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みんなを嫌いマン

感想・レビュー
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青
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全体のムードは今まで以上に漫画的。思い出す作品(チェンソーマン、EVOL)がないかといえば嘘になるけど、文字だけでこれほどの熾烈さを表現することの凄さに感動する
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あわわ
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ネタバレ作者の人、介護入門とか好きそう。与えられるものが当たり前になる現象とか、ありがたさが飽和する状況とかは、現実世界に通ずる部分あるのかなと思った。恋愛関係とか。愛情や感謝を軸にして、スーパーヒーローと世間、っていう比喩で、日々の私たちの生活を揶揄してるのかなと思ったら、最後の最後に大どんでん返しでビックリした。比喩とか揶揄とかじゃなくシッカリ物語だった。愛せる器があるっていうのはある意味不幸なのかもしれなかったね。中盤ぐらいに、もう投げ出して欲しい、と思ってしまった。アナタに幸せになってほしい、と思った。
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やえ
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残念ながら、天才はいつだって出てくる。でも、私が勝つから。
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めんち
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ネタバレタイトルに惹かれて。地球外生命体に対抗できるのはスーパーパワーを持つ自分だけで、唯一の理解者は小学生の弟のみ。そんな状況で奴隷のように人類を救い続ける大学生の、人類に対する陰鬱な文句が独特の文体で綴られる物語。話は短いけどオチも良くて結構好き。他の作品が読みたくなった。
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coolgang1957
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ネタバレ薄い本やからってちょっと気を抜いてました。さっぱりわかりませんでした。守るマンが自己否定になっていくのが見てて辛いよね、自意識過剰気味ではあるけど、スーパーパワー=大人と考えたらどうなのかとも思ったけど違うよなぁ。弟はキリストでした…も理解できてません。〝みんな〟は〝普通〟に生きて死んで、今もマシンガン持ったテロリストにも爆弾積んだドローンにもスマホカメラ向けようとしてて、嫌われてしまうのか。もしくは芸術が立ち塞がるのか。いやいや哲学的でしたね💧
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kyon
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ネタバレヒーローは孤独だ。苦しみも弱さも我慢して、いつの間にかみんなを守ることが当たり前。下手すりゃ批難にさらされる。そんなヒーローの本音は、その正体を知りたがるマスコミやミーハーなファンたちを心底嫌って軽蔑している。もしもヒーローの正体がこんな風だったら…。という妄想のようなストーリーと著者のお得意の文体、徹底的な厭世観が面白い。唯一秘密を知る弟の真意こそが謎で恐怖を感じた。
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樽宮
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ネタバレ読んでる間ずっと言いすぎだろと思っていました そんな文字数使って人間が愚かであることを強調しなくていいじゃん、みんな愚かしい側面を持って生きてるんだからと思っていた 至はどこにでもいる普通の人なはずなのに、全人類のことを嫌いながら愛せる能力を持っていて、だから神のような何かにヒーローとして選ばれてしまったのだと思うと悲しかった
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りんご
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にがあい。苦いわあ。なぜかスーパーヒーローの主人公が日本に来る地球外生命体をやっつけ続けるお話。ヒーローの苦難。賞賛と批判に晒され続ける。難しい漢字や新しい単語が多い目で、今の人がわざとそうやって書いてるのかな。結論は切れ味あってひやっとしたけど、ちょっと落ち着いて考えたら苦悩するヒーローもののよくありそうなエンドかも。いや、私はひやっとしたよ。
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zakuro
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本を読まずに作家になったみたいなことをラジオで言っておられたので興味を持った。不必要と思える難しい言葉をわざと使っている意味はないようだが、そんなこと考えなくていいのだ。エヴァンゲリオンみたいな世界観でヒーローをやっている大学生の苦悩とか母親目線をもっと描けば純文学ぽくなるし、闘いとか謎の弟に焦点をあてればエンタメにもなりうる。こういうお方が従来のカタのようなものをどんどんぶっ壊していくがいいさ。
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☆よいこ
