形式:文庫
出版社:新潮社
形式:Kindle版
悪夢のようで怖い。真相を知ったら、なお怖い。ホラー×イヤミス 戦慄と衝撃の二重奏『夫の骨』を凌駕する、傑作短編集亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹(「魂疫」)。縁切り神社で行われる、奇妙な“儀式”(表題作)。忌まわしき伝承を持つ鐘が鳴るとき(「声失せ」)。原因不明の熱に苦しむ息子に寄り添う私に近づいてきた女(「影祓え」)。身近な者の災難や死が切り裂いた日常。煉獄の扉を開くのは、無念を抱く冷たい死者か、あなたの傍らで熱を放つ家族か。禁忌を踏みこえた先に見える真相。戦慄のホラー・ミステリー短編集。
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