読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
4

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
xivia | ゼビア
新着
安定の玉石混合 わたしの研究に近い鵜飼先生と納富先生の文章がよかった。
0255文字
にたいも
新着
作曲家の阿部海太郎さんの「小さな亡命」pp.117-122 1998年と2004-5年のフランス留学を描く。どのようにして阿部海太郎さんがあの「限りなくユニークで、かつ共感を得る開かれたもの」を作るアーティストになり得たのか、一端を垣間見ることができる。美しい文章。そして、まっすぐに見つめる目。/鵜飼哲「パリから〈南〉へ」pp.8-13 1980年代のパリ、そしてパレスチナ。
0255文字
Atsumi_SAKURADA
新着
長期留学は、いまここでの閉塞感の解決策には必ずしもならないものの、現状の問題の種類を変えてはくれるかもしれません。そうした年単位の留学を経て、各業界で活躍なさっている方々による寄稿集です。もちろん、生存者バイアスの集積ですが、それは先達の背中から自分の足元へと視線を辿らせた読者にとって、「道が拓くこともある」という希望の示唆でもあります。少なくとも「ここにいるしかない」という信念を解毒する読後の作用があるなら、即時的なご利益を説くビジネス書や自己啓発本よりは青年の目に触れるところにあるべき本なのでしょう。
0255文字
Y.T.
新着
研究者の留学エッセイをまとめた一冊。一番印象に残ったのは斎藤幸平のウィズリアン大学卒業式の写真(81)で、①丸坊主に角帽、②裸眼、③中途半端に曲がったピース、の三点セットで面白かった。それ以外には(1)中国でクィア・スタディーズを研究することの困難さに直面した福永玄弥、(2)イタリアでの8年間の留学生活を描いた桑木野幸司、(3)デンマーク留学によってキルケゴールの「臨床家」としての言葉の含意への理解が深まった鈴木祐丞、のエッセイが面白かった。
0255文字
全4件中 1-4 件を表示

この本を登録した読書家

現代思想 2024年11月臨時増刊号 現代思想+ わたしの留学記評価73感想・レビュー4