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グロ鬱ワンパンマン▽上原至(いたる)はスーパーパワーに目覚め、地球外生命体と闘う。身バレ防止のために紙袋を被り普段着で闘う至は「みんなを守るマン」と名乗ったことから「みん守」と呼ばれる。スーパーレーダーは容赦なく至を呼び出し、不死身のみん守は捨て身な戦いを強いられ傷つく。自称ファンは危険地帯に勝手に入り死ぬ、政府はアホ、マスコミはゴミ▽正義感というより義務感で闘うヒーロー。漫画家さんが書いてるので漫画チック。反出生主義。若者新語多め。小中学生にはおすすめしません。2024.10刊
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さけ!
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☆☆☆ モチーフはおもしろいと思いました。もっとエンタメのほうに振って、みん守のキャラクターとか日常のほうとかを過剰すぎるくらいにしてくれたほうがよりおもしろかったかもしれない。新しい言葉がたくさん出てきてその度にちょっと引っかかってしまったような。これはわたしがものを知らんだけですね。
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hutaro
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一般人を代表して謝りたくなる。ヒーロー目線からすれば、無償で人々を救って(しかも全身ズタボロになりながら)感謝こそされ決して自分の正体を暴こうと人々に取り囲まれるなんてあってはなならないのに、そう上手くいかない。一般人目線からすれば超人的な力を持ったヒーローは憧れの対象であるとともに、畏怖すべき存在でもあるから、正体を知るために躍起になるのも無理はないと思う。行き過ぎているとは思うが。ヒーローが一般人を嫌っていても誰も文句は言えない。というか、こんなんじゃ確実に嫌いだろうね。ヒーローの苦悩は続く。☆3.5
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toriaez
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ネタバレ救いのなさよ……。みんなを守るマンは、みんなを嫌いマン。嫌われるの怖いマンで、身動き取れないマン。降りかかる、自分の人生と一ミリも関係ない理不尽。めげてもめげても、自殺さえ許してもらえず。自分にも他人にも幻滅させられ続けて。ただ延々と、僅かに上げられてはその何倍も落とされ。唯一の理解者であった弟まで得体の知れない何かだったなんて。愛の才能、との表現もあったが、基本的に普通の感性をもった青年だけに痛ましい。凌辱。だが世間への皮肉や、自傷を超えてもはや自慰的な自己批判があまりに流暢で、痛快さも感じてしまった。
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はるぱ
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ネタバレ(プチネタバレ)初読みの作家さん。漫画家でもある25歳か。なぜかスーパーパワーを付与されてしまったために地球外生物から人類を守るハメになったフツーの学生の懊悩を描く。無邪気な無思想こそがもっとも罪深い。エンタメの皮を被ったテイの純文学で、密度の濃い作品として堪能した。他の作品も興味出てきたところ。
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西前結城
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リアリティのあるヒーローの苦悩に焦点を合わせた作品。 アイドルオタクなので、みんなには他の人がいるけど、みん守にはみんなしかいないって言葉に切なくなった。 戦闘も絵がありありと浮かぶ描写だがさらりと終わるし、苦悩は小説って媒体だからこそここまで心にくるものだな。 おもしろかった。
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headbanger
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ページにびっしりと並んだ活字の表現が濃密で、少ないページ数でありながら読み応えあり。
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たぬき
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ネタバレ昔見ていた特撮ものはヒーロー周辺の狭い人間関係の物語が多かったが、その事件の報道のされ方とか、怪人やヒーローについて近くの市民や遠い国の人とかがどう思ってるかとか考えたことなかったな。がんばれみん守。
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魚
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ぼちぼち
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ぺ
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ネタバレ題名と表紙と冒頭で気になって読んでみた。ヒーローとしてみんなを守って、でも民衆は好き勝手言って、そりゃ心が追いつかなくなるよな。/みんなを守るマンを一番批判的な目で見ているのはいつだって至だった。/俺にはみんなしかいないのに、みんなには、みんなには俺以外がいっぱいいるんだよ。わかんねえと思うけど、俺にはそうとしか思えないんだよ/人間はみんな、慎ましく与えられた世界でだけ身の丈にあった愛を求めるべきなのだろうか。どうして自分は、助けたら助けた分だけ愛されたいと願ってしまうのだろうか。
ぺ

