形式:単行本
出版社:講談社
近いうちに助けなければよかったと幻滅する日が来ることなんて分かっているのに、それでも必ず、必ず手を差し伸べずにはいられなかった。助けても助けられなくても後悔が待っているのなら、一時の独善的な幸福を味わう道を選んだ。救いようのない無様な生き物であったが、そうして自己嫌悪の中に僅かな誇りを見つけて生きているのだ。
最低なことが重なると、最低なことが重なってくれて、一度にみんな考えられなくなってよかったと、かえって気が楽になることがある。真性の悲観論者は幸福こそ恐れた。そして彼は今夜、自分の言葉で地球人に伝えようとしたって無駄で、いつだって行動で見せなければ理解されないことを学んだのだ。アン・サリヴァンを諾って民衆には己を理解するための器官が生まれつき久落しているのだと考えるべきだ。
PENくんのこのレビュー、めちゃいいね!!^_^。作品は心えぐられそうだけど😂ww
ねむねむちゃん、たしかにそだね!主婦の皆さまは家事をしてもらうのが当たり前って思われてたら腹が立つわな😂 主婦も正義のヒーローと同じだよね😌 ...そう、この作品は心がえぐられます😭笑
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