形式:単行本
出版社:東京創元社
形式:Kindle版
登場人物の多彩な顔ぶれ。殊に同室のカルステア(カルシー)とは一生の友に。フレステル公太子と側近のヴィスマン、意外な変貌を見せたアトリア国からきたマナラン(妃)。ジルを目の敵にし、ハスティアを侵略するドリドラヴ大王国の竜王ウシュル•ガルと3バカ息子。そして新しい世界の希望の星、ジルの甥リッツェン。リッツェンのその後の活躍も気になるが、単発ものらしい。
独りで逝くと覚悟したその時、シッカリシロと亡き父の声が聞こえ、リッツェンとカルステアが手を引き上げ、「ばかばっちゃん」と何度もリッツェンが罵ってくれたことを思い出す。自分の生命は自分独りのものではないと…。繋がっているのだと…。真実の銀を身の内に集め力を蓄えた時《月影の乙女》が現れるのだ。
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