近いうちに助けなければよかったと幻滅する日が来ることなんて分かっているのに、それでも必ず、必ず手を差し伸べずにはいられなかった。助けても助けられなくても後悔が待っているのなら、一時の独善的な幸福を味わう道を選んだ。救いようのない無様な生き物であったが、そうして自己嫌悪の中に僅かな誇りを見つけて生きているのだ。

12/07 21:26
ぺ

最低なことが重なると、最低なことが重なってくれて、一度にみんな考えられなくなってよかったと、かえって気が楽になることがある。真性の悲観論者は幸福こそ恐れた。そして彼は今夜、自分の言葉で地球人に伝えようとしたって無駄で、いつだって行動で見せなければ理解されないことを学んだのだ。アン・サリヴァンを諾って民衆には己を理解するための器官が生まれつき久落しているのだと考えるべきだ。

12/07 21:27
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のらくろ
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タイトルと冒頭の文章が強烈で思わず手にとった本。イマドキっぽい雰囲気の、令和ヒーロー物語。ヒーローとは元来孤独なものであるが、どこまでも人間臭くどうしようもない苦しみが、息をつく間もなく読者に流れこんでくる。 「今までどんなに心細くなっても頑なに耐え忍んできたのは、一番最初に耐えた自分を台無しにしないためだ」主人公が誰にも理解されない孤独に縋り、苦しむシーンは、何故か、読んでいて涙が止まらなった。死にたいと思うくらい毎日苦しいのに、それでも生きてるのは、自分で自分に呪いをかけているせいかもしれない。
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けだままりも
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ネタバレ本の帯を見て、もし人間のヒーローが実在したらどういう気持ちで悪と対峙するのかが気になって購入。なるほど、たしかに自分がヒーローになったら似たような感情を抱くかもしれない。作者の表現力が凄くて頭の中で描写が自然と湧き出るほどでした。特に「篠突く雨がアイスピックみたいに彼の感覚をとんがらせて躍った。」という表現が文字通り心に刺さった。ただストーリー的にはテンポはあまり良くなく、最後の展開も途中で読めてしまったのでイマイチでした。ただ表現力すんごい。
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亜希
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ネタバレある日突然スーパーパワーを手に入れた大学生の上原至。”みんなを守るマン”として戦う彼は、いつまでみんなを救えばいいのか―。サイン本で購入。『赤泥棒』、『地ごく』は好きだったけれど、今作は合わなかった。160ページと短いのに話があまり進まないというか、”先が気になる”ということがなく…言い方が悪いけれど、だったらもう辞めるか死ねば?と思った。この内容なら短編で十分な気がする。終盤の辿との会話は好きでした。
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slice
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こんなことを言ってしまって申し訳ないが、この作品の全体に渡るヒーローの苦痛的な部分は前例がかなり多数ある。ので、既視感の多い読後感となってしまった。この作品にもっとも近い例を上げると、ギャグ漫画家うすた京介の『ショルダータックルヤスザキマン』である。嘘だと思うひとは読んでみて欲しい。「みんなを嫌いマン」は「ショルダータックルヤスザキマン」である。アンチヒーロー(アイロニックヒーロー?)的な作品は五万とあるが、そのなかで突出する魅力を兼ね備えるものであったかと聞かれると正直な話、微妙だった。
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世田
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こんなにも情熱的に嫌えるのは、信じられないくらいの愛があるからだ。到底人間には想像もつかないような超次元的愛だ。 (p120)
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佐屋
