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大震災’95 (河出文庫)

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Yes
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ネタバレ体験記的なものかと思っていたが、市井の声とかではないものが多かった。「とにかく揺れがでかかった、その被害が酷い」という話をしているが、東日本大震災のことを思うと「まだ上があるんだよなあ」と思ってしまった。阪神淡路大震災のおかげで揺れに対する対策が強化され、東日本大震災ではほぼ津波による被害だけになったと言えるので、無駄ではなかった。地震の種類もプレート型?と直下型で違うし。首都直下を想定して読むほうが実感が湧くかもしれない。活断層という概念がこの頃にはあまりなかったのには驚いた。我々は前に進んでるんだな。
0255文字
どら猫さとっち
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「日本沈没」「首都消失」など、日本SFの巨匠・小松左京が体験した、阪神淡路大震災。地震発生前後から、被災した都市や人々の暮らし、周囲の人たちの苦しみを綴りながら、専門家との対談やインタビューを交え、構成した震災の記録。あれから30年、東日本大震災や昨年の能登半島大震災などの地震にあった。本書を読み、それを今後の復興や予防に生かすことが必要だ。しかし、その震災の知恵が生かされなかったのが、心底残念だ。
0255文字
海燕
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震災から30年を控え、新装版が出たのを機に初めて手に取る。私は当時京都に住まいしており、この時の地震がこれまでに経験した最大の揺れである。著者は箕面の自宅で被災。震災を記録することの義務感から、毎日新聞に宇宙に関する連載を予定していたのを変更し、4月から一年に渡り、震災をテーマに連載。特に震災当日や震度観測についての記録は貴重だ。地震予知について地震学者と真面目に語っているのには時代を感じる。対談の相手が研究者に偏っていて、県や市の行政とも意見を交わしていればもっと実態に迫れただろうと思う。
0255文字
源次/びめいだー
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小松左京先生による、1995年の阪神・淡路大震災の記録。良かったです。
0255文字
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大震災’95 (河出文庫)評価50感想・レビュー4