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饒舌な動植物たち: ヒトの聴覚を超えて交わされる、クジラの恋の歌、ミツバチのダンス、魚を誘うサンゴ

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COPEN
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クジラの歌やコウモリの超音波のことは知っていたが、ゾウヤカメサンゴ礁など人間には聞こえない音の世界を知ることができた画期的な本だ。バッカー氏の語りも簡潔でわかりやすい。生物音響学がこれからの人間と生き物を繋ぐ架け橋になることは間違いない。
0255文字
Sosseki
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クジラの歌については聞いたことがあったが、亀、魚、サンゴが「声/音」を出すとは想像さえしていなかったし、まして、コミュニケーションを取っているとは!植物の音/声については判断が難しいようだが、音/声を受け取る能力があるのだから、人間に分からなくともあって不思議ではない。こうもりの超音波、ミツバチのダンスも音が出ているのだから、人間だけに言語、ひいては、意識や感情があると考えるのはもはや傲慢では。生物音響学という言葉は初めて聞いたが、これで人間以外の動植物のコミュニケーションの解明や保護が果たせますように。
Sosseki

人工の音が動物だけでなく、昆虫や植物にさえ影響を与えているとは再生可能エネルギーで海洋発電が進められているが、振動の影響はないのだろうか。心配だ。人間だけが住む地球は存続できないだそうし、寂しい。

02/02 08:22
0255文字
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饒舌な動植物たち: ヒトの聴覚を超えて交わされる、クジラの恋の歌、ミツバチのダンス、魚を誘うサンゴ評価100感想・レビュー2