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絶賛ほうぼうに激推し中の献鹿狸太朗、その新作を読まずにいられようか、否、ない。過去一痛み(物理)に満ち満ちた一冊で、正直読んでいてかなりしんどく、読んでプラスな気持ちは一切得られませんでした。完。皆を守る「ヒーロー」の陰の部分にフォーカスした、と言うとあまりに陳腐なのだけど、「守られる人間」ってまじで糞、こんな、あんな、人間の形をした糞袋を守る必要なんてないのでは、という葛藤も許されない、ヒーローは残酷で救いゼロ。献鹿作品としてまずは『赤泥棒』をわたしは勧めるけれども、でも本作も嫌いじゃないです。
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そなそな
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ネタバレ★★★☆☆地球外生命体から人々を守るヒーローの正体は大学生の至。自分がなりたいと望んだわけでもないのに与えられたスーパーパワー。絶対に逃れられない使命を背負わされた苦しみ、葛藤が圧倒的な描写で描かれていて読み進めるのが辛かった。妙に子供らしくない辿に違和感はありましたがまさか…最後はホラー。読み終えてそりゃそうだと納得のタイトルでした。
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りえぴょん
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ネタバレ意外と切なかった。スーパービームが出せたり、地球外生命体から受けた傷もあっという間に治ったりと超人的な能力を兼ね備えていても、その心はナイーブで繊細、みんなの注目の的であるにも関わらず、その実は人知れず孤独であった。人間の浅ましさやいやらしさを突く表現に思わず笑わずにはいられないが、内心ドキリとさせられる。例え表現も毎回面白くて上手い、時代をよく表していて、お恥ずかしながらついていけない表現も多々あった(検索必須だった)。結局辿は地球外生命体なの?? 私はそう読んでしまったが、どうなのかしら。図
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海街空
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ネタバレ『赤泥棒』に続き、献鹿狸太朗さん二作目。 「持つもの」であるがゆえの、大きな反動。 人間の「業」にまつわる話であるため今回も好みのテーマ性である。 相変わらずの凄まじい表現力。 そして、「スーパー〇〇」の汎用性がすごい。
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DDたぬき
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読み始めは異能力ヒーローもので合わないかもと感じていたが、満更でもない主人公が自身の虚栄心に蝕まれ自己嫌悪に陥る様があまりにも人間そのもので気付けば釘付け。彼は特別なので。表舞台に立つ人間であれば誰しも当てはまるであろう苦悩や葛藤が痛々しいほど残酷に描かれる。同じ熱量を保って仕事をしても同じ熱量で愛され続けようなんて無謀という一節が印象的。
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おれ
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ネタバレある日、英雄として特殊な能力を手にいれた主人公。 地球に神出鬼没で現れる地球外生命体と戦う日々。 スーパーパワーで敵を薙ぎ倒し、相手に攻撃をされても一瞬で治ってしまう生粋のスーパーマン能力。 「地球の生命体を救うのは自分しかいない、みんなに必要とされている!」 特別な力を与えられた人間は崇拝されるが、同時に有無も言わさず強すぎる能力を手に入れてしまったことで 全人類を守らなければいけなくなってしまった。 自分で選ぶことができないという理不尽さと強さの対比が苦しかった。
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PEN-F
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地球外生命体から世界を守ることを義務付けられた“みんなを守るマン”の苦悩や葛藤、怒り、そして正義のヒーローとは何かを描いた秀作。ヒーローが民衆を守ることは当然の事実だと認識している民衆の無責任の概念。守ってもらうことが当たり前であるという民意が“みんなを守るマン”の精神を蝕んでいく。一度でも任務に失敗すれば苛烈な批判に晒され、任務成功の際は最低限且つ当然の結果と受け流す。そして彼は気付いてしまう。彼の精神や肉体の健全性を奪ってしまったのは地球外生命体ではなく地球内生命体なのだと。
ねむねむあくび♪

