対話は、まるで、その場にいるような感じすら受ける。自力と利他の精神・思考。お二人の、絶えず学び続ける意志と、人に対する捉え方が、なるほどと頷ける。人との出会いには、自分ではコントロールできな部分もあるが、その場をどう生かすのかは自分次第。それにしても、毎日3枚のコラムを何十年も・・というのが、凄すぎる。
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あみやけ
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五木寛之さんがすごいのは当然として、やっぱり栗山さんもすごい。選手として売り出し中の頃から知ってたし、人柄は感じてたし、栗山さんの出身大学が僕の第一志望だったこともありそれなりに気にしてはいましたが、この本を読んで改めてその素晴らしさを感じました。大谷選手は最初の監督が栗山さんで本当に運が良かった。大谷選手は本当に運をもってます。もちろん、それを導いている力だと思いますが。見えない他力は大事ですね。僕もそれを引き込めるように精進したいです。自己満足でも。
J D

栗山さんの本は何冊か読みましたが、素晴らしい人だなと思いました。大谷選手は栗山監督に出会ってなければかなり違った人生だったのではないかと思っています。

01/05 21:37
あみやけ

JDさん、本当にそう思います。出会いって大切ですね😌それを生かす力があってこそですが。

01/05 22:08
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starbro
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五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。五木寛之×栗山英樹 の対談集、五木寛之も大谷翔平ファンの模様、90歳超でも執筆が出来るのは、大谷翔平からPOWERを貰っているからかも知れません。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000990.000018219.html
ちち123

90歳なんですね。大谷さんからパワー貰っててもすごいですね。自分が90の時は出来なさそうで想像すると怖いです。

12/26 05:57
starbro

ちち123さん、五木 寛之は、現状92歳、史上初の人生100年現役作家になるかも知れません(^_-)-☆

12/26 07:37
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Cenacolo(チェナコーロ)
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ネタバレお二人の不思議な対談であり、心温まる内容であった。余談として、所々のWBCや大谷翔平ネタも魅力的であった。翔平の本気で楽しむことと、3年後、5年後を見据えて努力するなど人生感が興味深い。印象的なのは、人間同士はなかなか分かり合え無いもの。また、人間はわからないものという発想で進まないといけない。自力即他力。人生は矛盾する2つの絡み合いの中で進んでいくもの。五木さんが92歳で、まだまだ対談出来ることも素晴らしい。人生は生きているだけでも意味がある。五木さんが栗山さんの迷いをどちらも正しいと肯定する所が深い。
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lonely_jean
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栗山さんはもう野球指導者としてはやるべきことを全てやってしまって、余生しかないような状態になっているのかと思いきや、情熱を保っていて脱帽。90歳を越えて自然に書き続けている五木さんもすごい。超人的な人はいるものだ。
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takuya
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五木さんが先生、栗山さんが生徒といった関係。 みんなが熱狂したWBCの時の様子を絡めながら、 進んでいく。五木さんが語る大谷翔平の凄いところ、 栗山さんが教えてくれる大谷翔平の秘密。 しかし、栗山さん、あんなに凄い方なのに、 五木さんの前では、低姿勢、常に教えを乞う姿、 凄い方は、いつまでも謙虚である。
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funkypunkyempty
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★★★★
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保兵衛
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図書館予約本。2024年10月NHK出版発行。五木寛之と栗山英樹との対談を文書化したもの。おもに野球についての対談で、2023年暮れから2024年初頭にかけて行われた2回の対談集。栗山が疑問質問を投げて、五木が答えるという形式。それほど重要でシリアスな話題ではなく、雑談みたいなもの・・と思う。
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localpocky
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読んでいて清々しく気持ちの良い対談本でした。作家と元プロ野球監督という組み合わせがユニークですね。和やかな空気で進む対談に、お互いのリスペクトを感じました。
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