PENくんのこのレビュー、めちゃいいね!!^_^。作品は心えぐられそうだけど😂ww

11/04 07:27
PEN-F

ねむねむちゃん、たしかにそだね!主婦の皆さまは家事をしてもらうのが当たり前って思われてたら腹が立つわな😂 主婦も正義のヒーローと同じだよね😌 ...そう、この作品は心がえぐられます😭笑

11/04 11:42
8件のコメントを全て見る
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K20
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面白かった。TikTokとかMBTI診断のワードとか出てきて令和だなあと思った。この作家さんは初読み。
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ぜんまい
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本屋でタイトルと装丁に惹かれて怖いもの見たさで購入。斬新なストーリーで途中までは面白く読めたが、展開に意外性も捻りもなく最後は少し飽きてしまった。残念。
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asami
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地球外生命体を相手に戦う正義のヒーロー、みんなを守るマン。通称みん守。敵が現れればスーパーワープで現場に駆けつけ命がけで戦う日々を送る。人々の身勝手な期待、中傷、称賛‥主人公の至は碇シンジ並に繊細でひたすら内向して思い悩む。自分のことは誰も助けてくれない、本当は誰も助けたくない、どうせ自分なんか‥と陰気くさいヒーローが斬新。最後の展開は衝撃だった。
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白点
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4時間くらいで読めた
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波多野七月
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敵は地球外生命体か、はたまた善良であるはずの人間か。正義の味方を求める人々に「反吐が出る」と口にしたならば、きっと眉を顰められるだろう。正義の味方であることを課せられた、青年の悲鳴に切り裂かれる。初めて、ヒーローに「逃げろ」と叫びたくなった。
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わちばら
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本を開いてからあっという間に読み終わってしまった。ものすごい濃厚な時間を過ごさせて頂きました。これこそまさに『映画化してもおかしくないのではないか』と思えると同時に『この本の面白さは、日本語の文章でしか表せない。映像では無理』と思いました。途中でオチは読めたが、それでつまらないと感じさせない語彙力、文章力。とにかくすごいものを読んだ…と感嘆のため息と共に閉じる本でした。狸太朗先生は痛々しいオタクの解像度がものすごく高いので、そこも見どころです。
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グリズリー🐻
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謎のパワーを手に入れた平々凡々な大学生・至が、「みんなを守るマン」として地球外生命体と日々闘う。なぜ、特別な力があると問答無用で闘わないといけないのか?卑しい人間が作り上げてきたヒーローの概念を根底から覆す、正しさだけではない正義が炸裂する異色の物語。 勝手に押し付けて、見返りはなしで、寧ろ助けてもらった後も「ヒーロー然とした」言葉や振る舞いを求める。誰がそんなヤツ等を守りたいと思うのか。ヒーローの悲痛な心の叫びに、浅はかな自分自身を顧みるキッカケとなる作品。
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もちこ
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こんなにも正義の味方、みんなのヒーローという存在が可哀想と思う日が来るなんて思わなかった。 でも言われてみれば確かに、「ヒーロー」なんて世間が押し付けている幻想で、一般人が二足のわらじでやる仕事ではないよな…と思う。 なんの相談もなく、無償で、命懸けで、大勢の人の命を守る使命を与えられるなんて、私なら耐えられない。 この本を読んでしまったら、ヒーローものを普通の目で見られなくなってしまうなぁ。 衝撃的な一作でした…。
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keisuke
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献鹿狸太郎らしさ全開。タイトルからしてもうらしいが、話がまた。『マン』ってなんだろうと思ったら本当にそういうヒーローの『マン』なんだけど、当然普通のヒーローではなく。タイトルは自分の気持ちなのか、どうなのか。めちゃくちゃ人が好きな人なのか、本っ当に人が大嫌いな人なのか、関わりたく無いから遠巻きに眺めてるだけな人なのか。たまに読むととても刺激がある作風。
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